高校の卒業式のあいさつを思い出していた、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
というのもね、あれですよ、あれ。
高校を卒業したころのヒット曲。
世界に一つだけの花
だったんですけど。
校長式辞、PTA会長挨拶、
送辞、答辞・・・
全ての挨拶で、
「世界に一つだけの花という歌では・・・」
というのがあり、
実に興ざめ。苦笑
いや、少なくとも高校内の話は
全部、原稿は分かってるんだから、
調整しておけよ・・・
って、ツッコンダのを
まじまじと思い出すのです。
世界に一つだけの花を聴くと。
たまに、ありますけどね、
3人ぐらいの講師が登壇する
講演会とかに呼ばれると、
前の人の話と、
一部でもかぶりそうになる、って。
ま、そんなときには、
ボクは、話を入替えられるんで、
かぶらずに済むわけ、ですが。
で、世界に一つだけの花。
この歌詞にどうしても、
同意できないところがある、
んですよね。
そうさ ボクらも
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つその花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい小さい花や大きな花
一つとして同じものはないからNO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one
前半部分はいいんですよ、
自分の花を咲かせる。
自分の置かれた場所で、
自分のやるべきことをやる。
これはいいと思うんです。
でもね、
オンリーワンであれば、
ナンバーワンじゃなくてもいい
ってところは、
どーも違う気がするわけです。
特に、ビジネスやマーケティングを
している身にとっては。
ほぼオンリーワンであって、
ナンバーワンである必要
これがマーケティング的には
目指すべき姿じゃないのか、
って、思うわけです。
オンリーワンであっても、
お客様から選ばれなければ
意味がありません。
いい商品だからといって、
売れるわけではないのです。
いい商品と売れることには、
何の関係もない、ですからね。
因果関係、なし、です。
で、オンリーワンすぎると
売れないわけ、なんです。
ある程度のオンリーワン。
市場シェアが73.9%程度に
なるようなオンリーワンさ
これが必要になるのです。
特別なオンリーワンだから、
それだけでいい、
というのは、ボクとしては、
成長・実践を止めてしまうだけ、
っと、思うわけです、はい。
経営の目的ってなに?
と言われると、
自分のできることで
特定の誰かを幸せにすること
っていうのが、一つの解だと、
ボクは考えています。
ある特定の人たちを、
ボクらの価値で幸せにする。
逆説的ではあるのですが、
特定の人たちしか、
ボクらの価値では幸せにできない。
とも考えていますが。
で、これをマーケティング的、
ランチェスター経営的に表現する言葉、
これが、
小規模一位主義・部分一位主義
ってやつじゃないかな、
っと、思うわけです。
特定の誰かを幸せにするために、
小規模で、あるところの一部で、
ナンバーワンになっていく。
弱者だからこそ、
大手が手につけない
特定の分野で1位を取れる
商品・サービスに
手をつけていく。
そして、
そのやるべきことが圧倒的に、
自分に合ってないとダメ。
でね、さらに、
ニッチを攻めるっていう
誤った認識を持ってはいけない
んですよね。
これだと、単純に、
オンリーワンになっちゃい。
そうじゃなくて、
将来性のある、
将来、圧倒的に伸びる
可能性を秘めている特定分野
ここで先に一位になる。
これを目指さないと
いけないわけですよ、はい。
将来性のないところで、
一位になっても、
仕方がないのです。
そんなことを考えながら、
今日も一位づくりを考え、
実践しているボク、でした。
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