ぶっちゃけ、恵方巻きってなんだよ!
って思っている、さわちゅうこと澤田です。
今年は北北西だそうで。
コンビニでも、スーパーでも、
デパートでも、そこらかしこに恵方巻き。
ああ、しんど。
そんな感じですわ・・・。
なんか変なブーム感・・・。
でね・・・
買って食べましたよ、太巻き。
北北西向いて、無言でいっきに。
というのもね、
母方みーんな、大阪なんですわ。
で、台所を握るのは母を初め女性。
ということで、我が家は
微妙に大阪文化の台所でして。
普通に小さいころから、
太巻き、節分に食べてましたよ。
だから、太巻きを節分に
食べるのは違和感はない。
でも、恵方巻きと世間が大騒ぎ
するのには、違和感がまだある。。。
でね、思ったわけです。
マーケットに
自分を合わせるな。
新しい
自分のマーケット
これを見つけろ。
これです。
恵方巻きの習慣を
全国に根付かせたのは
セブンイレブンといわれています。
しかも、ほんのこの10年で。
いやぁ、すごいよね、
この嗅覚。
もともとなかったんですよ、
関西圏以外に、この風習。
でも、いまや当たり前。
マーケットにあわせて、
関西だけで販売していたら、
こんな状態にはならなかったでしょう。
マーケットの動向に
沿おうとすると、
常に苦戦を強いられる。
値下げ要求や、
市場価格の下落。
だんたんと、
ビジネスがやりにくくなる。
だからこそ、
自分にあった
新しいマーケットを
見つける。
もしくは、作り出す。
でね、新しいマーケットを
見つけるときのポイントが
恵方巻きには隠れています。
それは・・・
ある一定の地域の文化、
これを別のところで広げる。
一部の地域ではやっているものを、
別の地域にもってくる。
これだけで、いっきに
マーケットが広がることがある。
讃岐うどんとか、いい例。
見わたしてみると、
実は、数はそんなに
売れていない。
でも、ずっと売れている商品。
そんな商品があったりする。
いわゆる
シンデレラ商品。
なかでも、シンデレラ商品に
なりやすいのが、地域の食品。
例えば、我が家がずっと
買い続けているのは
・鎌田のだし醤油
*最近はマックスバリュでも買える
・馬路村のゆず製品
・香川のしょうゆ豆
などなど。
あとは、
・白味噌のあんもち
なんかも。
あ、お正月のお雑煮用です。
あんもち雑煮用の御餅。
こっちで買えないし、
つくるのも面倒なので、
買ってます。
なんで、四国(香川)に
偏ってるかというと、
母方の本家は香川なので。
ずっと、そういう食文化、
味噌のまち岡崎の我が家にも
伝わっています。
でね、こういう地域のもの、
昔を懐かしんで買う、という
ニーズが一定程度あります。
だからね、
特に飲食をやっている方、
お客さんに郷土料理を
ひとつ聞いてみてください。
結構、面白いものが
見つかると思いますよ。
でね、
「良いもの」でなくて、
全然いいんですよ。
実はね・・・
「良いもの」と、
その集客力とは、
まったくの無関係。
なんですよ。
商品・サービスが
いくらいいものだからといって、
集客力があるわけではない。
実は、この二つは
まったくの無関係。
因果関係、なし。
意外かもしれませんが。
でもね、
「良いもの」であることを
伝える「能力」と、
集客力との間には
相関関係がある。
だからね、
「良いもの」を探すよりも、
ちゃんと伝える能力を身に着ける。
こっちのほうが重要。
結構、つたわってないんですよ、
あなたの商品のいいところ。
だいたい、平均的に見て、
伝わっているのは20%ぐらい。
ここをどれだけ引き上げられるか、
これが稼ぐ起業家と稼げない起業家の
分かれるところ、です。
そんなことを太巻きを食べながら
思った今日でした。
というわけで、今日は、
地域ならではの食べ物を1つ、
思い出してみましょう!
【アクセス】ファシリテーション株式会社
地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
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