愛知県内をいったりきたりしていた
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
いやぁ、風が強い!
一宮→名古屋→蒲郡→岡崎
と車で移動してきたのですが、
風で流されること、流されること。
急ぎの書類を取りに行ったり、
出したりと、今日は一日、
行政書士の日。
で、今からはファシリテーターの
お時間でございます(笑)
でね、行政書士のお仕事って、
基本的に、「何かあった」を
解決するお仕事。
代表的なものは、
「許認可とらないといけなくなった」
ので、許認可を取る手続きのお手伝い。
比較的、B2Bのお仕事ですと、
「悩み」にアプローチしやすいお仕事。
一方で、ファシリテーターとしての
お仕事は、「本当の悩みは何だろう?」
から始まることが多いのが、本当のところ。
車を運転してるときに、
風に流されている。
だから、
風を何とかしたい!
これに近いのが、
クライアントさんの悩みです。
つまることろ、
表面的にクライアントが
言っている悩みが、
本当の悩みでない
これなんですよね。
だからこそ、
あーだこーだいいつつ、
いろんな引き出しを開けたり閉めたり、
つっついたり、ひいたりしたり
するんですわ。
でね、
お客様が抱えている
本当の悩みに
フォーカスできているか。
これは、ファシリテーターとしても
重要なスキルなのですが、
マーケッターとしても重要なスキル。
スキルというと、あれか。
誤解を生みそうなんだけど、ね。
視点、といったほうが
適切かもしれない。
クライアントのチラシとかLPとかを
チェックしていて思うこと。
それ、本当に
お客様の悩みですか?
と。
結構ね、「これに悩んでて欲しい!」という、
クライアントの願望が出ちゃってたり
するんですよね。
だからこそ、
ちょっとまてちょとまて、
と、さりげなく、お伝えするのですが(笑)
でね、良くある間違い例。
「日本の教育は、
これからどうなるのでしょう?」
こいう問題を解決しますよ、
的なチラシ。
確かに、日本の教育については
問題はあるかと思います。
でも、日本の教育について、
お客様は本当に悩んでいるのだろうか?
…国会議員とか、文科省の人であれば
悩んでいるかもしれませんが、
普通の人は、あんまり悩んでないですよね。
「世界の気候変動を解決します」という前に、
「今、今日のこの風をなんとかしてくれ」
と思うのが、人間なんです。
つまり・・・
社会が抱えている悩み
ではなく、
お客様の「日常の悩み」に
フォーカスする。
これです。
これができているか。
日常生活があるからこそ、
社会について悩むことは少ない。
日常生活にだけでも、
悩みは沢山あるからね。
だから、社会を憂う
キャッチコピーや商品は
非常に反応率が悪い。
まずは、日常の悩みににフォーカスし、
そして、解決してあげよう。
日本の教育を憂うよりも、
「宿題をやらない子ども」を抱える
お母さんの悩みを解決しよう。
でね、
「宿題をやらない子ども」というのは、
表面的な悩みなんですよ。
だからこそ、
もっと、もっと、
深いところにある
「悩みの根源」ともいえる悩み。
これを探し出す。
このときも、
結果思考でいきたい。
「宿題をやらない子が
宿題をきちんと時間内にするには
どうすればよいか?」
こうやって、考えるんです。
するとね、いくつか
「解決策候補」が出てくる。
で、この候補を
いくつかやってみる。
するとね、上手くいくのと
上手くいかないものが出てくる。
で、上手くいったものの
「理由」をそこで考えてみる。
すると、そこには、
「悩みの根源」が
顔を出しているのです。
こういう細かい作業が、
マーケティングには
必要なのです。
で、こういうことを
ちゃんとやるとね、
お客様の日常の悩みを
解決することで、
社会の悩みを解決できる。
きっと、
こういう素晴らしい循環を
生み出すことになるんですよ。
というわけで、今日は、
今、悩んでいる日常の悩みを1つ、
紙に書いて、ゴミ箱に捨ててみましょう!
【アクセス】ファシリテーション株式会社
地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F