思考術・仕事術

電子化バンザイ!星人に告ぐ

500枚以上をいっきにシュレッダーにかけていた
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

どうしても、溜まってしまうのが
書類、書類、書類。

まぁ、これでも、士業事務所、
マーケッターの会社としては、
少ないほうだとは思いますが。

書類と紙の書籍はどうしても、
ゼロにはできない・・・んですよね。

ゼロは目指したいところ、
ではあるんですけどね。

でさ、

なんで行政機関は紙ベースなの?
って、言っている人がたまにいます。

現実、オンライン申請してたって、
結局は行政機関側で、印刷してて、
紙ベースで審査してたりしますから、ね。

でもさ、紙ってやっぱり、
便利なんですよね。
コスパがいいんです。

紙の廃棄って、けっこう大変です。
うちの場合は、シュレッダーがけ。

結構、細かい、シュレッダーです。
復元ができないことを確認してる。

溶解に出してもいいのですが、
溶解証明書って・・・

本当に溶解したのか?
っていう疑問がなくならない、
ので、自前でシュレッダーです。

っていうぐらい、
廃棄するのが大変。

気を使う。

っというのもね、紙って、
記録媒体としてかなり優秀、
なんですよね。

壊れにくいし、消えにくい。

現在使われている「中性紙」の寿命は、
だいたい300年~400年は持つ。

和紙だと寿命は、1,000年以上。

これ、相当優秀です。

 

オンライン化というか、
コンピューター化しろよ!

っという人は、
記録媒体の寿命とコストに、
全く考えが至ってない、

んですよね、ほんと。

データーは永遠と、
思い込んでいるわけ、ですよ。

FD(もうほぼ見ませんが)なら、
2年~10年程度。

一般的にPCに入っている
HDDなんて、3年~5年。

SDカードやUSBメモリなどの
フラッシュメモリは、基本的に
短期的・一時的記録媒体。

あまり長期間のデータ保管には
向かないのです。

寿命は、5年~10年。
質が悪いと、1年ぐらい。

保存として簡易で強いのは、
MOディスクですが、

これも市場から消えつつあり…。
ボクも、数枚、持っているだけです。

あとね、

CD-Rなんかも品質と保存状態に
非常に、寿命が左右される媒体。

頑張っても、10年~30年程度しか、
持たないとは言われていますが、

品質が悪いものだと、
1年未満で読み込めなくなる。

なので、

お子さんの写真とかを
CD-Rに焼いたものを保管してると、
将来、読み込めなくなる可能性大、です。

じゃあ、お前は何をやってるんだ、
と言われれば、

定期的に記録媒体は交換する

っていうことをしています。
寿命が来る前に、交換です。

HDD/SSDは5年で交換を目安に。

あとは、データの多重バックアップ。

サーバー・クライアントから、
クラウドサーバーにデータを飛ばす。
これは、リアルタイム、ですね。

で、クラウドサーバーでは、
データを世界6箇所に分散して保存。

一部が壊れても、残りのデータで、
なぜか復元できるのがGoogleのチカラ。笑

 

で、3時間に1回、
サーバーのデータは
外付けHDDにバックアップ。

さらに、

サーバーのデータは1日に1回、
海外のサーバーにデータ転送。

これぐらいやって、
当たり前、なんですよね。

 

データはすぐに消えるもの。

 

ですから。

と言っているとね、

紙がいかに優秀か?

ってことがわかるでしょ。

なかなか消えないんです。
まぁ、場所はとりますけど、ね。

だからこそ、ボクは、
ある程度はスキャンして、
徹底的にデータ保存しつつ、

本当に大切な書類は、
保存期間を決めて、やっぱり、
紙ベースで保存、です。

でね、紙の利点を挙げれば
きりがない、のですが・・・。

一番大きいのは、

人間は紙を
反射光で見ている

っていうことなんですよね。

別の光が反射することによって、
紙に書かれているものを
認識できている、わけです。

で、一方で、

ディスプレイの表示って、
反射光ではなく発光しているもの、
これを見ているわけです。

(まぁ、黒は消灯してるんでしょうが。)

でね、

人間は発光に弱く、苦手。

んですよ。

紙ベースで見ているときと、
ディスプレイで見ているときに、

明らかな認識の差

これが出てくるんですよね。
人間の性能上。

ディスプレイで見ていると、
見逃す確率が上がる、という、
研究結果だってあるぐらいです。

それぐらい、

人間は発光しているものの
認識が苦手なのです。

まぁ、簡単に言っちゃうと、

ディスプレイで見ているものは
スルーしてしまう傾向がある

っていうことなんですよね。
真剣に見ることが、できてない。

人間の性能の限界、
なんでしょう。

なので、ボクらも、
データチェックするとき、

必ず、印刷して、鉛筆を持って、
チェックをしています。

本のゲラチェックのときには、
赤ペンを持って、チェック、ですが。

じゃないと、ほんと、
見逃すんですよね・・・。

ディスプレイ上の校正じゃあ、
不十分、なわけです。

 

だからこそ、ボクのオフィスでは、
紙の消費とシュレッダーが半端ない、
わけなんですけど・・・。

まぁ、それでも、
少ない方ではあるとは
思いますけど、ね。

さて、紙を減らそう星人の皆さん、
紙を使うべき理由、わかりました?

オンライン万能星人さんとか、
オールIT化バンザイ星人さんとか、
エストニアバンザイ星人さんとか、

いろいろ見てはきてますが。

 

でさ、それでも、
紙を減らそう、オンライン化、
電子化を徹底しようというのであれば、

ちゃんときちんとした
具体的な対案を示す、
っていうことが肝心です。

文句を言うな。
具体的な対案を示せ。

これはクライアントにも、
よくお伝えしていること、です。

行政に紙をなくせ、
というのであれば、

紙をなくせるような
具体的な対案を示す行動、

これが必要なわけですよ。

全部のリスクを分析した上で、
提案をしていく。

一部の「紙で」というところだけを
見て、批判・文句を言っている人は
四流の人間、そのもの、です。

 

よく言うんですけど、

当然、その提案する以上は、
例えば、報酬が減らされたり、
税金が30%アップしたとしても

いいでよね?

って聞くと、
ムニャムニャムニャ・・・
って、なっちゃうんですけど。。。苦笑

いや、そうでしょ。

例えば、電子化で生じる
コスト増っていうのは受益者負担、
これが当たり前ですから、ね。

意外と紙って、
コストかからないのよね・・・。

文句を言う、批判を言う。
これは、子どものコミュニケーション。

対案を出せる、対案を出すのが、
大人のコミュニケーション。

まぁ、ボクも、
紙を減らそう星人なので、

積極的に提案して、
積極的にコストを負担する、

っていうことを
やってますけどね。

先従隗始
先づ隗より始めよ。

ですからね、ほんと。

千里の道も、一歩から。

あなたはどれだけの紙を
いつも使っていますか?

シレッっと結構、使ってる。

でね、減らしていくほうが
ルートとしてはただしとは
ボクは思いますよ。

でもね、そこにはコスト増、
これが伴ってくるわけです。

それを正しく、負担する。
受益者が負担する。

これが当たり前だと、
思うのです。

メリットを受けるところに、
負担が生じる。原則です。

だからこそ、

あーだーこーだと
文句を言うのではなく、

積極的に対案を出す。

これが、大人ですから。

文句を言う、言いたいことを言う、
そんな、子どものコミュニケーションを
している人は、社会から相手にされません。

そんなことを考えながら、
ひたすら、シュレッダーしていた
ボクなのでした。

ようやく、終わったぜぇ。ふう。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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