貸した4色ボールペンが返って来ない
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
1,000円ぐらいのボールペンですけど、
2本も返って来てない。。。
貸出し簿見てて、
気がつくという。。。
おぅ、のおぉ。
まぁ、50,000円のボールペンや、
Apple Pencilじゃないだけ、
いいとしましょうか…。
でね、クライアントには、
お客様には積極的に貸しましょう
っていう話をしてるんです。
というわけで、今日は、
借りたら返す を利用しよう!
お伝えしたいと、思います。
ちょっとしたものを貸す
雨の日に傘を貸さず、
晴れの日に傘を貸すのが銀行、
なんていわれていますけど、
ボクらは、お客様に、
雨の日であれば傘を、
貸すべきなんです。
晴れの日も・・・なんか
貸せるものがあれば貸すんです。
靴クリームでもいいし、
日焼け止めでもいいし。
でね、それにちゃんと、
名前を書いておくんです。
販促の一環として、
ちょっとしたものを貸すんです。
販促品のはしりともいえるのが、
越後屋(現在の三越)が貸したのが
傘です。
店章が入った傘を貸した、わけ。
で、それを返しに来るときに、
さらに、商売をする…ということを。
日常生活をみてみると、
こういうちょっとりた借り物、
結構していたりするんですよね。
例えば、クリーニングのハンガー。
返してくれれば○円返金、
なんてやっているところも。
昔だと、ビンとかアルミカンとかで
そういうのがありましたね。
(今も、多少、残っていますが。)
返しに来たときに、
ついで買いをしてもらう。
こういう仕組みを作っておくんです。
わざわざ返しに来てくれる
これじゃないとダメ。
郵送で返せたりしちゃ、
ダメなわけです。
来てもらうってのが、
一番の要点なんですから。
応用編としては、
オンライン・郵送で貸して、
リアル店舗に返しに来てもらう
なんていう、
ビジネスモデルもありかと。
でね、
あんまり高価なもの、
貸しちゃダメなんです。
借りたほうも、気をつかうんで。
上限1,000円ぐらいかな、っと。
弊社だと、傘、文具、
本なんかが多いですね。
貸したままになったとしても、
良いようなもの、がベストです。
返さない人もいる
でね、こういう話をすると、
必ず出てくる質問が、
「返さない人、いますよね?」
という質問。
そうそう、必ずいます、
返さない人。
そういう人の対策、
どうすればいいか、
っていうとね・・・
承認
つまり、返さない人もいる、
ってことを織り込んでおくんです。
どういうこと?
といいますと、
返さないんだったら、
広告として
役立つようにして貸す
これなんですよ。
なんのために、お客様に、
ちょっとしたモノを貸すのか?
もう一度、よく、
思い出して欲しいんですけど、
究極的には、販促のため
なんですよね。
だから、販促に役立てば、
結果オーライ、なんです。
先ほど、ご紹介した
越後屋の傘。
実は、越後屋の傘を
持っている、ということが
粋になりまして・・・
あまり返ってはこなかった、
とのこと。
でもね、
越後屋の傘を持っている人を見て、
越後屋の存在を知り、
越後屋の傘を持っている人を見て、
越後屋の傘が欲しいと来店数が増えた
という構図があるんですわ。
だから、ボクたちも、
返って来ないことを考えて、
販促物となるデザインをする
ってことをやんないとダメ。
普通の透明ビニール傘を
貸してもダメなんです。
普通のボールペンを
貸してもダメなんです。
最低限、会社名・店名が
入ったものを貸す。
そもそも、いろんなところから
モノを借りていたりすると、
誰から借りていたのか、
分からなくなっちゃうんですよね…。
そうならないためにも、
最低限、名前等、入れときましょう。
でね、
もう少し、
気合を入れるのであれば、
しっかりと、「おしゃれ」な
デザインを施したものを貸す
んです。
越後屋の傘
じゃないけど、
持っていることが粋。
こうなれば、しめたもの、です。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
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