かなり前回の内容に反響があってびっくりの澤田です。
ボク、嫌がらせ大嫌いなもので。
「なんで、私はいじめられるの?」と考えると、
実はよくない。原因を突き止めようとすればするほど、
自分のダメなところを見つけて行くことになり、落ち込む。
このような思考パターンを、原因思考と呼びます。
似たようなもので、例えば子どもの成績が70点だったとする。
「どうして、70点しか取れなかったの?」と聞く親をもつ
子どもの成績は、実は伸びにくい。
「勉強をせずに、マンガを読んだ。」
「勉強をせずに、スマホで遊んだ。」
「部活が忙しかったから、仕方が無い」
自分がダメな原因をひたすら言わされたり、
もしくは、他のことに責任転嫁してしまい、
自分の責任を果たせなくなってしまう。
原因思考は、ネガティブ思考との親和性が高い。
一方で、こういう質問の仕方がある。
「今度は100点が取れるようにするには、どうすればいいと思う?」
この質問への答えはこんな感じになるだろう。
「マンガを読む時間を減らしてみたいと思う」
「スマホで遊んじゃうから、勉強のときは預ける」
「部活が忙しいから、隙間時間で勉強できるようにカードを作る」
これが、結果思考だ。
先ほどの質問とくらべて、答えの内容はどう感じただろうか。
明らかに、エネルギーの度合いが違うのではないだろうか。
もうひとつ、重要な違い。
それは、どこをみているか、ということ。
原因思考は過去を見ている。
過去を見て、現在を見ようとする。
結果思考は未来を見ている。
未来を見て、現在から未来に進む道を考える。
理想と現実のギャップを埋める方法を考える。
だからこそ、結果思考はポジティブシンキングとの
親和性が高い。
過去は変えられない。でも、未来は変えられる。
質問をHow?ではじめるだけで、劇的な変化が訪れる。
なぜ、売上があがらないか? ではなく、
どうやったら、売上が◎◎◎◎万円になるだろうか? と考える。
困ったときには、How?で質問をはじめてみよう。
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