なんだかなぁっとテレビを見ていて思う、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
コロナ騒動から、結構、
ソーシャルディスタンス的な収録、
増えているわけ、なんですけど。
物理的に距離をとって撮影。
中にはわざわざクロマキー合成で、
距離を縮めたり、と。
まぁ、視聴者にソーシャルディスタンスを
呼びかけるのには、丁度いい・・・のか。
でさ、なんで、番組冒頭で、
ソーシャルディスタンスに配慮して
収録を行っています。
っと、撮影の様子をわざわざ
流したりしてるんでしょうね。
それだけじゃなくって、
この収録は緊急事態宣言前の
3月●日に収録しました。
とか、
この映像は201●年●月●日に
放送したものを再編集したものです。
とか、小さーーーく、
テロップで出てますけど。
さて、
なんのために、収録映像を流し、
または、テロップを出しているのか。
個人的には、ひな壇芸人が、
密集してマスクをつけていない、
とか、気になりますが。笑
っていうかさ、
マスクつけておかば、
いいじゃないですか、みなさん。
・・・ま、やらないんでしょうが。
日本の場合は、目でコミュニケーション
するわけなんで、目が出ていればいい、
っという気もしなくもない。
でさ、
なぜ、ソーシャルディスタンスだけを
取り入れられて、収録されているのか。
っていえば、
できることだから、
ってのが正解なんでしょう。
そして、テロップを出す、
収録の様子を出すってのは、
まぁ、言ってしまえばあれですよ、
クレームを呼ばないための予防線
なんですけど、ね。
っていうか、
いいわけ
に、映るわけですけど。
たしかにね、
先に言えば、説明。
後に言えば、言い訳。
で、先に言っている、
冒頭で説明していたり、
その都度、その都度、
テロップを出している。
わけではあるんですけど、
なぜ、言い訳に聞こえるか。
クライアントにも、
先に説明しておきましょう、
後からだと、言い訳になりますから、
って、お伝えしている
ところですが、
説明と言い訳の間には、
もう一つ、注意点がある、
んですよね。
先に言えば、説明。
後に言えば、言い訳。
この説明と言い訳の差にある、
もう一つの注意点。
それは・・・
メリットを得るのは誰か?
っていうことなんですよ。
どういうこと?っていうとね、
先に「説明」をしていた、としても、
メリットを受けるのが、
「説明者側」であると、
受け手としては、
「言い訳」にしか聞こえない。
っていうことなんですよ。
あらま、せっかく、
「説明」したのに・・・。
誰も得しない、
ってことになるわけです。
クロマキー合成で
間を詰めてますという説明、
誰も得しませんから・・・。
この収録は3月に・・・
とかも、誰も得しません。
むしろ、
社会の皆さんに、
ソーシャルディスタンスの
重要性・大切さと、ソーシャルディスタンスを
徹底するべきことを
お伝えするために、この収録は・・・
って、説明を加えて伝えると、
ああ、そうか、って、
なるんですけどね。
この収録は3月下旬に
行われました。このような危険な収録は
今日では行っておらず、反面教師となるように
放映をしています。社会の皆様にも適切な
社会的距離の確保をお願いします。
ここまで言っておけば、
説明になる、でしょうね。
何をやっているか、
っていうと、
主語の変換
これを行っているんです。
メリットが説明者側にあるのを、
スルッと、受け手側にメリットがある、
っというように、変えるんです。
これが、主語の変換。
これをやらずに、説明側に、
メリットがあるだけの状態に
しておくと、「いいわけ」に聞こえる、
わけなんですよね。
思い出してほしいんですよ、
なんのために、説明するのか。
誰のために、説明するのか。
…これって、本来、マーケティング的には、
「受け手」=「お客様」のために、
でなくっちゃダメ、なわけですよ。
お客様のために、
説明しておかないと、ね。
売り手側のためにだけ、
説明してちゃ、ただのいいわけ、
なわけですよ、ほんと。
千里の道も、一歩から。
あなたのしている説明、
言い訳になってませんか?
しっかりとお客様のメリットを
丁寧に丁寧に説明しないと、ダメ。
まずは売り手にメリットがあっても、
すべて、最後はお客様のメリットに、
最終的には変換しておく、のです。
そうするとね、
説明は説明として生きていき、
言い訳として聞こえなくなる、
んですよね。
ぜひ、お試しあれ!
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