マーケティング

ランサムウェアは学びの素材

結構派手にランサムウェアが流行してるなと思う

未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

今のところ、感染した、
というのは、クライアントから
報告はきていませんが・・・。

※ランサムウェアとは、「Ransom(身代金)」と
「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語です。

感染したパソコンに特定の制限をかけ、
その制限の解除と引き換えに金銭を要求する挙動から、
このような不正プログラムをランサムウェアと呼んでいます。

感染した場合に表示される画面の一例

IPAより https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170514-ransomware.html

もっとも、対策としては、
非常にシンプルで・・・。

・ウインドウズアップデートをかけて、
OSを最新状態にしておくこと。

・ウイルス対策ソフトを入れて、
最新のパターンファイルに更新しておくこと

・不用意に添付ファイルを開かない

この基本のキができていれば、
感染はかなり防げるのでしょう。

あとは、バックアップ。

クラウド領域に隔離して
バックアップをとっておく。

これで、万が一、暗号化されて、
戻せなくなったとしても、
別のPC等でファイルの復元が可能です。

そういえば、昔、

ファイルが全部、イカさん、タコさんに
なってしまった某プロフェッショナルが
いた気がします・・・。(イカタコウイルス)

ということで、

基本的なことを、
いかにきちんと、正しく、
継続してやっておくか

これが重要だ、ということです。

まだXPやVISTAを
使っているところあるんですよねぇ…。

基幹システムで、Windows3.1が
動いているのを見たこともありますが。
(しかも、最近。)

で、いまのところ、
あんまり身代金は集まっていない
ようですね。(ビットコインのデータを見ると。)

でね、このランサムウェアに
表示されているメッセージ、
マーケティング的にいいところついてます。

上の画像は、ランサムウェアのメッセージの
一部を拡大したものです。

マーケティング的に、
ポイントとなるところを
見ていくことにしましょう。

まず・・・

値上げすることを
期限を切って、予告する。

値上げするときのコツって、
値上げする日を決めて、
カウントダウンすることなんです。

そうするとね、
駆け込み客が増える。

損したくないので、
いっきに行動にお客様は動くのです。

カウントダウンタイマーとかを
つけると、非常に心が揺さぶられます。
(で、ボクはついつい買ってしまうのですが。)

でね、一番重要なのは、
期限がきたら、きちんと値上げする。

これなんですよね。

ここできっちり、値段をあげることが、
今後も、値上げをし続けるために重要なんです。

でね・・・

期間限定販売にする

この要素も、今回のランサムウェアには
メッセージとして組み込まれています。

もっとも、今回の場合は、
「販売」ではなく、「身代金」の
支払期限ではあるのですが・・・。

カウントダウンタイマー付で、

「ここまでに払わなかったら、
もう二度とファイルは戻せませんよ。」

と言ってます。

いつでも買えるものって、
いつでも買えるから買わないんです。

今、買ってもらいたい。

そういうときには、
ちゃんと期間限定にするんです。

で、値上げのときと同じように、
期限を決めたら、一切の販売をやめる。

 

…で、さらに効果的なのは、
一定の時間が経過したら、
再度販売を始める。

これで、最初には買えなかった、
買わなかった人に、買ってもらう、
これができるようになるんです。

あと、もうひとつ。
勉強になることがあります。

支払い方法を増やせ

これですよ、これ。

今回のランサムウェアの
金銭的被害が全世界的な流行に比べて、
小さく収まっている要因が、支払い方法。

今回のやつ、支払いが
ビットコインなんですよね。

ビットコイン、やっている人、
まだまだ少数です。

さらに、支払おうと思っても、
ビットコイン口座を開設するのに、
時間がかかるので・・・。

要求に応じて、「払おう」という
意思が固まったのに、払えなかった

という人が、結構いるんじゃないかなと
考えています。

これって、普通の商売でも同じ。

支払い方法が限定されちゃっていると、
せっかく買おうと思っている人が
支払えなくて、逃げちゃう。

こういうことが、おきるんです。

だから、支払い方法は、
できるかぎり増やしておく。

カード、電子マネー、コンビニ支払い、
現金、銀行口座。(できれば、複数の銀行口座を。)

 

おそらく、

ランサムウェアが要求した
支払い方法がビットコインではなく

カード払いやAmazonギフト券番号

だったら、爆発的に被害額が
増えていたものと思われます。

もっとも、すぐアカウントが
凍結されてしまうかとは思いますが…。

 

学ぶところがあるとはいえ、
ランサムウェアで金を
集めるというのは犯罪。

犯罪者にお金を払う前に、
まじめに、コツコツ、
ちゃんと対策をしましょう。

 

というわけで、今日は、

ウイルス対策ソフトの
パターンファイルを最新のものに
更新しておきましょう。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F


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