マーケティング

百万円で魂売る 補助金の暗黒面

断ることこそ肝心だと考えている、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

今週、ようやく、持続化補助金
<低感染リスク型ビジネス枠>の
第一弾が終わり・・・。

一時支援金がラストスパート、
事業再構築補助金は開始せず、
暗中模索な状態が続く・・・。

そして、今もなお、
ブログ経由でご相談が
相次いでいるわけです。

寝る暇が・・・ない。
お家に帰れ・・・ない。

でね、

補助金業務、大得意ではある、
んですけど、結構、断ります。

得意だからこそ、断るんです。

より正確に言うと、
「やめといたら?」って、
アドバイスするわけです。

最終的に断念してもらう。

それは、クライアントを
ダークサイドに落とさないために。

5月4日あたりから、
ずっとお仕事はピーク。

May the Fourth be with You.
スターウォーズの日、あたりから。
(May the 4th、ということよ😘)

今週、3件も美容室の改装絡みで
持続化補助金のミーティング😆

もはや、美容室専門。笑

でもね、全部、「やめといたら?」
って、話をしているわけ、ですよ。

というのもね、
<低感染リスク型ビジネス枠>
って要件として、

補助対象経費の全額が
対人接触機会の減少
資する取組であること

ということになってまして😅

これをね美容室で実現しようと
していくとさ・・・

透明パーティーション立てたり、
個室化を進めたりする・・・
んですけど。

ちょっとまってほしいのよね。

というのもね、

ボクに相談・依頼が来る美容室って、
元々、席数が少ない小さな美容室、
これが多いわけ、ですよ。

1席のところも多いけど、
2席・3席のところがほとんど。

ということは、ですよ、

最初からほとんど個室みたいな
感じなところが多いわけ。

だからこそ、

これ以上、個室化を進めると、
非常に居心地が悪くなる。

圧迫感、出るし。

んでもって、

癒やしの空間とか、
居心地のいい空間とか、
エネルギーが高い空間、

こういうのを意識して
美容室を作ってきたのに、

それをぶっ壊す異質なもの、
入れていいんかいな?って、
ボクは思うわけです。

透明パーティーションが
お客様との間にあるだけで、
心の距離は確実に離れるし。

ボクのクライアントの
実に90%の美容室は
ヘナを使ってるんですけど、

そういうところに来るお客様、
対人接触機会の減少、
本当にもとめてますか???

っということを、
一つ一つ、ボクは確認してるのです。

で、話を進めていくとさ、
対人接触機会の減少を求める人、

去年の3月以降、一度も来てない。

なんてデータが出てきたり、
するわけ、ですよ。

んでもって、そういう人、
困った人がほとんどで、

「来てくれなくて、助かってる」(本音)

なんて、言葉が出てきたり
するわけ、ですよ、マジで。

ええっと、

そういう招かざる客を
招くために、補助金使ってやるの?

って、思うわけですよ。

 

・・・

・・・ちゃうでしょ?

今も来てくれている、

幸せにしたい人で
幸せにできる人を
幸せにするために

ビジネスをしてるんですから、
その人たちのために、
改装なりなんなりをする必要、

これがあると、ボクは考えるのです。
すごく、シンプルな思考、ですが。

補助金のために、
改装なんてしちゃだめです。

でね、やっぱり、
こんな世の中でも来てくれる人、

あなたがいるから、
来たんです。

あなただから、
買いたいんです。

あなたがいるから、
契約したんです。

こう言ってくれてると
おんなじなんですよね、ほんと。

業者とお客の関係、
じゃなくて、

パートナー

という相互にいい影響を
与えられる存在に、
なっているわけ、ですよ。

そんな人を大切にしないで、
どーすんのよ?って、
ボクは問うわけ、です。

大切にすべきお客様は、
よりあなたとの対人接触機会、
これを蜜にしたいと考えている。

こっちのほうが、
より自然で、シンプルです。

でも、

そんな自然の摂理に逆らって、
補助金というお金に目がくらみ、

お客様のことなんかないがしろにして、
突っ込んでいく経営者・社長が
めちゃくっちゃ多いんです。

お金が絡むと正常な判断が
できなくなることの、典型😱

ダークサイドに落ちるわけ、です。

たった百万円で、あなたの魂を
本当に売ってしまっていいの?

