医療法人からダイレクトメールがきた
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
行政書士の事務所名で、個人名なし、
ということで、行政書士の名簿を使って、
送ってきたのでしょう。
確かに、人間ドックであれば、
DMを送る価値はありますよね。
でも、このDM、
だいぶ残念だったんです。
で、勝手に添削して、
かつ、レターまで書いてみました^^
というわけで、今日は、
勝手にDM添削ー医療法人編
お伝えしたいと、思います。
ターゲットとエリア選定
で、行政書士をターゲットにした、
というのは、まぁいいと思います。
士業はね、あれですよ、あれ、
ザッツ・不健康。
不健康の塊みたいな、
やつですからね・・・。
あ、ボクもですが。
(最近は運動してます、ちゃんと。)
でね、リストがあるんで、
そのリストを使うわけですけど…。
ここで重要なのがエリア。
自分のところに来てくれるのは、
どれぐらいの距離の人か?
ってこと、決めなければなりません。
で、人間ドックとか、
行きたいと、思わないわけですよ(爆)
そもそも、年商500万円以下が
85%の業界ですからね、行政書士って。
行く余裕がある人がどれだけいるか…。
という意味では、ターゲット選定が
誤っている気もしますが・・・(苦笑)。
でね、
是非、人間ドックに行きたい!
と思ったときに、どれぐらいの
距離であれば、行動するか、
っていうと、
おそらく5キロ以内。
長くて、10キロ以内。
しかも、田舎から都会に
発信するとしたら、その半分の距離。
じゃないと、
行動しないんですよ。
よっぽどのことがない限り、
遠いところには、行きません。
で、送られてきたDMの医療法人、
なんと、30キロ離れてます・・・。
よっぽどのことじゃないと、
ただの健康診断・人間ドックじゃ、
いかないよ・・・という感じ。
これだと、あれですよ、あれ、
近くのライバルを利する
ってことになりかねません。
そっか、健康診断にいかなきゃ。
近くにどこかないかな?
こっちのほうが、
可能性として高いDMに、
なっちゃっています。。。
残念なキャッチと価格
本当は、チラシそのものを載せようと
写真まで撮ったのですが、自主規制(苦笑)。
どんな感じのチラシだったか、
というとね、
(キャッチ)
知らぬ間に進行する[ガン][脳卒中]は、
早期発見が重要です!(価格紹介)
今なら内臓性密検査が、
2018年3月31日(土)まで、
25,000円。
*4月2日(月)以降は、55,000円
という感じでした。
ま、デザイン的にはきれい、
なんですけど、ね。
きれいじゃ売れないんですよ、
売れるデザインをしないと、ね。
まずは、キャッチ。
健康診断、なんていう、
危機感のない商品は、
思いっきり、危機感を感じさせる
こんなキャッチにしないと、
NGなんです。
そもそも、危機感がないからこそ、
人間ドックや健康診断に行かない。
そして、健康診断に行くのが怖いから、
あえて健康診断に行かない人も多い(笑)
で、もう一つNGだったのが、
価格設定。
これね、医療という
とんでもない価値を売ってるんですよ。
ここの理解がかけちゃってる。
例えばね、ガンの名医が
いたとしましょう。
今、お申し込みいただければ、
手術代が30%オフになりますけど、
ガンの手術しますか?
って、言われたら、どうします?
・・・多分、頼まないですよ、
99%以上の人が。
価値が高い仕事・商品・サービスこそ、
安売りをしては絶対にダメ、なんです。
信用を失うだけ、です。
じゃあ、澤田ならどうするか
ではね、澤田ならどう人間ドックの
チラシをライティングするか。
デザインはさておき、
ライティングをまずはしっかりさせる。
これからはじめます。
セールスレター・ファースト
です。
じゃあ、どんなレターにするか、
というとね・・・。
こんな感じ。
あくまでも、イメージなので、
あしからず。
[警告]健康診断を受けていない社長・事業主さんへ
あなたは、生涯2億円損する可能性があります。ガン、心臓病、脳卒中。必ず聞いたことがある病気です。
三大疾病にかかり、死亡する確率は今や●人に一人。働き盛りの40代・50代で、発症すれば、
10年、20年の闘病生活が始まります。そして、年収が1000万円だとしたら、
その大半を失う…つまり、約2億円の収入を
あなたは失う可能性があるのです。それだけではありません。
治療費は、年々高騰。
高度な医療を受けたければ、
その分、治療費は莫大になってきます。なんと、現在の治療費の平均は、
10年前の●倍。今後も爆発的に、
増加して行くことが医療の進歩とともに
予見されています。年間200万円かかるとすれば、
10年であれば、2000万円、
20年であれば、4000万円です。これがあなたが亡くなるまで、
未来永劫続くのです。生涯収入を2億円失う、
だけでなく、莫大な出費を生む、
これが、三大疾病の恐ろしいところです。しかも、人間はいつ亡くなるか、
これは、現代医療では分かりません。また、未来永劫続くのは、
医療費という金銭的負担だけでなく、家族から幸せを奪い、
苦悩と苦痛が未来永劫続く、という結果を招きかねません。
さらに、あなたの死後でさえ、
その苦悩と苦痛は続く可能性があるのです。しかし、ご安心ください。
あなたをそんな不幸から守る、
可能性は残されているのです。それが、内臓精密検査(人間ドック)です。
通常の健康診断に加えて、
三大疾病それぞれの専門医が、
最新機器により、あなたの体を診断。その上で、三大疾病を防ぎ、
または、その予兆があれば
早期治療につなげることで、あなたの金銭的な不安と、
家族への不幸を取り払います。検査の内容は次の通りです。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・これだけの検査をして、
あなたの生涯年収2億円を
失うことを防ぐ、人間ドック。苦悩と苦痛と金銭的負担から
家族を救うことができる、人間ドック。これが、たったの
5万5千円 です。しかも、今なら・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・お申し込みは簡単です。
今すぐ、付属の申込書をファックスするか、
お電話でお問い合わせください。あなたの専属オペレーターが、
素早く、丁寧に対応させていただきます。なお、大変申し訳ございません、
1日に検査ができる人数には
限りがございます。大切なお客様に丁寧にご説明し、
納得できる医療をご提供するために、
1日の検査人数を5人に制限しております。このお手紙については、2000人の方に
お送りしておりますので、今月、検診をご提供できるのは、
約5%の方に限られます。残りの95%の方には、
来月以降での受診も可能ですが、早期に発見しないと急激に進行し、
場合によっては死に至る病気が
隠れている可能性もございます。人間ドックや健康診断に行くと、
悪いところが発覚するから、行かない、
という方がいらっしゃるのも現実です。しかしながら、
そういう人たちに限って、
死の直前に、「あのとき、早く病院に行っていれば」
と、おっしゃり、そして、亡くなる、
という最期を何度と私は見てきました。さぞ、無念だったと思います。
たった一度の検診が、
あなたの人生を変えるかもしれません。あなたと、ご家族のためにも、
一日も早いご受診をお祈りしております。
こんな感じ。
あくまでも、イメージですが。
こんなレターにもとづいた
DMが送られてきたときには、
ボク、すぐに人間ドックを申し込みます。
ま、現に自分で書いてて、
人間ドックにいきたくなりましたから、ね(苦笑)
【アクセス】ファシリテーション株式会社
地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F