久々に大規模ネットワーク障害にぶち当たった
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
超・ヘトヘトな状態のときに限って、
救世主のように現れる澤田です。
・・・なぜ、ボクが一瞬いる時間に限って、
ネットワーク障害が起こるのか・・・。
っていうか、ネットワーク障害を
なおせるボクって、何屋なんだか・・・。
・・・電気通信業の建設業許可の、
実務経験に算入させておきたい(笑)
そういえば、前回ぶちあたった、
大規模ネットワーク障害のときも、
たまたま遊びにいったらおきてたような・・・。
で、なおしましたけど・・・。
もってるな、ボク。
で、今回起きた障害。
第1段階:
macとスマホだけがネットにつながらない
→Windowsはつながる
というのがまずは発生。
で、ボク、Win機とiPhoneしか
もってなかったんで、詳細分からず。
で、macも借りて、調査。
うーん、Winはつながる・・・。
でも、やっぱり、macとスマホはNG。
でも、つながってるSSIDはある・・・。
最終的には、同じルーターが、
出口になっているのですが・・・。
メインルーターが動いているところに、
おかしな挙動があるみたいね・・・。
で、予定が入っていたので、
一端、出て行って、戻ってきたら、
第2段階:
Winも含めた、全台がネットにつながらない
という状態。
うーん。。。
で、第1段階の時点で、
気になることが発生していた
んですよね・・・。
というのも、
macのIPの振られ方、
これがあまり見ないものになっていたんで。
通常、例えば、
192.168.24.101
みたいにIPは振られると思うんですが、
192.168.0.101
みたいに振られていたんですよね。
なんだろう、この「0」って・・・。
って思っていたんです。
でね、Winでも障害が起きたんで、
物理障害からの論理障害を疑ったんです。
で、案の定、Winでも、
192.168.0.111
みたいなIPが振られるように
変わっていたわけです。
そりゃ、PCの電源切ったんで、
IPも変わりますわね。
ということは・・・。
なんかおかしいルーターがいる
という、結論に落ち着いたわけ。
もちろん、その前に、
大元のルーターに有線でつないで、
IPが正常に振られているのも確認
してはいましたけど、ね。
で、コマンド叩いたら・・・
ん、Planexという表示が・・・。
そして、192.168.0.1というIPを
持っているという・・・。
コイツが、犯人だ・・・。
で、Planexなんていう、
おおよそ素人が手を出さないルーター。
なんで、つないじゃった人は、
誰かというのはそんなに難しくない、
と、思われたんです。
で、思い当たる人に、
聞いてみたわけですよ。
Planexのルーター、
使ってない?って。
そしたら、
つかってないですよー。
auのやつ、使ってます~。
という、話だったんです。
あれ、予想外れた・・・。
と、思いつつ、再び、特定作業。
PING叩いたら、ちゃんと、
PING返ってきてるんですよね。
で、ブラウザでIP叩いたら、
ログインページが出てくるわけ。
・・・動いてるじゃん、こいつ。
で、ここまでくれば、
コイツをネットワークから切り離せば、
正常に動き始める、
というのが、見えてくるわけ。
で、PINGを送ったら、
音が鳴ってくれるぐらいしてくれると、
いいんですが・・・。
残念ながら、そういう機能は
一切ないので、総当たり式で・・・。
LANケーブル、
メチャメチャささってるやん。
と、思いつつ。
で、ネットワーク図を書きつつ、
引き続き、ルーターの品番等の特定を、
進めていったわけですよ。
そしたら、
「澤田さん、これっす!」
って、
一緒にいたエンジニアさんが、
特定してくれました・・・。
で、その内容が・・・。
KDDI株式会社向け
無線LANアクセスポイント
PXH11RWA「HOME SPOT CUBE」は、KDDI株式会社が提供する専用アプリケーション「au Wi-Fi接続ツール」を利用することで、auスマートフォンの画面を見ながら、「かんたん接続」のボタンひとつでWi-Fiに接続できる無線LANアクセスポイントです。
なんと、au向けのルーターは、
Planex製だったんです(驚)
で、
やっぱり、あいつかーーー
って、なって、
速攻でその部分のLANケーブルを
抜いてやったら・・・
ネットワーク、正常稼動
・・・お疲れ様でした・・・。
一緒に作業していたエンジニアさんと、
話をしていたんですが、
Planexさんの製品、
高性能すぎて、既存ネットワークに、
結構な影響を出すことがあるそうで・・・。
以前、中間機が問題を起こして、
しかも、無線LANだから、全く特定できず・・・
ということがあったそうな。
怖い、怖すぎる・・・。
ということで、今回、思ったこと。
VLAN、必須です。
障害の特定がメチャメチャ大変。
あと、影響が全体に出すぎ。
せめて、小さな単位で、
とまってくれないと・・・。
まぁ、こうやって1つ、1つ、
ノウハウが貯まっていくんですが、ねぇ・・・。
ちなみに、前回の大規模障害は、
クライアント機の直前のハブで、
LANケーブルがループしていた
のが原因でした。
PCを撤去したんだけど、
LANケーブルは残されていたわけ。
で、それに気がついた人が、
抜けてる!
っと思って、刺しちゃった。
そしたら実は、それは、
クライアント機につなぐやつで・・・。
ループがおきちゃったわけ。
そりゃ、IP、ふれなくなるよね・・・。
もちろん、大元のハブとか、
ルーターにはループ検知がついている
状態ではあったものの・・・。
まさかの、検知できず。
(これは仕方がないか・・・。)
結局、復旧までにあーだこーだー、
メチャメチャ時間がかかりましたが・・・。
起きていることは、非常にシンプルでした。
機器の故障も、ままあるんですけど、
だいたい、人が引き起こすのが、
ネットワーク障害。
だと、ボクは思っています、はい。
って、やっぱり、ボクは、
何屋なんでしょうか(笑)
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