ボクは問うわけ、です。

ボクが補助金やその事業計画を
考えるときに使うシンプルなフレーム。

想い(ロマン・マインド)、
これが第一優先です。

ここがしっかりしてなければ
アウト、です。

しかも、

ロマン・マインドは、
他の要素に侵されてはいけない
絶対不可侵な要素です。

その上で、論理的であって、
ソロバン勘定があっている。

でもって、

これで出来上がったものが、
公募要領にあっていれば、
補助金を進めてもOKです。

一方で、

公募要領に当てはまらない
のであれば、避けたほうが無難。

癒やしの空間や
居心地の良い空間、

こんなロマンやマインドを
持っている・目指している美容室。

これがね、変な工事をすれば、
世界観・空気感が壊れます。

人間性・自然性を
コンセプトにしてるのに、
そこに人工物を思いっきり混ぜる

こんな状態ですから、ね。

だからこそ、

たった百万そこそこの補助金、
これを得ようとしたばかりに、
大切なお客様を失う。

こういうことに
なりかねない。

というか、なる。苦笑

ザ・本末転倒、なわけです。

 

だからこそ、ロマン・マインドは
絶対不可侵、なんです。

公募要領や論理・そろばんに
曲げられてはいけないのです。

特に公募要領は強力に
曲げてこようとしてきますが。苦笑

でね、多くの経営者・社長が
公募要領から考えていくんで、
ダークサイドに落ちるわけ、ですよ。

で、補助金をもらって、
売上が下がって、利益も下がって、
経営もダークサイドに落ちていく。

でね、

ロマン・マインドに従った、
論理・そろばんがあり、
公募要領にも該当する

第一段階クリア、
だけじゃあ、まだダメで。

それだけじゃあ、
採択されにくいわけ、ですよ。

できあがってきた事業計画等は
バランスが取れてないと
アカンのです。

バランスが取れてるかは、
この4つの観点から考えます。

批判的に、見ていくのです。

まずは、顧客起点になってるか。
顧客視点で考えてみるんです。

ロマン・マインドと違うこと、
やってないか? とか、

お客さんが本当に、
望んでいることなのか?

とか、考えてみるわけです。

次に、自分視点で見る。
ワクワクします?それで?

って、チェックする。

次に、敵観。
ライバルからみて、どうよ?

っていう感じ。

最後に、審査観。
審査する側からすると、
どうなのか?で、チェックです。

 

でね、ボソッと言っておくと、
例えば美容室で「ヘナ」を使ってるとか、

本当の強みじゃない

ですからね。

商材・商品は、
強みじゃない。

特に審査観で見てみると、
これは強く感じます。

というのもね、

審査する側はめっちゃたくさん、
「うちの強みは自然由来のヘナを…」
っていう文章、見てるはずなんです。

いっぱいある。苦笑
唯一無二じゃない。

だから、強みじゃない。

敵観から見ても、
「うちも使ってるしー」
って、なるわけ、ですよ。

ということは、ですよ、

お客様が本当にあなたを選んでいる
理由はそこじゃない、んですよね。

本当の強みが、見つけられてない。

それじゃあ、事業計画として、
弱いわけ、ですよ。

第一段階で既に、
何かが間違っている可能性、
これが高いわけ、です。

審査側からするとさ、

ロマン・マインドが
伝わってこない事業計画って、
臭うわけですよ。

実現可能性が少ない臭いが。
誰かが作り込んでる臭いが。

本補助金事業は、

小規模事業者自らが
自社の経営を見つめ直し、

経営計画及び補助事業計画を
作成した上で行う

新たなビジネスやサービス、
生産プロセスの導入等の取組を
支援するものです。

外部のアドバイスを
受けること自体は
問題ありませんが、

事業者自らが検討しているような
記載が見られない場合、
採択の対象となりません

のでご注意ください。

って、公募要領に
書いてあるけど、ね😅

そりゃ、落ちても、
文句は言えんのよ、マジで。

ある補助金では審査側が

某中小企業診断士の団体が
使っているフォーマットの書類が
提出されたら全部落とす(不採択)

