マーケティング

非関連多角化は覚悟がない証

本がねぇじゃんという感じだった、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

お仕事に必要なんだけど、
既に売ってない本を探しに、
ブックオフに行ったんですが…。

本がねーじゃん。苦笑

いやぁ、本よりも、
衣類・雑貨とか、
めちゃめちゃ多かった・・・。

おかげでスキー板、
買いそうになったけど…。

それにしても、
凄い人・人・人。

緊急事態宣言って、
なんだったのかなと思いつつ。

ブックオフは本に集中して
ほしいなぁと思いつつ。

まぁ、普通のブックオフに
行けばよかったんだけど。

カインズホームにも
寄りたかったんでね…。

でね、あそこは
ショッピングモール。

というわけで、
いたるところに
人がいた、わけなんですけど。

カインズホーム、
スーパーブックオフ、

マクドナルド、
スガキヤ、

ベイシア。

物販と飲食の融合、
という感じではあるんですけど、

さて、共通しているものは、
いったなにか、というお話。

あの共通項があるからこそ、
シナジー効果が生まれるのです。

 

あの共通項がないと、
ショッピングモールでも、
人は集まりません。

まぁ、ボクはそこを突いて、
人がいないショッピングモールに
行くのが好きなんですけど、ね。

名古屋市港区の
あのショッピングモールとか。

人いないですからね、マジで。

その共通項とは、

客層

です。

これをずらすと
大手が開発した
ショッピングモールでも、

大変、苦労することに
なるわけ、です。

ランチェスター戦略では、
おなじみのこちらの表。

商品・地域・客層、
っときますけど・・・。

中小零細弱小会社が絶対に
やっちゃいけないのは、
非関連多角化、ですからね。

屏風と中小零細弱小会社は
広げると、倒れる。

だいたい、
失敗する社長・経営者って、

商品を増やして、
地域を広げて、
客層を増やして・・・

失敗していくのです。

地方のショッピングモールとか
これの典型、ですけどね。。。

様々な人がくるように、
お店がちゃんぽん状態。。。

中小零細弱小会社なのに、
非関連多角化をしようと
するところもめちゃ多い

んですけど・・・。

タダでさえ低い戦力が
分散したら勝てるわけがない。

っていうか、
勝たなくてもいいんですよ、
負けなければ。

ただね、

非関連多角化した戦闘力は、
負けるほどしかないのですよ、
中小零細弱小会社では、ね。

ブックオフですら、非関連多角化は
苦労している感じですが・・・。

まぁ、ショッピングモールに
出店するのであれば、ありか、
っというところですけどねぇ…。

複数のバラバラした商品を持ち、
そこに、自分のリソースを分散すれば、

その分、1つ1つにかけられる
リソースが薄くなる。

ので、結果、選ばれない商品、
お店になっていく、んです。

じゃあどうするの
といえば・・・

一点集中主義。

やるべきことを1つに絞って、
それを、横展開かけていく。

商品に一点集中。
地域に一点集中。
客層に一点集中。

非関連多角化ではなく、
関連多角化です。

竹田陽一先生の
提唱する原則。

ランチェスター経営の
竹田陽一先生がこう定めています。

【弱者の経営戦略17カ条】

第1条
弱者の社長は1位作りに
強い願望と熱意を持て

第2条
自社よりも大きな会社は
攻撃目標にするな

第3条
弱者は強い会社と同じ方法で経営せず
違ったやり方をせよ

第4条
1位作りの目標は
対象を細分化して発見せよ

第5条
弱者は市場規模が小さな商品で
1位になることを目ざせ

第6条
弱者は商品の幅は狭くして
経営力の分散を防げ

第7条
弱者は市場規模が小さな地域で
1位になることを目ざせ

第8条
弱者は営業地域の最大範囲を
狭くせよ

第9条
弱者は市場規模が小さな業界や客層で
1位になること目ざせ

第10条
目標には1位になれるだけの
戦術力を投入せよ

第11条
弱者は間接販売を避けて
