来週月曜を出社禁止にした、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
ついでに、土曜・日曜も、
自由出社です。
あ、いつもと変わらないか・・・。
というのもね、ほぼ間違いなく、
台風直撃、ですよ。
日本の予報だけじゃなくて、
他国のスパコンの予測、でも。
パートナーの皆さんの安全と、
クライアントの皆さんの安全を
考えたら、月曜日はお休みです。
もっとも、チャットワークや
メールは生きていますし、
電話もいつもどおり使えます。
どこでも仕事をできる環境、
コレを作っておくと、災害時、
災害対策時にも強さを発揮するのです。
でね、今日、5アポあったんで、
話題は結構、台風の話、多かったんです。
でね、稼げているところと、
稼げていないところで、
社長の決断に、明らかな違い、
これがあったんです。
というわけで、今日は、
リスク評価が稼ぎを決める!
お伝えしたいと、思います。
危機対応時のA社さんとB社さん
で、台風直撃の日曜日、
そして、月曜日。
中には年1のイベントをやる、
ってところも。
というわけで、危機対応、
といっても過言でないところ、
多いわけです。
そもそも選挙と重なって、
テンヤワンヤなところでは
あったんですけどね・・・。
でね、
あるクライアント(A社)は、
雨が降ろうが、なんだろうが、やる。
どうせ、台風はこない。
って言ってたんですよね。
で、月曜日、出たとこ勝負、
とするんだとか。
で、一方で、
年1回の大切なイベントが
あるクライアントさん(B社)は、
危険な可能性がある以上、
なにがなんでも、中止。
って、言って、
中止にしたんですよね。
でね、この2社さん、
社長の性格が真反対
なんですよね。
特に、リスクの取り方。
個人的には、
これだけ台風、台風と、
騒ぎになってたら、
それなりに準備する
というのが当然だと、
思ったりするわけです。
中止したり、延期したり、
今のうちに取れる手を
とっておく。
こうだと思うんですけどね。
でね、
B社さんは今日のうちに、
中止を決定。
一方で、A社さんは、
月曜日、出たとこ勝負。
A社さんはリスクをとり、
B社さんはリスクを取らない。
こんな感じだったわけですよ。
平時のA社さんとB社さん
でね、平時のA社さんとB社さんは、
どんな感じかというと、
A社さんはリスクを取らず、
B社さんはリスクを取ります。
A社さんは、広告も打たないし、
かといって、ブログもYouTubeもしない。
やって無駄になったらどうするの?
っていうのが口癖。
採用も正社員は絶対に取らない。
全部、業務委託。
広告=コスト=リスク。
人材=コスト=リスク。
コスト=リスク、だから、
リスクは取らない主義
なんですよね。
一方で、B社さん。
広告はガンガン打つ。
当然、失敗も多いけど、
成功も多い。
ブログは毎日書くし、
YouTubeもガンガン投稿する。
採用は正社員ばっか。
派遣も雇うけど、
すぐ正社員にしちゃう。
広告=投資≠コスト。
人材=投資≠コスト。
だから、ガンガン投資する。
投資して、失敗したリスクは
恐れない。こういう人。
あれ、だったら、台風のときに、
逆の行動を取るのでは?
っと思った方、鋭い。
A社はリスクをとらず、
B社はリスクをとる。
のであれば、
A社は早々と中止して、
B社は直前に中止、
ということになりそうです。
でも、現実は違います。
とるべきリスクか?
でね、このA社さんとB社さん、
ほぼ同時期に創業なんですけど、
利益ベースで、全く違う。
1000倍ぐらい、違うかも。
スタートはほぼ一緒なんですよ、
資金力も、人材も。
でも、B社は一気に伸びた。
しかも、正直、ファシリしていて
気持ちいいすばらしい会社さんです。
でね、B社の社長さんの
素晴らしいところは、
とるべきリスクをとり、
とるべきでないリスクはとらない。
これがはっきりしていること、
なんですよね。
広告なんて失敗するのは当然。
だから、このリスクはとる。
でもね、
人という命を扱う以上、
人命が危うくなるようなリスク、
これは絶対にとらない。
これがはっきりしているんです。
だから、B社は台風がきて、
イベントが中止になって、
今までの努力と投資が無駄
となっても、人命というリスク、
これをとらない、という姿勢を
はっきりさせたんですよね。
一方でA社さん。
ギリギリまで、営業して、
お金を得たいんです。儲けたいんです。
閉めたらその分、仕入れとか、
人件費とかもったいない。だから、開ける。
万が一、危なかったら、
危なくないようにすればいい。
という判断をしてるんですよね。
これもまた、経営判断としては、
ありだとは思います。
ボクは、判断「結果」については、
どっちも正解だとは思います。
あけてもいいし、
あけなくてもいいんです。
でもね、
ちゃんとリスクを評価しての
検討結果か?
というところは、
注意してほしいと思います。
B社さんがすぐれているのは、
取るべきリスクと
取らないリスク
これがはっきりしていること、
ナンですよね。
台風なんかは、
とるべきリスクじゃない。
この評価軸があるからこそ、
判断にブレがないんです。
だから、強い。
で、こういう会社の姿勢って、
従業員さんにも伝わるんですよね。
一方で、A社さん、
リスクに対する評価が甘い。
評価軸そのものが、甘い。
社長の一存で決まっている、
というところがあって・・・。
判断がコロコロコロコロ、
変わるわけです。
で、こういう対応をしていると、
いい加減な会社だな
という印象を、従業員にすら、
与えてしまうのです。
もちろん、お客様にもね。
ちゃんとした軸をもっているか、
っていうのは、ちゃんと、
危機が訪れているときに分かる
んだなと、思った、
台風に備えている金曜日、でした。
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