「それってヒーロー待望論だよね?」と言われた、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
この前の日曜日。
ある大学の先生とお話をしていて。
学校が変わっていくには、
どうすればいいか、って言う話を
していたんですよね。
ボクとしては、
変態な先生があちらこちらに出てきて、
一つずつを変えていき、最後には、
オセロが全部ひっくり返っている
というイメージを、
持っていたのですが。
あ、変態といっても、
不祥事を起こす先生、
じゃないですよ。
態を変えることをいとわない、
変わることを恐れない人、
という意味。
で、そういう人たちが出てくるのを
希望するっていうことは、
「それってヒーロー待望論だよね?」
という話だったわけ、です。
で、この指摘には、確かに、
と思うところがあった一方で、
なんか、ボクの考えているのと、
なんかちがうかなーって、
モヤモヤ感があったんですよね。
で、ボクが目指している変革のやり方って、
ある時、突然、たった一つの手を打ったら、
オセロが全部ひっくりかえる、
っていうのじゃないんですよね。
で、一気にひっくり返す、
っていうのであれば、
一発逆転ができるヒーロー、
ウルトラマンみたいなヒーローが
必要になってくるわけ、です。
だから、
ヒーロー待望論、
ってのは、あるな、と。
でも、本当の敵は、
人々の側にあって、
変わりたくないと思っている
抵抗勢力こそ、真の敵、
なんてことがあるわけ、
ですよね。
ただ、なんかボクのイメージと
ちがう気がするな・・・っと、
思っていたんですが、
ふっと、なぞが溶けました。
そっか、
ヒーロー待望論は、
ウルトラマン世代の考え方、
かと。
敵がいるからこそ、
それに勝とうとする。
ここ、と、そこ、
を分ける考え方。
でもね、ちょっとだけ、
考えてみたいんですよ。
今、A地点にいたとして、
B地点をみたとき、
A地点は、ここで、
B地点は、そこ。
でも、
B地点に移動したら、
B地点はここで、
A地点はそこ。
本当は、
ここ、も、そこ、も
ないか、同じ、なのにね。
同じように、
敵というのを考える時は、
「自分」を「自分」として
みるから、「敵」ってなる
んですよね。
正義という形を
自分がとっているからこそ、
悪という対峙が出て、敵が生まれる。
でも、それは、
実は本質的じゃない。
本当は、正義も悪も、
ないか、同じ。
じゃないかな、と。
そんなことを考えていたら、
ボクはポケモン世代だ、
ということに気がついた。
ポケットモンスター、
縮めて、ポケモン。
ポケモンってさ、
敵、って言う概念が、
ほとんどないのよね。
ライバルっていう概念は、
あるんですけど、ね。
トレーナー同士の争いってのは、
正義・悪、味方・敵、
じゃないわけ、なのよね。
こっちがわの争いで、
向こう側はない、感じ。
ポケモンですら、そう。
野生のポケモンであれば、
バトルして、その後、
仲間にすることができる。
全てが敵でなく、
すべてがこちらがわ。
本質的には、ね。
だから、あれなんだね、
ボクがやりたいことって、
ポケモン世代側の発想、
なんだなっと。
変わりたい、変えたい、
そう思っている人がいる。
その人に、最初の仲間、
最初のポケモンが1匹つく。
で、そのポケモンと、
POWER OF TWO なわけだ。
で、徐々に志や目的を
同じくしていく仲間を、
作っていく。
151。
これがスタートライン。
それにしても、
モンスターボールって、
結構、重要な捕獲ツールだ。
半強制的に、
仲間にジョインさせる、
ツールだからね。
でも、ジョインしてみると、
意外といいもんだね、
ということで、
ちゃんと仲間になっていく。
徐々に、仲間としての
レベルを高めていく。
でも、
ポケモンをあやつるトレーナーは、
自己譴責をつみ続けなければならない。
ポケモンのレベルが上がってきたのに、
トレーナーのレベルが上がってなければ、
ポケモンは言うことを聞いてくれない。
実際のポケモンでは、
バッジの色によって、
マネジメントできるポケモンのレベル、
これが変わるのよね。
それと一緒。
となると・・・
ボクの役割は、
最初のポケモン。
なんだろうな。
そんなことを考えていた、
涼しい風が気持ち良い夜、
なのでした。
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