卒業って、便利な言葉だと思う
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
卒業。
そんな言葉が似合う
時期となりました。
で、本日、某社を最終勤務の
女子がお二人いらっしゃいました。
お疲れっした!
というわけで、
珍しくギフト購入。
高くていいものを買おうとしたら、
うちのパートナーたちから
「そんなに甘やかしちゃダメ!」
と怒られた。(苦笑)
「モンブランはさすがにダメでしょ」
とツッコミを浴びたので、パーカーです。
ほどほどで良いものに(笑)
アマゾンで買って、
ギフトラッピングしたので、
実は中身を見れていないという
ある意味、デンジャラス。
そして、値段がすぐ分かる、
というおまけつき(苦笑)
でね、卒業と言う言葉、
すごく便利。
自主退社というと、
トゲがあるときも、
卒業というと、なんかポジティブ。
次のステップがある予感が、
卒業と言う言葉には、
隠れているからでしょうね。
でね、この言い換え。
実は、マーケティング的には、
面白い使い方があるんです。
どんなこと?と言いますと・・・
商品・サービス名の言い換えは、
ライフサイクルを伸ばす。
これです。
商品・サービスには
ライフサイクルがある。
というのは、
よく言われる話。
はやり、すたり、
というやつね。
で、
ライフサイクルで
衰退期以降の商品・サービス。
これって、本当は抜本的に
改善・変更・変化しなければ、
どんどん廃れていく。
が、しかし、
これに抵抗する
簡単な方法。
それが、
商品・サービス名の
言い換え。
どのようにするか、
というとね・・・
漢字で表現していたものを、
カタカナにする。
カタカナで表現していたものを、
漢字にする。
たったこれだけ。
たったこれだけでも、
ライフサイクルは伸びる。
ライフサイクルが
導入期のものについては、
カタカナが反応が良い。
衰退期に入ったら、
漢字に変えると
反応が改善する。
こういう傾向にあるのです。
具体的に言うと・・・
一昔前に、
「アルカリイオン水」
と呼ばれたものは、
ほぼ、中身(構成)が変わらず、
現在は「水素水」
として売られている。
こう言う感じです。
こういうの、良くないですか?
ほとんどまったく同じなのに、
商品名をカタカナから漢字にする、
これだけで、売れるようになる。
他にもあったのが、
アニマルフォトグラファー
と名乗っていた人が、
家庭動物写真家
と名乗ったら、
急激に紹介・案件が増えた、
というお話も。
うむ、やっぱり、簡単な手法。
でも、なかなか使いどころが
難しい、実は玄人向けの
テクニックです。
このあたりは、
ライフサイクルの分析と、
ネーミング効果の分析をして、
テストしていくしかないんだろうな、と。
しっかりと、お客様の
反応を見て行く必要があります。
ま、こういう効果測定を
ちゃんとする人が
非常に少ないんですけど、ね。
というわけで、今日は、
身近にある、あれ?名前変わった?
的なお話を1つ、思い出してみましょう。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F