マーケティング

2日目のカレー ロマンチストの闇

集中したくなると料理を始める、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

ザ・繁忙期・・・なわけですけど、
輪をかけて忙しくなっていく。。。

事業復活支援金の事前確認しかり、
事業再構築補助金の打ち合わせしかり。

通常の業務にオンされるものが
多すぎる状態なわけですけど…。

ということで、超集中モード。
というわけで、料理を作ります。

ご飯を炊き、カレーを煮込む。

炊いてる時間内に集中して
シゴトを終わらせないと、
焦げます。

煮込んでる時間に集中して
シゴトを終わらせないと、
焦げます。

強制的な集中のお時間です😅

ほうれん草とブロッコリーの
ポークカレー

のはずが、

ほうれん草とブロッコリーが
溶けてほぼ、なくなりました😓

ゴロッと感、欲しかった…。

まぁ、しっかり、短時間で、
煮込みをかけたからね。。。

でね、

カレーのCMって、なんでこう、
美味しそうにグツグツ煮込まれてる
画が撮れると思います?

 

…あれ、絶対、通常の調理では
撮れない画、なんですよね・・・。

家庭でも、撮れはするんですけど。

CMのあのカレーの
煮込まれている様子が
美味しそうに見える理由。

それは・・・

食器用洗剤

です。

食器用洗剤を入れて、
グツグツさせてるのよね。

んでもって、

水槽とかに入れている
エアーポンプで
グツグツさせてたり

するわけですよ・・・😅

ザ・演出です。

そうやって、
世界観を創っているわけ。

世界観は、創るもの。
あなたの、オリジナルで。

でね、

ディズニーランドと普通のお店、
何が違うかっていえば、

語れる世界観があって、
世界観を語る人がいるか、

ってことが大きいんだと、
ボクは考えてはいます。

ということは、

語れる世界観があって、
世界観を語れる人がいれば、

世界観を体現できるお店・会社が
できる!っていうことなわけです。

だからこそ、

あなたの舞台での
社長の役割はなにか?
っていうとね。

どういうお店・会社を
創りたいか、
世界観を一貫して語る

っていうことだと、
ボクは考えています。

主語を入れ替えたら、
どんな会社でも使えてしまえそうな
ミッションなんて、意味がない。

そんなのは、
本当のミッションじゃない。

あなたの言葉で、
どんなお店・会社を創りたいか、
っていうのは、本当は語れるはず。

語れないのであれば、
商売なんてやめてしまえ、
って、ボクは思うわけですけど。

で、

その世界観を実現するために、
監督として、演出家として、
プロデュースする

ってのも、社長の役割です。

小道具を選びぬいて、

世界観を創り、
世界観を壊すものを
徹底的に排除する。

監督・演出家としての
社長の役割、です。

でね、

ディズニーランドって、
世界観の塊なわけですが、

その世界観が正しく、
キャストに伝わっていなければ、
世界観は崩れていくはずです。

まぁ、あれなんですよね、
世界観がしっかり伝わってないと、

キャストである従業員さんは、
いくらでも適当なことを
し始めるんですよね・・・。

世界観が崩れる備品、
勝手に買ったりしてますからね。

演出家の知らないところで、
勝手に、世界観が崩れてる・・・。

崩れるときは、ほんと、
小さな、小さなところから、
崩れていくわけです。

だからこそ、

細部まで細部まで、
こだわって、こだわって、
デザインしつくす。

神は細部に宿る。

細部に宿って頂くために、
細部までこだわって、
こだわってデザインし尽くす。

見えないものも含めて。

世界観を創るのは、
あなたのお仕事、です。

盛ったらすんげぇ豚肉感😭
野菜、どこ行っちゃったの・・・。

食べきれなかったものは、
即冷凍でストックです。

でね、よく、アホな人が、

「カレーは2日目が美味しい」

っと、言っているんですけど、
そういう人は絶対に、
信用してはイケない人です😩

いや、2日間、適正な衛生管理と
適正な温度で煮込み続けたのであれば、
まぁ、食べれなくはないと思いますよ。

それ以外の場合には、
危険な食べ物でしかない。

ウェルシュ菌大繁殖

で、食中毒でTHE END、
っていうのは結構多いわけ。

これ、実験したことが
あるんんですよね…。

培養して、観察してみたら、
とんでもないことに。。。

ダメ絶対。

食べきるのが原則で、
残すのであれば、粗熱をとったら、
すぐに冷凍庫で・・・。

冷凍庫でも、もって1週間…😭

セレウス菌、ボツリヌス菌なんかも
いるからねぇ。。。

低温調理とか、死にたいの?
って、思ってるけど。。。

一度、衛生チェックしてみ。
二度と、危ないこと、できなくなるから。

まぁ、二日目のカレーが美味しい、
と言っている人ってさ、

ロマンティスト

なんですよ・・・😅

経営でも、調理でも、
