日本語がまったく聞こえてこなかった
稼ぐ方程式をクライアントと共に
探究・実践する課題解決の外部頭脳
社外COO(スーパー・ファシリテーター)な
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
石垣島にいるわけなんですけども
トライアスロン後で観光客は少なめ。
でも
クルーズ船が来てるっぽいので
集団で移動する外国人の軍団。
中国語しか聞こえない😅
クルーズ船の一行とかぶると
身動きが取れない。。。
しかも…
普通のスーパーとか
普通の土産店とか
以前だったら行かなかったところに
観光バスで乗り付けてるんだな。。。
なっかなか、なっかなかな状況です。
まぁ結構ハレーションも
起きているみたいですが。
地元の人たちから
嫌われ始めているという😅
インバウンドには
来て欲しい人と
来てほしくない人がいる。
というか
日常は侵食されたくない
っていうのは本音でしょうね。。。
個人的にはインバウンドを
狙うってのは悪手だと考えてます。
いっときの利益は得られるけども
バブルでしかないものがある。
地元に嫌われるような事業者は
成長し続けることができないのです。
地元に選ばれ続けてなんぼです。
そのほうがサスティナブルですから。
インバウンド・ビジネスって
何がつらいかというと・・・
ずっと獲得し続けないといけない
ビジネスなんですよね。
ほとんど、リピートしない。
特に、観光地は。
一度来て、おしまいです。
都会は別です。爆買いとかあるから。
んでもってね
戦う相手が全世界の観光地
なわけなんですよね…。
ただ、インバウンドは来るわけで。
中小零細会社は最小限度の対応を
しておけば良いと思うのです。
英語・中国語のメニューを
用意しておいたり、翻訳アプリを入れる。
これぐらいで十分です。
あとは、相手にとって不自由に
させておけば良いんですよ。
相手にとって不自由なのも
それはそれで素敵な体験ですから。
全部が全部、快適にしてくれちゃうのは
別の国に来ている意味を消し去るので
いい体験とは決して言えないのです。
日本に留学しにくて
日本語は上達せずに
英語が上達する留学生(別科)
なんてあるんですけども…
それってどうなん?って思う。
日本に来たら日本を
楽しんでもらう。
そういうのが良いんじゃない?
インバウンドのリピーター獲得は
ほぼほぼ不可能になってくるわけ
なんですけども・・・
日本人のリピーターを獲得
ってのも観光地は結構、むずい。
というのも
一度行ったら、もういっか
っていうマインドが
できてしまうのが観光地です。
GWスタートって感じですが
なかなか去年行ったところに
今年も行こうってしないでしょ?
去年とは違うところに
せっかくだからいこう
ってなるはずです。
ボクみたいに石垣島に
行きまくっているのはレア。
(まぁ、オシゴトがメインですが)
でね、なんで別の観光地に
人々は行こうとするかというと
圧倒的な唯一無二の
観光地なんてない
っていうのが真実だからです。
どこもかしこも
・素晴らしく美しい自然
・ご飯が美味しい
とかばっかですから。苦笑
唯一無二じゃないんですよ。
素晴らしく美しい自然も
ご飯が美味しいところも
ソコだけではないのです。
唯一無二ってのは
最初から不可能なのです。
じゃあ、どうすれば観光地は
リピーターを獲得できるか
といえば
人間関係を構築させる
っていうことです。
ボクは石垣島に何人か
仲良くなった飲食店の
オーナーがいらっしゃいます。
お土産も仲良くなった
オーナーから買い付け。
…業者並みに買う人が
一緒についていますし。笑
おかげで売り切れ商品を
別枠で製造してもらって
取り置きまでしてもらえてる。
こういう関係性があるからこそ
ボクは石垣島に行くわけです。
んでもって
これをもっとシステマチックに
観光地側がしていくと
関係人口が増えていくのです。
互いに面白い人を
紹介し合うとかして。
自分のお客様をご紹介する
この流れを観光地全体で
作り出しておくのです。
ボクはユーザー側として
この流れをつくっています。
お店の人やオーナーに
面白い人を聞いています。
で、紹介されて行くわけです。
お店だけでなく人を
紹介してもらうってのがミソ。
そのほうが人間関係を
より構築しやすくなりますから。
その数珠つなぎが楽しいわけです。
だからこそまた
行きたくなるわけです。
これを観光地側の人間が
仕組み化しておくとよいのです。
