ソフトバンク優勝セールの波に乗った
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
いやぁ、日本シリーズ、
最後まで面白い展開でした。
ま、個人的には、DeNA対楽天を、
見たかったのではあるんですが・・・。
でね、日本シリーズを見ながら、
ボクは考えたのです。
プロ野球球団になりましょう
ってね。今日はそんなお話、
お伝えしたいと、思います。
好きに理由はない
愛知生まれ・愛知育ちのうちの父親、
大洋ホエールズの時代からの
横浜ファン。
亡くなった、香川出身の
祖父は、広島ファン。
そしてボク、阪神ファン。
なんの統一感もない、
ファン構成です(笑)
でね、球団とファンの関係って、
ものすごく、マーケティングの
お手本になるんです。
だってさ、
ファンって、お金を出して、
応援してくれる存在
なんですよね。
数あるカスタマーの種類の中でも、
非常にアクティブで稀有な存在です。
でね、
なぜ、父が横浜ファンか?
なぜ、ボクが阪神ファンか?
よく聞かれるんんですよ、
ドラファンじゃないのかって。
でもね、阪神ファンです、ボク。
なんで?って言われえると、
「さぁ、自然と。」
と答えるようにしていますが、
そういうものなんです、理屈じゃない。
好き、に理由なんてない。
好き、に理屈はつけられるけど。
でね、これが顕著に現れているのが
プロ野球球団経営なんですよね。
商品・サービスを必要とするとき、
それは、理屈で説明できるんですよね。
でもね、よーく考えてみなくても、
プロ野球の応援なんて、
生きていくうえで、
ほとんど必要なものじゃない。
お金を払って応援する。
これって、理屈じゃ、
全く説明できないわけです。
商品・サービスを
「好きだ」「欲しい」「応援したい」
こういうことを思うとき、
それを理屈で説明することは
できないんですよね。
「好きだ」「欲しい」「応援したい」。
これは、感情。
だから、理屈じゃ説明できない。
でね、感情には
決してあがらえない、ってのが、
人間の本質なわけです。
「これが必要です」と
たとえ売り込んだとしても、
売れない可能性は結構高い。
必要性に訴えるよりも、
願望・感情に訴える
このほうが、より、
「好きだ」「欲しい」「応援したい」
という気をひき出すことにつながるんです。
応援したいかを決めるのは・・・
でね、プロ野球みたいに、
お金をもらって応援されるって、
これってすごいことじゃない?
もちろん、感動とか、喜びとか、
サービスとして提供している
わけですけど・・・。
常識では考えられないほど、
お金と提供の内容が
つりあっていないわけです。
でもね、
ファンは満足しているわけ。
買っても、負けても、
応援し続ける。
たまに、ファンを辞めたくなる、
ってこともありますけどね・・・。
でね、プロ野球球団が
稼ぎ続けるために必要なこと。
これってね、
勝ち続けること
じゃない、んですよね。
応援され続けること
これなんです。
勝てば勝てで嬉しいんですけど、
別に負けててもいいんですよ。
ダメ虎とか言うのも、
実は好きだったりするんですよ。
応援したいと思える球団であれば。
で、
応援したくないなという瞬間、
これをつぶしていく必要
これが、球団にはあるんです。
でね、そのキーのひとつが
監督なんです。
監督が応援したい人かどうか。
選手の起用・采配だったり、
言動だったり、見映えだったり。
監督がやってることの
1つ1つをみて、
応援したいかを決める
こんなことをファンは
やってるんじゃないかなと
思うのです。
でね、これを会社に置き換えると、
応援したい会社か?を
決めるのは、社長の行動
だと、思うのです。
あなたの采配、言動、
そして見映え。
それって、お客さんが
応援したくなるようなものですか?
そんなことを、
工藤監督の優勝インタビューを
みながら感じたのです、はい。
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