マーケティング

論理的には正しいでは不完全

久々に会見を見ていて悲しい気分になった、
【レアキャラ経営理論】で稼ぐ会社に確実に変える、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

宮迫さんと、田村さんの会見。

あんな会見をさせるなよ、
っと、思うと同時に、

元従業員というか、元パートナーに、
ああいう会見をさせてしまったという、
社長の心中はどうなのかな、と思いつつ。

宮迫さんの発言にも、
田村さんの発言にも、

会社に対する愛

は、感じましたね。

一方で、

会社からの愛は、
あったのかなぁ…っと、
考えさせられつつ。

ボクのスタッフやパートナーが、
ああいう会見をしてくれたら…

立ち直れないような気も、
したりするわけです。

ごめんよ・・・って。

まぁ、ボクらにはまだまだ
見えてないところがあるわけで、

一方当事者の話だけを聞いて
ジャッジする、というのは
フェアではない、

とは思うわけですけど。

ただね、

そこには、日本の訴訟とは違った、
構図があるのですよ、ね。

クライアントがボクのところに
いろいろなものをもってきます。

チラシとかセールスレターとか。

で、その添削をしているときに、
結構、ボク、聞くんですよ。

無罪になるか、
有罪になるか。

どっちになる自信があるか?って。

商品・サービスそのもの、
もしくは、その説明によって、
刑事責任を問われることになった、

と想定してもらうんです、まず。

でね、

弁護士はつけられない。
全部、自分でしゃべらないといけない。

このような状況に置かれたときに、
無罪を勝ち取るだけの自信があるか?

っていうことを
ボクは問うているんです。

勝つ自信がなければ、
今すぐ、商品・サービスの内容や
説明を見直さなければならない。

一つ一つが正確であるか、
誠実であるか、確認しなきゃダメ、って。

 

で、これがさ、

日本の刑事訴訟とは違って、
アメリカの陪審員制度みたいなもん、
なんですよね。

現実のマーケティングの世界では。

普通の人が無罪と
判断すれば、無罪。

普通の人が有罪と
判断すれば、有罪。

 

お客様が判断するのではなく、
当事者ではない普通の人が
ジャッジするというのがミソ。

で、その普通の人たちは、
結構、感情で動く、わけ。

論理的に正しい、ということは、
最低限、必要な話。

でも、一方で、

論理的に正しいだけでは、
無罪と判断しないのが、
普通の人、なわけです。

 

感情的にも正しいもの。

これでなければ、
普通の人は納得しない、
というのは忘れちゃダメなのです。

 

ちなみに、

日本でも陪審員制度、
あったりしますよ。

あ、裁判員じゃないですわ。

陪審法ノ停止ニ関スル法律で、
停止されているだけ、なんですよね。

で、感情的に正しいか?
というのをどうやって
チェックするのか。

というとね、

2つの視点からみて、
チェックするとよいのです。

権威主義と判官贔屓を
使いこなせ。

って、クライアントには
お伝えしています。

権威主義とは、
権威のある人に強く影響される
人のことをさします。

あの権威がある人が
言ってるんだから、
素晴らしいんだろう。

っと、感情的に納得する人。

こういう人には、
大学教授や専門家の声、
これが効果的なんですよね。

で、もう一方。

判官贔屓(はんがんひいき)とは、
弱い者や権威のない人に同情して
応援しようとする人をさすんです。

勧善懲悪という時代劇が大好きな
日本人には、結構、こっちも多い、
んですよね・・・。

弱い立場に置かれている者に対しては、
あえて冷静に理非曲直を正そうとしないで、
同情を寄せてしまう

今回の宮迫さん、田村さんの、
会見は、こっちの影響がかなり強い。

会社という、巨悪。
それに立ち向かう、弱者。

こういう構図ができてしまうと、
判官贔屓が強く働いて、
感情的に正しい、

というジャッジをされやすい、
んです、普通の人に。

こうなっちゃうと、
ひっくり返すのは、
ほぼ不可能に近くなる。

普通の人が、

宮迫さん側か、会社側か、
どっちを信じて、応援するか、

という、フェーズになっちゃった、
んですよね・・・。

今回の会見の内容だと、
事実がどうなのか、というのは、
正直、問題じゃなくなっちゃってる。

 

会社的には、危機管理というか、
マーケティング的には完全に失敗。

危機管理も、マーケティング、
なんですよね。

論理的に正しいだけではダメ。
感情的にも正しくなければダメ。

 

よくさ、弁護士さん紹介して、
って言われるんですけど、

ボクが紹介する方は、ここのバランス、
しっかりとれる人、だけです。

論理的だけに正しいだけじゃ、
話がよけいにこじれること、
これが多いんですよね・・・。

 

そんなことを考えながら、
謝罪会見を見ていたボクでした。

うーん、やっぱり、悲しい。
両方の立場から見ているから、ね。

 

あ、でもやっぱり、

宮迫さんや田村さんを
応援したいかな。

会社をつくるのであれば、
協力しますし・・・ね。

千里の道も一歩から。

新しい道を歩み始めるのであれば、
一緒に歩けばいいんですよ。

しっかりと、前を向いて。
手と手をとりあって。

まっずぐ前を向けばいい。
進むべき道は、目の前。

 

過去は変えられない。
未来は新しく創れる。

未来から逆算して、
進むべき道を考える。

そして、一歩ずつ、進む。

それでいいんじゃないかな、
っと、ボクは思うのです、はい。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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