豚肉を切ろうとしたら
自分の指を切った
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
いやぁ、やってしまった、
久々に。
トンカツを揚げていたんですけど、
油の温度が高くなりすぎて、
衣が黒こげに・・・。
で、衣とればいいじゃん!
という話になって、
取ろうと切っていたら・・・
ザックリと、
左手の人差し指を(汗)
なれたときこそ、
用心しないとね、
というお話でございます。
でね、マーケティングも
慣れてきたころ、プチ成功したころ、
これが一番危ない。
慣れてくるとね、
肝心なことを忘れ始める。
お客様に、どんな感情を
もってもらいたいか?
全ての行動は、この質問に答えてから。
これを忘れちゃう。
だからね、
テクニックに走って、
テクニックにこだわるがゆえに
テクニックで失敗する。
でも、本質は
テクニックじゃないんです。
ワクワクさせたいのか、
ドキドキさせたいのか。
希望を持たせたいのか、
安心を持たせたいのか。
期待させたいのか、
楽しませたいのか。
お客様が読んだ後、見たあとの
感情、ここから逆算する。
この思考方法を
忘れてはいけないのです。
でね、いろいろな販促物を作ると、
どーしても、残ることがあります。
で、ついつい、
「また使えるだろう・・・」
と、取っておくことが多いんです。
でもね、
たぶん、それ、
二度と使わないよ。
だってさ、
時代は流れて変わっていくし、
あなたも成長して変わっていく。
でしょ?
だからね、
今、作ったチラシと同じものを
1年後のあなたが作ってちゃ
本来ダメなんです。
だからこそ、捨てるんです。
最低限のデータだけ残して。
まだ食べられるからっと、
黒焦げになった衣を取ろうとすると
怪我をします(苦笑)
できが悪いものは、捨てる。
捨ててこそ、いいものができる。
これなんです。
反応が悪かった商品・サービス、
そして、販促物は思い切って捨てる。
いつまで抱えていたとしても、
それは不良在庫に過ぎない。
こだわらず、偏らず、
空の心で。
失敗を素直に認め、
廃棄するのが一番。
成功しても、謙虚にうけとめ、
次のステップに進むのだ。
現実に捨てなくても、
コンセプトやアイデアなど、
商品・サービス、販促物についた
無駄な【こだわり】
これを捨てるだけで
改善する場合もある。
まずは、捨てる。
これなんです。
あ、捨ててから、
もう一度、もって返ってくる、
これもありです。
が、基本的には
捨てたら、捨てっぱなしで
お願いします。
とはいえ、なかなか
在庫商品をさばくのは至難の業。
でもね、
在庫商品はずっと抱えていると、
貧乏光線が出はじめる。
これは、まずい。
だからこそ、
早めに処分する必要がある。
じゃあ、どうやったら
早く処分できるか、というと
単純に捨てちゃう、というのも手。
ただ、どうせだったら、
マーケティングに使う、
というのもいい。
安売りする、
のではありません。
安売りは、絶対にやっちゃだめ。
あなたの価値を低下させるので。
じゃあどうするの、
というと、
不良在庫商品は、
「何がでるかな?」の、
ギャンブル性で売りつくせ。
こんなことを
クライアントさんにはお伝えしています。
「わけ有りシークレット商品」
こういうコンセプトの
パッケージにしちゃう。
で、
何が買えるか
わからない商品
として売ってみる。
これがね、
意外と売れるんです。
ついつい、余分なものを
買ってしまう、
これが、
ギャンブル性商品の魅力。
で、お客様は、
商品を目的に買うんじゃないんですよ。
だって、何か分かんないもん。
では何を目的にするのか?
買うことそのもの
これを目的にして買うんです。
宝くじといっしょ。
どーせいいものじゃないんだろうけど、
もしかしたらいいものがあるんじゃないか
こういう根拠のない期待を
もちながら、わくわくしながら買う。
これなんですよ。
いまどきの言葉でいえば、
何が買えるかわからない商品を売るのは、
モノ消費ではなく、コト消費を促す
こんな感じでしょうか。
在庫もいっそうできるし、
お客様の満足度も上がる。
一度、やってみてください。
結構、やみつきになりますよ。
というわけで今日は、
宝くじを買ったときの気持ちになって、
ちょっとニヤニヤしてみましょう!
【アクセス】ファシリテーション株式会社
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