会社を創る人でもある、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
今日は、会社設立の準備。
ボクのではなく、クライアントのですが。
2社、誕生直前です。
クライアントと一緒に、
創っていく感じです。
コ・コリエイト、ですな。
それにしても、相変わらず、
書類は多いなぁ・・・。
ま、そのうち、全部、
完全オンラインに
なっちゃうんだろうけど。
そうなってくると、より、
使える専門知識があるか否か、
ってのが勝負の要になるのでしょう。
で、いつも思うのですが、
ハンコを押す書類、多すぎです。
しかも、
どの印を押すか、という指定
(法令の定め)も、メンドクサイ・・・。
原則があって、例外がある。
それは分かるんですけど、
どこになにを押せばいいか、
このミチに入って
10年以上たちますが、
悩むことはあります、はい。
そんなことを思いつつ、
大量の書類にハンコをいただきます。
クライアントの方々には、
その意味をお伝えしながら、
押していただいていますが・・・。
最近、決済文書の書換えとかが
問題になっていますが、
すげぇなぁ、と思ったこと。
「本人に確認しました。『責任はありますが、正直に言うと、
そこまでちゃんと見ていなかったので、覚えてませんでした』
というのが、彼の正直な発言です」
「沢山の書類であって、
判子が十いくつ押してあったそうですけれど、
その中で読んでない人もいたかも知れない。
それはあり得るかなという感じはする」
「ずーっと判子を押したやつの中を
全部私どもが読んでいるかと言われると、
私自身も正直、読んでない書類に関して
決裁の判子を押していることはありますから」
「全文書を全部読んでいるかといわれると、
私はその自信はありませんので、
そういうこともあり得るだろう」
こういうこと、平気で、
いっちゃうんですね・・・。
官僚の上のほうの人だけでなく、
副総理・財務大臣でも・・・。
慣れすぎちゃっている、
ということでしょうか・・・。
ボクは普段、社内的にも、別の組織でも、
決済をする立場のことが多いのです。
もちろん、起案することも多いですが。
でね、文書がまわってきたり、
起案したりするときは、
隅から隅まで、チェックする。
で、内容が分からないところは、確認する
ってことは徹底してるんですよね。
全部読めるか、というと、
全部読めるわけです。
フォトリーダー、ですからね。
なので、そうカンタンに、
ハンコは押しません。
規定に合わない、規則に合わない。
そんなときには、絶対に、
ハンコは押しません。
ので、決済が止まります。
なんで、そこまでするか。
ハンコを押す=全責任を取る宣言
だと、ボクは捉えています。
複数の人がハンコを押せば、
それは、連帯責任です。
で、連帯責任っていうのは、
分割して責任を負う、ということじゃ
ないわけですよ。
全部の責任をそれぞれが、
連帯して負う、ということですよ。
この文書は見ました、という確認のために、
ハンコを押しているんじゃないんです。
私は、この文書に書いてあることで、
問題が起きたら全責任をとります
という宣言なんですよ。
それを軽々と、やってしまっては、
いけないんだと思うんですよね。
それこそ、無責任です、はい。
ハンコに限らず、確認ボタンだったり、
署名だったり、いろいろするわけですけど、
かなりチェックしてからじゃないと、
ポチッとな、をしません。
WEBで明示される利用規約とか、
ちゃんと読んでるの、ボクぐらいかな・・・。
それぐらいのクセ、
つけておいたほうがいいんです。
責任は自分でとらないといけない、
そういうもんですからね。
でも、まぁ、そういうこといっていると、
事務方から、
「止まっちゃうと困るんで、押してください」
と、言われることもあるんですよね・・・。
ほんと、懇願されるわけです。
でも、ボクは納得できない。
こんなとき、どうするか。
ボクは、ハンコを押します。
そして、その横に、
内容は確認しました。
内容については、承認しません。
と、付記します。
印鑑にかぶるカタチで、ね。
責任がとれないものに、
ハンコを押す、ボタンを押す、
署名をする。
こんな無責任なこと、
やっちゃいけないんです。
経営者としても、起業家としても。
責任がとれるか。
これ、ちゃんと考えたいこと、です。
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