政治でも、行政でも、

ロマンは絶対に必要。

でもね、

ロマンだけじゃダメなのよ。

ボクが補助金やその事業計画を
考えるときに使うシンプルなフレーム。

想い(ロマン・マインド)、
これが第一優先です。

ここがしっかりしてなければ
アウト、です。

しかも、

ロマン・マインドは、
他の要素に侵されてはいけない
絶対不可侵な要素です。

その上で、論理的であって、
ソロバン勘定があっている。

でもって、

これで出来上がったものが、
公募要領にあっていれば、
補助金を進めてもOKです。

一方で、

公募要領に当てはまらない
のであれば、避けたほうが無難。

ロマン・マインドは
絶対不可侵、なんです。

世界観、ですから。

公募要領や論理・そろばんに
曲げられてはいけないのです。

特に公募要領は強力に
曲げてこようとしてきますが。苦笑

でね、多くの経営者・社長が
公募要領から考えていくんで、
ダークサイドに落ちるわけ、ですよ。

で、補助金をもらって、
売上が下がって、利益も下がって、
経営もダークサイドに落ちていく。

 

んでもって、

論理とソロバン

これがしっかりしてないと
いけないわけ、ですよ。

これが、非常に弱い。
客観性がない。

綿密に綿密に計算された、
お金の勘定。

これがないと、
まわらないのです。

とらぬ狸の皮算用、
じゃ、全然ダメなわけです。

ただ、論理とソロバンが
非常に甘い。

データもなにもないから、
とらぬ狸の皮算用、です。

渋沢栄一の論語と算盤も
改めて読みつつ、
この本たちも引っ張り出す。

読み継がれる本に
書かれていることって、

1つ1つが非常にシンプル

だよな、と思うばかり、です。

未来につづく会社になるための
論語と算盤

というコンセプトが秀逸すぎる。

この本で、先んじて、
渋沢栄一をとりあげてる、
というのは鳥肌モノ、です。

渋沢栄一は、
「商才は論語によって養える」
と説いています。

算盤は論語によってできている。

論語はまた算盤によって
本当の富が活動されるものである。

ゆえに論語と算盤は、
甚だ遠くして甚だ近いものである。

そして、

利益を棄てたる道徳は真正の道徳でなく、
又完全な富、正当な殖益には
必ず道徳が伴はなければならぬ筈のものである

とも説いています。

だからこそ、今、
渋沢栄一が選ばれたのか、
と、思うところ。

福沢諭吉の「学問のススメ」なんかも、
ボクが好きな本の一つ、です。

学問の要は活用にあるのみ。
活用なき学問は無学に等し。

とあるのですが、

これはボクが学んだことを
実践し続ける根幹を作った
言葉でもあります。

ほんと、シンプルな言葉。
でも、本質をズバッとえぐる。

そんな言葉のパワーに
圧倒されたのを覚えています。

そして、今でもそれは、
変わらないと、ボクは思うのです。

マーケッターとしては、

よりシンプルなもの、
より本質的なもの、

これを選ぶ時代に、
なってきてるんじゃないか、

という、仮説を実践しています。

 

前の時代が加える時代
今の時代は削ぎ落とす時代。

と、ボクは考えています。

過剰なまでも演出をして、
モノを売っていた時代。
本質を見失っていた時代。

でも、

新しい時代は
演出を抑え、本質を売る。

演出はしないわけじゃ、ない。

シンプルな本物だけが
選ばれていく時代。

自信があるから
シンプルなモノが
選ばれる時代。

自信があるからこそ、
本質的であるから、

無理がない。

無理がないからこそ、
持続的に発展することができる。

人にしても、会社にしても。
そして、その輪は、社会に広がり、
世界に広がる。

さらに、未来へ。

 

論語と算盤。
そして、シンプル。

これを究極までに探究し、
実践し続けること。

これがサスティナブルな
商品・サービス・社会を
創っていくんじゃないかな。

 

千里の道も、一歩から。

あなたは2日目のカレーに
いつもロマンを感じる人ですか?

実は、そういう人は、結構ヤバい。
適切に感情がコントロールできない。

まずいのは、ロマンに魅了されすぎて
すっかり毒されてしまっている状態😭

論理と算盤を忘れてしまうと、
もはやビジネスとは言えないのです。

んでもって、

ライフ・ワークとも言えない😅

 

そんなことを考えながら、
カレーを冷凍にまわしていた
ボクなのでした。

来週中には食べきらないと…。
といっても、1食分だけどね。

野菜は追加しないと・・・。
今度はかぼちゃかな。

 

今日の一言ロマンティストに、ご用心。






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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
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