マーケティング

間違いだらけの事業計画の闇

うーん、なんだかなぁと正直思う、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

何がって、「事業再構築補助金」です。

だいぶ、大風呂敷を広げた感があって、
当初から注意をしていたところでは
あったんですけど・・・。

嘘・大げさ・紛らわしい。

このどれかには当たりそうな
情報ばっかり流れてましたが…。

適切なものになってきてる、
かなとは思いつつ。

いきなり公式情報が
アップデートされるので、
いやはや、どうなることやら。

シレッと公募要領もアップデート。

まぁ、補助金様式に合わせて、
事業計画を立てようとしている段階で、
すでに経営者としてはNG。

やるべきことは事業再構築であって、
補助金獲得じゃないし。

っと、キツイことを
言ったりしているボクですけど。

だいたい、例示で挙げられている
再構築例がアカンわぁっと思いつつ。

でね、

ランチェスター戦略では、
おなじみのこちらの表。

商品・地域・客層、
っときますけど・・・。

中小零細弱小会社が絶対に
やっちゃいけないのは、
非関連多角化、ですからね。

屏風と中小零細弱小会社は
広げると、倒れる。

だいたい、
失敗する社長・経営者って、

商品を増やして、
地域を広げて、
客層を増やして・・・

失敗していくのです。

地方のショッピングモールとか
これの典型、ですけどね。。。

様々な人がくるように、
お店がちゃんぽん状態。。。

中小零細弱小会社なのに、
非関連多角化をしようと
するところもめちゃ多い

んですけど・・・。

タダでさえ低い戦力が
分散したら勝てるわけがない。

っていうか、
勝たなくてもいいんですよ、
負けなければ。

ただね、

非関連多角化した戦闘力は、
負けるほどしかないのですよ、
中小零細弱小会社では、ね。

再構築例とかって、
非関連多角化のいい例ですわ。。。

ランチェスター経営の
竹田陽一先生が

弱者の経営戦略17カ条を
次のように定めています。

【弱者の経営戦略17カ条】

第1条
弱者の社長は1位作りに
強い願望と熱意を持て

第2条
自社よりも大きな会社は
攻撃目標にするな

第3条
弱者は強い会社と
同じ方法で経営せず

違ったやり方をせよ

第4条
1位作りの目標は
対象を細分化して発見せよ

第5条
弱者は市場規模が小さな商品で
1位になることを目ざせ

第6条
弱者は商品の幅は狭くして
経営力の分散を防げ

第7条
弱者は市場規模が小さな地域で
1位になることを目ざせ

第8条
弱者は営業地域の最大範囲を
狭くせよ

第9条
弱者は市場規模が
小さな業界や客層で

1位になること目ざせ

第10条
目標には1位になれるだけの
戦術力を投入せよ

第11条
弱者は間接販売を避けて
最終利用者へ直接販売することを重視せよ

第12条
弱者はお客に感謝の心を伝え
お客の維持力を高めよ

第13条
弱者は人の力がより有効に発揮できる
組織システムを作れ

第14条
弱者は資金の固定化を防ぎ
経理の仕事は簡単にせよ

第15条
弱者の社長は朝型を中心に
3200時間以上仕事をせよ

第16条
弱者の社長は経営戦略の研究に力を入れ
上位3%に入る実力を身につけよ

第17条
弱者は調子に乗るな。
小さな成功で生活内容を変えるな。

中小零細弱会社は、これ、
印刷して、デスクに貼っといてください。

トイレにも、貼っておいてください。

間違えているからこそ、
稼げてない、のですから。

んでもって、事業計画を立てるときも、
まずは、弱者の経営戦略17カ条を
見てください。

で、事業計画を立ててください。

んで、計画を立て終わったら、
弱者の経営戦略17カ条に適合してるか
チェックをしてみてください。

これだけで、事業計画は、
かなり、良いものになります。

まぁ、第一条に反するような、
熱量のない計画とか、
めちゃいっぱい…出てきますから。

ほんと、悲しいぐらいに、ね。

んでもってね、マジでアカンわ!
っと、ツッコんでるんですけど。

この事業再構築って、
このまま作っていくと、

売手のエゴ丸出し

の再構築ですから、ね。

本業でどうしようもないから、
捨てて、他業に行く。

本業の売上が下がったから、
思い切って業態・業種を変えて、
売上の確保を図る。

・・・

・・・

そうじゃねーよと、
声を大にして言いたい。

購買を決めるのは、
国でも、事業計画でもない。

買うか買わないかの
決定権は100パーセント
お客様にある。

っていう基本的なこと、
忘れてないかい?