最終利用者へ直接販売することを重視せよ

第12条
弱者はお客に感謝の心を伝え
お客の維持力を高めよ

第13条
弱者は人の力がより有効に発揮できる
組織システムを作れ

第14条
弱者は資金の固定化を防ぎ
経理の仕事は簡単にせよ

第15条
弱者の社長は朝型を中心に
3200時間以上仕事をせよ

第16条
弱者の社長は経営戦略の研究に力を入れ
上位3%に入る実力を身につけよ

第17条
弱者は調子に乗るな。
小さな成功で生活内容を変えるな。

ボクら弱者が使える戦闘能力、
これって、しれているわけですよ。

だからね、

広い範囲で攻撃を行えば、
パワーが分散して、勝てない。

だからこそ、

一点集中、
チカラをいれるエリア・分野を
絞って、集中的にパワーを投入する。

こうでなくちゃ、いけないのです。

大きいエリアであれば、
小さいエリアに区切って、
順番に攻め落としていく。

あれや、これやもやって、
戦闘力を分散させない。

あっちや、こっちも行って、
戦闘力を分散させない。

一点集中。

でね、稼ぐ経営者ほど、

やらないことを決めている。
売らないものを決めている。

んですよね。
やるべきことをやるために。

ボクらが、やるべきことは、
商品のラインナップを
増やすことではありません。

徹底的に商品を絞る。
一点集中で実力を投入する。

これしか、ないんです。
実力を上げるためには。

でね、何に一点集中するか、
っていうのは、

ノブレス・オブリージュ
- noblesse oblige

この義務を果たすことが
できるものに、

そして、

自分が幸せにできる範囲内に、
徹底して、一点集中、なのです。

自分の本当の
才能・知識に気づいた人は、

その才能・知識を
社会に生かす責任を
負うべきだ

この義務を果たすことに集中しないで、
あなたの人生、どうするの?

って、ボクは思いますが。

あなたが幸せにできる人、
どんな人ですか?

その中でも、

あなたが幸せにしたい人、
どんな人ですか?

具体的に、30文字程度で、
それぞれ文字化してください。

ここが明確でない、

ミッションがなければ、
ビジョンもない。

そんな経営者は、
従業員にとっても、

お客様にとっても、
まったく、まったく、
魅力的じゃないんです。

たとえ、会社に社長以外が
いなくなったとしても、

「俺だけはこれをやり遂げるんだ」
「私だけはこれをやり遂げるんだ」

という程度の覚悟がないと、
魅力的ではないのです。

 

一点集中できないのは、
覚悟がないからです。

自分の実力がないことが
露見しないようにしている、
ただそれだけ、です。

 

実力不足が分かっているのに、
実力を分散させていることに
気が付いているからです。

実力不足にビビるやつは、
社長でも経営者でもない。

 

ただの雑魚キャラ。
雑魚は不要です。

業界のたい肥には、
なるだろうけどね。

 

まずは、一点集中です。

深く穴を掘れ。
穴の直径は自然に拡がる。

ーやずや創業者・矢頭宣男

これですよ、これ。

一点集中しないのは、
実力が分散し、自分も周りも、
不幸にしていくだけですよ。

それじゃあ、人生、
モッタイナイじゃないですか。

何でもやっちゃう人は、
選ばれない人、なんですよ。

 

千里の道も、一歩から。

あなたがやらなければならないこと、
一点集中して取り組むべきものに
しっかり絞りきって、実践する。

徹底的に絞り込みを行うからこそ、
まだ弱い・少ない戦力でも負けない。

すべきことだけを、する。

一点集中して、一点突破。
穴は自然と広がります。

無理やり非関連多角化して
倒れなくてもいいのにな、
っと、ボクは思うわけですよ。

 

やりたいこととやるべきこと、
違いますからね、ほんと。

 

今日の一言覚悟をして、一点集中。一点突破。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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