ガソリン代が地味に
高くなっているのが痛い
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
いや、ほんとまいった。
新車を買ってから、
意外と車を使わないといけない
案件が増えまして。
高速代・駐車場代が
増加しているところに、
ガソリン代の値上げラッシュ!
なんとか120円台前半で、
入れれることが多いですが・・・。
ちなみに、
ガソリンを数学的に
安く入れる方法、ご存知ですか?
非常にシンプルで
常に満タンにしておく
これなんです。
これをやっておくと、
平準化がおきるんです。
ので、平均をとると、
相対的に安くなる。
お試しアレ。
で、まぁ、ガソリン価格。
1円上がるとか、2円上がるとか。
これで、結構、大騒ぎになります。
もちろん、大きな会社では、
ちりも積もれば・・・で、
結構、大きなことになりますが。
中小零細企業や家庭では、
本当は、大きな騒ぎになることでは
ないのです。
ま、さすがに、リッター180円台に
なったときには、車をやめようかと
本気で考えましたが・・・。
でね、
価格の心理学ともいうべき
数字の落とし穴。
そこにはまってしまう
人間の悲しい性。
そんなことを、
特にガソリン価格では
顕著にみることができるのです。
それは・・・
「動く数字」の先頭に
人は敏感である。
ということ。
これどういうことか、
といいますと、ね。
ガソリン価格なんかだと、
124円 から 132円
これって、2桁目が
変わったでしょ?
122円 から 126円
これって、2桁目が
変わってないでしょ?
だいたい百の位は
変わんない。
で、ガソリンの場合には
2桁目が動くことがままある。
でね、そうすると、
動いた数字の先頭、
これに目が行く。
その下は、ほぼ関係ない。
重要なのは
2から3に変わったこと。
と、人間は認識しちゃうんです。
だからね、
同じ6円の値上げであっても、
動く数字の先頭が動いた場合、
つまり、
124円 から 132円
のほうが、
122円 から 126円
よりも値上がり感が強い。
158円が198円に値上げ。
198円が238円に値上げ。
同じ40円の値上げであっても、
最初の1桁の数字が
変わることによって、与える印象が違う。
こういう心理状態に
注意して価格を決定しないと
いけないのです。
高くするときは、
動く数字を上げないように
気をつける。
安くするときは、
動く数字を下げるようにする。
まだまだ価格にはいろいろな
心理要素が隠れているんですが、
20円理論
というのも、面白い考え方。
キリのいい値段より、
20円下げるとお徳感が出る。
1000円(税込み)で
商品を販売するよりも、
980円(税抜き)で
商品を販売したほうが
売上があがることが多い。
価格の末尾が000で
そろっているよりも、
中途半端になっていたほうが
お徳感を感じる。
これは、お客様に刷りこまれている
感覚なんです。
でね、これを利用するんです。
1980円、
5980円、
79、980円…。
で、20円ひくことをおススメすると、
ギリギリのところから引くひとが
いるんですが、それはNG。
おススメは、利益設定を
ちょっとあげてもらう。
それこそ、100円でも良いんです。
適正価格に少し上乗せした
販売価格を設定し、
そこから、20円引くこと。
なお、1000円未満の場合には、
20円ではなくて2円でOK。
2円ひいて、端数をつくるのです。
特に値上げをしたいときに、
使えるマーケティング・テクニックですので、
価格設定するときに思い出してくださいね。
というわけで、今日は、
最近、値上がったなと思うものを1つ、
思い出してみましょう!
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