って、ボクはツッコんでます。

マーケッター的にはあれですよ、

顧客の夜も眠れないほどの
痛みを解決するのがあなたのお仕事

なんて話をするわけ、ですが。

新しい商品・サービスを
開発するときの原理原則。

avatar

さわちゅう

まずは、お客を見つける。
そのあと、その人が欲しがる
商品をつくる。

 

っていうこと、なんですよね。

幸せにできる人で、
幸せにしたい人を
まずは見つける。

そして、その人が、

夜も眠れないほどの
悩み・痛みはなにか?

ってことを考えるんです。

でね、

その悩み・痛みを、
私ならどのように、
解決することができるのか?

ってことを考えて、考えて、
商品・サービスを開発して、
情報発信をしていく、のです。

起点はお客様である必要が
常に、常に、あるわけです。

これが、顧客起点。

んでもってね、

事業再構築をするのであれば、
顧客起点で事業再構築しないと、
絶対にうまくはいかないのです。

というのもね、

そんなん、誰が買うの?

っていう商品・サービスを
作っちゃうから、ですよ。

売れないものを作っても、
環境に悪いだけ、ですから。

そして、

あなたを不幸にする。

でね、ボクらが考えておかないと
いけないこと。

それは、

お客様の真の欲求は
マズローの欲求5段階では
どこにあたるのか?

っということ。

一見すると、安全の欲求レベルに
見えてくる欲求であっても、

真の欲求は

自己実現の欲求だったり、
承認欲求だったりするわけ、です。

真に求めているのは、

物質的欲求じゃなくて、
精神的欲求だった

っていうことは非常に、
非常によくあるお話、なのです。

売り手側が見誤っている例として😅

なんで見誤るのか、というと、

夜も眠れないほどの
悩み・痛みはなにか?

っという質問に、
答えられていないから、
なわけですよ。

だからこそ、

提供する解決方法だって、
誤ったものになるわけ、です。

さらにさらに、

なぜ、

夜も眠れないほどの
悩み・痛みはなにか?

っという質問に、
答えられていないか?というと、

幸せにできる人で、
幸せにしたい人を
見つけられていないから。

なんですよね。

スタート時点で間違っとる、
っというお話なわけ、です。

顧客起点で考えろって言ってるのに、
その顧客が既に間違っていれば、
そりゃ、あかんよね、っというところ。

真の事業再構築とは、

顧客起点で変わる

ということです。

自分で言うのもなんですが、
ボク、それなりに能力のある人です。笑

で、やっぱりよく分かるのが、

この人は
変われる人か、
変われない人なのか。

だったりもします。

シンプルな選択肢を
ここに提示するとね、

未来への覚悟を選ぶか。
未来への恐れを選ぶか。

なんですよね。

未来への恐れを選べば、
現状の延長線でしか、
ビジネスはできていけません。

変わらないからね、結局。

覚悟を選べば、描いた未来に
適切に行ける可能性は高くなるけど。

さて、

どっちを選びますか?

変わらないと
言われるために、

変わり続ける。

これはずっと言い続けていますが、
日々、変化・進化していないと、
廃れていくだけなのです。

毎日、ちょっとしたことを、
変化させ続けていく。

生き残っていくために、
必要な考え方、なのです。

ボクらは死ぬために生きている、
わけではあるんですけど、

死ぬことより、
生きることは
大変なことなわけで。

毎日、ほんの少し変わるだけで、
1年、2年、3年・・・で、
かなり、大きな変化になるんです。

micro behavior changes

積み重ねていきましょうよ、
新しい自分の未来を。

それが、出現する未来、
思っても見ない、とんでもなく
新しくて素晴らしい未来。

これにつながっていくのです。

即断・即決・実践・責任。

できてない方は、是非、
紙に書いて、いたるところに、
貼ってください。

できてない自分に、
ハッとしますから、ね。

でね、こうやって日々、
変わり続けられている人こそ、
事業再構築ができるんです。

たまにやってくる
ビッグチェンジであっても、
覚悟が決まる、からね。

日々変われていない人が、
いきなり変わろうたって、
そうは問屋がおろしません。

ということもあって、

日々、変わり続けるんですよ。
変わらないと言われるために。

覚悟を決めるってことを、
やり続けていれば、
自然と覚悟は決まりますから。

覚悟なれっちゃあ、
覚悟なれ、なんですけどね😚

 

千里の道も、一歩から。

あなたの事業計画は
いったい誰の何のためですか?

自分のためですか?
適切なあの人のためですか?

まずは、日々変わり続けること。
すべてはそこから、始まります。

誰の、何のために、と問われれば、
幸せにしたい人を幸せにするために、
っと、ボクは答えるわけ、ですけど。

利他があってからの
自利、ですよ。

利他だけでもダメ、ですけど。

利他が先にあって、
自利=自分のワクワクがある。

最低限、これぐらいの事業計画、
できてないとアカンのですよ😅

 

今日の一言計画のための計画は、ただの古紙。






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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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