ちょっとずれてますよ!と思う、
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
何がズレているか・・・
っていうと、あれですよ、あれ。
頭の上に乗ってるやつ・・・。
じゃなくて(笑)、
今日の場合だと、論点。
今、その話じゃないだろー、
ってことを平気でぶっこんでくる。
で、本人気がついてなくて、
「私、いいことしてるでしょ?」
感満載で進めようとしている。
まーそーいう人もいるよねー、
っと、生あたたかく、
ファシリテーターとしては
見守っていくしかないんですが。
で、こういうズレた人が、
起業家や社長だと、大惨事なんです。
というわけで、今日は、
ズレてるから稼げないんよ!
というお話、お伝えします。
ズレテル社長になってません?
いやぁ、ズレている人は、
本当にズレています。
ある社長さんは、「これどう?」って、
いろいろボクに言ってきてたんです。
商品だったり、
マーケティングだったり。
で、これがめちゃめちゃひどい。
自己矛盾だらけのこと。
さらに、ピントがズレまくり。
で、ね、「それ、ズレてますよ?」
って言っても、本人は気がつかない。
で、ダメだしすると、
次の「アイデアらしきもの」を
もってくるんです。
で、それがもっと酷い(爆)
さっきのと比べものにならないぐらい。
これの繰り返し。
もっと酷いものをもってくる。
で・・・
挙句の果てには、
「俺しかアイデア出してないじゃないか!」
っていう始末。
いやね、
あんたのアイデアがひどすぎて、
ボクを含めて、みんなが、
閉口しているだけなんですけど(苦笑)
こういう社長のことを、
ズレ社長、と呼びます。
何がズレているのか
で、何がずれているのか、
というと、
ズレ社長の感覚と、お客様の感覚
これなんですよね。
ズレ社長に限って、
「俺は、お客のことを
イチバンよくわかっとる!」
なんていっちゃうんですけど、ね。
分かってないことが、
分かっていない。
自分が考えていること、
思っていることが絶対に正しい。
こういう暗示にかかってるから、
ズレてるんです。
自分が売りたいものを売って、
自分が売りたいように売る。
こういう行動をするのが、
ズレ社長なんです。
だから、あんたは稼げないんだよ、
って、心の中で、周りは思っているのです。
ズレ社長が理解できないこと
ズレ社長は、感覚がお客様と
ズレているわけですから、
お客様のことが、本当に理解できません。
いや、ほんと、
面白いぐらいに。
例えばね・・・
他人が売りたがる商品は買わない。
他人が買いたがる商品は、買う。
なんてことも、分からない。
これ、商売の基本です。
「俺は買いたいものを、
普段から買ってるんだ!」
なんていっちゃってる。
自分が、世界の中心だと
思っちゃってる。
「俺と同じ行動を、
全ての人間がしてるんだ」
と、思い込んでいる。
だから、延々と、売れない商品を、
売れない方法で売り続けるわけです。
ズレ社長が使う言葉
そんなズレ社長を、かなりの数、
見てきているわけですが、
ズレ社長たちが連発する、
ある言葉があるんです。
それが・・・
「とにかく」
これですよ、これ。
社内での会話でもそう。
「とにかく、やればいいんだ。」
「とにかく、何が正解か分からない。」
「とにかく、早く。」
「とにかく、売上をあげろ」
とか。
さらに、その傾向が、
キャッチコピーなんかでも、
あらわれてきて・・・
「とにかく、電話ください。」
「とにかく、一度お試しください。」
とか連発してくる。
「とにかく」っという
言葉の意味は、
「いろいろな事情はさておいて。何にしても。」
っていう感じなんですよね。
ということは、
俺の言うことをさっさと聞いて、
つべこべ言わずに、買え。
なんていうことを、
伝えてしまっている、
コミュニケーションしている。
お前のことは、どうでもいい。
俺は売りたくて仕方がないんだ!
というメッセージを
伝えてしまっている。
高圧的に出ていること、
それに全く気がついていない。
その結果が、「とにかく 」という、
1つの言葉に凝縮されているんです。
ズレ社長からの脱却
ズレ社長は、ほんと稼げません。
売れないものを、売れない方法で
売ろうとしているんだから、ね。
じゃあ、どうやったら、
ズレ社長から脱却できるか、
というとね・・・。
無理です。
(笑)
そういう人は、本来、
起業したり、社長になっちゃ、
いけないんですよ。
先天的なものなので。
こういうう自分本位なことしか
できない人は、起業しちゃダメ。
社長になっちゃ、ダメ。
世の中を不幸にするから。
周りの人を、不幸にするから。
といってしまうと、
あれがあれなので、
対処方法もちゃんとお伝えします。
何か、と言いますと、
空(くう)の心を持つ
これを意識することです。
かたよらない心、こだわらない心、とらわれない心、
ひろく、ひろく、もっとひろく。これが般若心経、空の心なり。
(高田好胤)
自分は思い込みが激しい、とか、
他人と自分は違うからずれることもある
こういう自己認識を持つ。
で、それを受け入れるんです。
否定することなく。
これって、非常に、
当たり前のことだと思うんです。
人間として。
でね、例えば会議をしているとき、
戦略・戦術を考えているとき、
アイデアとかが出てきたときに、
ふっと、立ち止まってみるんです。
1段階、2段階、3段階と、
鳥の目で、上から様子を見てみる。
鳥瞰してみる。
そしてね、
かたよらず、こだわらず、とらわれず
っと、3回、唱えてみるんです。
これをすることで、
自分の思い込みから解放されて、
ズレに気がつくことができるんです。
心をニュートラルにする。
といっても良いかもしれません。
で、これは、ズレ社長だけじゃなくて、
ズレていないひとがやっても、
効果的です。
見直すきっかけに、なるんで。
ま、といってもね、
ズレ社長はズレを認めないので、
空の心にもなれないんですけどね(苦笑)
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