美しい自然を見たい
よりも
あの人達に会いたい
っていうほうが動機として
強烈に人間には作用します。
だからこそ
ボクは石垣島に行くのです。
こーいうのが肉眼で
はっきり見える素敵さ・・・。
岡崎に帰って星が見えると
ホッとするのですが・・・
この星空は圧倒される。
っと同時に
同じ石垣島でも市街地にいると
ほとんど星が見えないので…
光害の強さを感じます。。。
名古屋に住みたくない理由も
ほとんど一緒なんですけどね。。。
物質的な豊かさは感じるのですが
精神的な豊かさは感じられないのです。
これって、人間として
不健全じゃない?って自問自答。
基本、野生児なので。
時代の潮流としては
物質的な豊かさではなく
精神的な豊かさを実現する
ってのがコンテンツの本質。
「土の時代」が崩壊して、
「風の時代」がやってきた。
アクエリアス時代は、
強い革新の時代。
今まで以上に
スピード感が要求される。
ありえない、
圧倒的なスピード、
これが要求される。
物質的なものから、
精神的なもの時代。
人は
ライスワークから解放され、
ライフ・ワークの世界へ。
目に見えないものが
大切にされる。
過去にしがみつくか
それとも、今を生き、
未来に生きるか。
どちらを選択するかは
あなた次第なのです。
決してナチュラリストとか
環境活動家とかではないボクですが。
少なくとも、ゴルフに来る人間だったり
ゴルフ場を新たにつくるような人間とは
別の種類の人間だったりはします。
今の時代にゴルフ場を新設するとか
正直、マーケッターとして
全く理解もできないですし。
今、ボクが
お手伝いしていることの一つが
潰れたゴルフ場やスキー場の跡地を
どうやって自然に戻すか
ってこと。
これめっちゃ好きなんですけども
めっちゃ難しいプロジェクトです。
生きている間に終わるかどうかも
怪しいんですけども・・・。
でも、これ、今後成長する分野だと
ボクは考えています。
世界中で使える技術ですから。
不自然な緑化をしない。
自然な自然を管理して創る。
めっちゃ難しいけども
発端は”フューチャーマッピング”
だったりするのです😊
でも、これってさ、
サスティナブルな
発展のための投資
だとボクは思うんですよね。
長期視点で描いた未来への投資。
短期視点の投機(投棄)とはベツモノ。
というボクはSDGsのキャンペーンとか
嫌いだたりするんですけどね。苦笑
善があれば偽善でも良いのですが
善がなくて偽善しかない人たちが
多すぎてね・・・。
本気でやっている人たちに
失礼すぎて、好きではないのです。
少なくともボクは
自然ってのが好きなので
石垣島・竹富島にいます。
海にもぐったりはしませんが
見られるものを好きなだけ見る。
ボクはナチュラルにいることを
常にモットーとしています。
無理しない。着飾らない。
変に作り込まない。
あるがままに。
これってさ
商品=自分自身
にしろってことなわけ
なんですけども。
私以外、私じゃないの。
当たり前だけどね。
って、歌詞があるけど、
そのとおりなわけ、ですよ。
この私ってのはね、
自分自身であって、
素の自分、ですわ。
着飾った、あなたじゃない。
等身大の、普通のあなた。
それこそが、最強の商品なのです。
これは、ボクが考える
究極のマーケティングの成果、
商品=自分自身、という、
マーケティングができると、
セールスそのものが不要になる。
売らなくても、売れる。
あなたから、ぜひ、買いたい。
こう言われる存在になる。
あなただから、
買いたいんです。あなたがいるから、
来たんです。あなたがいるから、
契約したんです。
こう言われる存在に、
ならなきゃいけないわけ、ですよ。
そうなるとね、
業者とお客の関係、
じゃなくて、
パートナー
という相互にいい影響を
与えられる存在に
なっていくわけですよ。
千里の道も、一歩から。
あなたがリピートして
いつも訪れる観光地とは?
自分が本当に望んだことを
適切に把握してみる。
まったく違った未来が
スゴく良く見えてくるかも。
物質的な体験は
一過性に過ぎない。
精神的な体験は
リピートするのです。
どちらを選ぶのかは
あなたの選択です。
そんなことを考えながら
埋め尽くされたトイレから
脱出してきたボクなのでした。
インバウンドのトイレ休憩に
地場のスーパーが使われる
ってのはなぁ。。。
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