って、言ってたのもありましたけど😱

まぁ、名前だけ変えて、
コピペに近いやつが相当数、
出てたんだろうなと思いつつ・・・。

こういうこともあるからさ、

ロマン・マインドは、
絶対不可侵、なわけですよ。

もちろん、

あなた自身が侵しても
ダメなわけですよ。

ロマン・マインドは、
自分にとっても、
嘘偽りのないもの、で😆

でね、この二段階を突破して、
最後は、様式に落とし込むわけ、です。

様式に落とし込むときには、

形式美の追究が
真の美しさを表現する

っていうことを
忘れてはならない、のです。

よくね、指定されてるんですよ。

この版で、このフォントで、
このページ数で、
ここにインデックスを、

とか。

こういう形式美、
守られてなければアウトです。

審査前に落ちる
と考えたほうが良い。

でね、

余白をしっかりとる

読みやすい表・グラフ

現実的な写真を使う
(でも見やすい写真)

など、読みやすい工夫も
あえてする必要があるわけ、です。

読みにくい書類、見にくい書類は
醜い書類となって、評価は低くなる。

審査書類は、
あなたの分身です。

身なりを整えてあげないと、ね。

形式美、つまり、外観美が
まずは美しくなければ、

あなたの真実の美、
インナービューティーは
伝わらない、のです。

特に、補助金審査は
書面審査、ですからね。

まぁ、こういうことを、
ガッチリやってくからこそ、

ボクの補助金申請のクライアントは
ぐったりするわけ、です。苦笑

でも、

補助金をゲットしなくても、
自力で、今よりもさらに、
お客様のためになっていく。

んでもって、

しっかりお金をいただける、
お金を稼げる存在になっていく。

補助金を使わなくても、
十分、お客様からいただける。

ボク、これが本来の
正しい補助金の使い方だと、
考えているんですけど、ね。

ボクが大切にしている
コンセプト。

ノブレス・オブリージュ
- noblesse oblige

自分の本当の
才能・知識に気づいた人は、

その才能・知識を
社会に生かす責任を負うべきだ。

これが、ボクが定義している、
ノブレス・オブリージュ。

直訳すると

「高貴さは義務を強制する」、
ということ、なんですけど。

フランス語(で書かれた思想)の
内容なんですけど、ね。

これってさ、

自分自身を活かしきろ、
ってことなんだよね。

でね、

ノブレス・オブリージュを
見つけ出すきっかけになれば、
事業計画を立てる意味がある。

補助金なんて、いらないですよ。

商品=自分自身

これは、ボクが考える
究極のマーケティングの成果であり、
商品そのもの、です。

ノブレス・オブリージュを
体現した状態、です。

商品=自分自身、という、
マーケティングができると、
セールスそのものが不要になる。

売らなくても、売れる。

まぁ、ここまでやりこんで、
まだ補助金がもらえるのであれば、
それはそれでラッキー、ですけどね😘

でも、忘れちゃいけない。
ロマン・マインドは絶対不可侵。

 

千里の道も、一歩から。

あなたが補助金をもらうとき、
いつも、ロマン・マインドを
しっかり確認することから始める。

徹底して、順番を守る。

間違った順番で思考すると、
すぐ、ダークサイドに落ちる。

人って、思った以上に、
お金に思考を取られるから、ね。

ダークサイドに落ちると、
なかなか戻ってこれないのよね。

補助金・助成金で
魂売った経営者・社長、
見事なダークサイダーに・・・。

あ、

ダースベーダー、か😱

If you only knew
the power of the dark side.

I am your father.

なーんて、ダークサイドに落ちた
”先輩たち”が迫ってきても、
踏みとどまって欲しいところ・・・。

 

今日の一言May the Force be with you.






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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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