マーケティング

澤田的 先義後利の二面的意味

スーパーフライデーってすごいなという感じの
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

あれですよ、あれ、
ソフトバンクユーザーはお得
ってやつ。

これですよ、これ。
これのおかげで、

セブンイレブン、
どこもいっぱい・・・。

で、車も停められず・・・。

ようやく、夜になって、
空いてきたなと思って、
行ってみたら・・・

あらま、すっからかん。
ソフトバンクユーザー、
こんなにいるのね…。

プレミアムフライデーも、
これぐらい、見習ったほうが…。

「飲みに行ったら、
所得税1000円還付!」

みたいな感じで。(ムリですが)

 

でね、ソフトバンクさんは、
無料で配ることによって、
ユーザー満足度をあげている

わけなんですけど、
これって、先義後利の一種、
でもあるわけです。

先義後利、確かに美しい。

でもね、ちょっとだけ、
起業家の方には考えて欲しい
ことがあるんです。

というわけで、今日は

澤田的 先義後利の二面的意味

について、お伝えします。

ざっくりとした先義後利の定義

辞書的な意味での
先義後利とは・・・

道義を優先させ、利益を後回しにすること。
「義」は人として当然あるべき道の意。
「利」は利益のこと。

ということです。

だからね、
一般には、

道理を優先して、奉仕して、
あとから利益回収しなさい

といったような意味で
使われるかなと思います。

でね、これを

ああ、そうか!

と思って、起業家がやると
危険なんですよ。

 

どういうことがおきるか、
っていうと、

「ごめん、支払いが難しいから、
再来月にして!」

とかって、お客さんから
言われかねない(汗)

で、こっちのキャッシュフローが
周らなくなる・・・。

なんてことが、良くあるんです。

特に、デザイン、システム製作、
建設業なんていう業界で。

 

金がなければ、仕事があっても
ビジネスが成り立たない・・・

なんてことは、
あっちゃいけないんです。

けど、こういう過ちを
起業家はやりがちなんです。

 

だからね、

先義後利には、
ちょっと別の解釈を
しなければいけないのです。

で、この解釈をするときに、

仕事をもらう側なのか、
仕事を出す側なのか、

ということで場合分けをして、
考えなければいけないのです。

仕事をもらう側の先義後利

稼ぐ人と稼げない人の
大きな違いとして、

いつ支払いが行われるか?

っということを、ボクは、
基準としてみています。

稼ぐ人は、前払いビジネス。

仕事の完成よりも前に、
稼ぐ人はお金をいただいています。

だからこそ、次の仕事、
次の仕事に取り掛かることが
できたりもするんですが。

でね、仕事をもらう側としては、

「前払いで、お金をいただく」

このために、「義」をまず払い、
「利」として、前払いでお金をいただく。

この循環を作んないと、
ビジネスが継続できない、
と考えています。

 

だからね、

「義」を尽くすときには、
「前払い」という信用をいただける
程度のものでないとダメ

ということにもなります。

したがって、「義」とは、
相当、レベルの高いお話、
となるわけです。

でも、目指さないとダメ。

仕事を出す側の先義後利

で、一方で、仕事を出す側に
なることもあるわけです。

このときには、

こちらが依頼した
仕事の完成=「利」を

得るために、「義」として、
「前払い」をする。

これが、仕事を出す側の
先義後利だと、考えています。

 

いやね、何ごともそうですけど、
先にお金を払ってもらえるって、
嬉しいことなんですよ。

ボクも今日、それを、
改めて実感。

いやね、見積りを昨日出してた
やつがあったんですね。
(見積りを作るのも珍しいのですが。)

で、アサイチで、クライアントから
電話がかかってきて、

「先生、振り込んどいたから!」

って。見積りの段階で、ですよ。
振込先も書いてないのに、
いきなり、振込みがありました。

 

これ、めっちゃ嬉しかった。
それだけ、信用が置ける人物だと、
評価されたわけですから。

しかも、倍以上、歳の離れた
経営者様に、です。

 

で、ボクもそうなのですが、

デザイナーさんに仕事を頼んだり、
外注パートナーに仕事を依頼するときは
ほぼ必ず、先に支払い。

ほとんどの場合が全額。

だってさ、信用してますから。

で、そのほうが、
嬉しいし、仕事しやすいでしょ。

 

納品後、月末締めの
翌々月末払い

とかって、たまに見かけるんですけど、
全く意味が分からない・・・。

こちらが依頼した仕事の完成=「利」を
得るために、「義」として、
「前払い」をする。

これですよ。

 

 

というわけで、今日は、
澤田的、先義後利の二面的意味、
お伝えしました。

どちらも、想いはひとつ。
気持ちよく、仕事をしよう。

Win-Winなんていう言葉が
ありますが、

どちらかのBIG WINは、
どちらかのBIG LOSE、

なんですよね、本当は。

 

支払いは遅く、
払ってもらうのは早く。

なんて言っている
コンサルタントとか
いるんですけど、

なんだかなぁ・・・

と思う、ボクがここにいます。
全然、先義後利じゃない。

 

というわけで、今日は、
先義後利を辞書でひくか、検索して、
辞書的意味をもう一度確認しましょう!







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F


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