レンタルオフィス系の相談がめちゃきている
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
しかも、結構、全国から。
(札幌~福岡までの間)
行政書士のほうでは、
ユーザーさんから。
ファシリテーション(株)
のほうでは、運営サイドさんから。
で、なんでそんな話が来てるか、
っていうと、ボクがずっと
レンタルオフィスユーザーだから。
と、このブログ記事があるから。
運営サイドのファシリをしたり、
ユーザーサイドのファシリをしたり、
両方を見てきているわけですが、
リスクもあり、メリットもあり。
というわけで、今日は
リスクとメリット 3:5法則
お伝えしたいと思います。
レンタルオフィスのリスク
でね、レンタルオフィスを選ぶにも、
経営判断なわけです。
で、経営判断だからこそ、
リスクがある、ってこと。
この辺はレンタルオフィス側が
重要事項として説明すべきところ。
普通の賃貸みたに、
重要事項説明書を交付するのが
ベターだと考えています。
でね、いくつかリスクが
あるわけです。
銀行口座が開設できなかったり、
融資を受けられない場合もあったり、
許認可が得られない場合もあったり、と。
そういうリスクは、認識して、
万が一のことがおきたら、
対応できるって言う状態
この状態にしておかなければ、
経営者としてはダメなんです。
人の褌で相撲を取る、
これがレンタルオフィスユーザーの
おかれている状況なんですから。
大きいので言えば
例えば、運営側の倒産。
建物オーナーが
運営しているときよりも
転貸(類似)関係になってるとき。
運営者がこければ、
ユーザーもこける、
っていう連鎖がおきるわけ。
ある日、自分のオフィスに行ったら、
封印がしてあって中に入れない、
なんてこともありうるわけです。
だからね、与信判断なんかも、
ユーザーサイドとしてはしないと
いけないんですけど、
多分、無理(苦笑)。
なんで、そういうことが起きる、
と思って、対応策を考えておく、
ってことが肝心なわけです。
出て行かなければならないのであれば、
出て行かないといけない、というわけ。
その点、賃貸借とは違って、
ユーザーの保護は薄いのです。
ユーザーがコントロールできない、
そういうこともあるんです。
法律屋っぽいお話
某レンタルオフィスが
一斉廃止にとなったとき。
しかも、超突然。
司法書士と一緒に、
ひーこらひーこら言いながら
手続をやったなんてことも・・・。
本店移転(住所変更)だけなら
まだしも、許認可が絡むと、
死活問題ですからね。。。
それから、
BCPをやるときには、
このへんもより厳しく・・・。
なお、
レンタルオフィス契約でも
賃借権の成立を認め、
借地借家法の適用を認めた裁判例
(東京地判 平26・11・11)
これもあるんですけどね。
(↑この辺は法律屋っぽいお話。)
で、賃貸借(転貸借)が認められる、
っていうのは基本的にはユーザーが有利、
になるってことなんだけど、
例えば、民法613条の規定なんかで、
ユーザーがオーナーに直接義務を負う、
なんて場面も想定されるのです。
リスクなくして、メリットなし
リスクなしで、
月100万円を稼ぐ方法
なーんて、
うちにもいっぱい、DMが
送られてくるんだけど。
いやね、ノーリスクの
ビジネスなんて、本当、
ないわけですよ。
リスクがあるからこそ、
ビジネスが成立すのであって、
さらに、メリットがあるわけです。
レンタルオフィスのメリット、
これもリスクがあるからこそ、
受け取ることができるものなんですわ。
レンタルオフィスのメリットについて
→ この記事を読んでくださいな。
だからね、バランス。
リスクとメリット。
これを天秤にかける。
で、バランスをどこにもっていくか?
これを頭の中でイメージしておくんです。
リスク要因・メリットに、
要素ごとの点数をつけて
数値化して・・・
ってことを、よくやるんですけど、
そこまでしなくてもOK。
ぶっちゃけ、この尺度が
どこまで適正なのかは
あとからしか分からないので・・・。
じゃあ、どうすんの?っていうと。
直感的に、客観的に見て
(という、難しいさじ加減。)
リスクが何点か、
メリットが何点か、
イメージしておくんです。
このうえで、リスク:メリット、
これがどうなってるかを見る。
で、ボクは、
リスク:メリット = 3:5
このあたりが最適値
だと思っているんです。
解は沢山あるわけで、
その中から最適解を見つける、
っということをやるわけですが。
最適解のある範囲が、
リスク:メリット=3:5
になってる範囲かなと。
この割合以上にリスクがある、
っていのは、通常は避けるべき。
勝負にいくなら、勝負しても
いいけどね。(止めはしません)
また、3:5、この割合以下で
リスクがあるとき、
特にゼロという評価のとき、
こういうときは隠れたリスクが
存在する可能性、
これを疑ったほうがよいのです。
でね、いずれにしよリスクがある、
それを承知で行動したのですから、
リスクが現実化したら、
潔く、その責任を取る
ってのが、起業家・経営者が
やるべきことなんです。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
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