講演って、やっぱり準備しないと
ダメだなと思う
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
何の話か、といえば、
今村元復興大臣の話。
「これはまだ東北であっちのほうだったから良かった」
「これがもっと首都圏に近かったりすると莫大な、
甚大な額になったと思う」
というのが、今村元復興大臣の発言。
決定的だったのが「良かった」と、
言ってしまったこと。
これはNGワード。
おそらく「不幸中の幸いだ」という
ニュアンスで使用したんでしょうけど、
しかも、おそらくこれ、
アドリブで入れたんだろうな、と。
そこはやはり「良い」という
イメージが強すぎるので、
被災者の皆さんを貶める
発言に聞こえたのです。
ただ、
「首都圏での地震に備えなければいけない」
趣旨だったと、後にコメントされています。
じゃあ、どう発言すればよかったのか。
例えば・・・
「東北ではこれほどの甚大な被害が出ています。」
「では、東日本大地震に匹敵する地震が
首都圏で起こったとしたらどうでしょうか?」
・・・・
「人口も、都市機能も集中しています」
・・・・
「だから、私たちは大地震に備えなければならないのです」
こんな感じでしょうか。
ポイントは、東日本大震災と
首都圏大地震を直接、比較しないこと、です。
人に伝えるときには、
次元を混ぜてはならない。
こんなことを、
ボクは意識しながら講演したり、
セールスライティングをしています。
東日本大震災は現実(過去~現在)です。
首都圏大地震は未来です。
次元が異なることを
混ぜて話をすると、
え?ん?
とか、疑問がわいたり、
それは違うだろ
と、誤解が生じるんです。
現実(過去~現在)と未来、
これがごちゃごちゃになって、
理解ができなくなってしまうんです。
だから、次元を混ぜて
話をしてはいけないんですわ。
じゃあ、どうするのか、
というと、
次元を移動させる言葉を挟む
これなんです。
先ほど示した例では
「では、・・・どうでしょうか?」
という、仮定の言葉を使って、
現実から未来へ
読み手・聞き手がいる次元を
変えた、というのが分かりますか?
これでね、
読み手・聞き手は未来にいるんで
「ああ、備えないとね」
という感情が持てるようになるんです。
こういうこができないと、
講演とかセールスレターって
うまくいかないんですよ。
お客さん、置いてけぼりに
なっているパターン、よく見ます。
で、先ほどは現実から未来へ
移動させる言葉をという話でしたが
未来が描写できない人
これが、意外と多いんです。
手に入れて、使っている感覚を
言葉がけできているか。
マーケティングでは、
これが重要という話を
クライアントにはしています。
よくね、商品説明っていうと
性能や性質などのスペックを
説明してくれる人がいるんです。
っていうか、これがほとんどか。
でもね、それじゃあモノは
売れないんです。
お客様に商品説明する
というのは、
既にお客様が
商品を手に入れている
ごとく話すんです。
そして、
今、まさに使っている
かのごとく、話す。
お客様の想像力をかきたてるんです。
で、この話しが上手いのは、
やはりテレビ通販番組。
そして、やっぱり、
ジャパネットたかた・高田前社長。
というわけで、今日は、
ジャパネットたかた・高田前社長の動画を
1つ、検索してみてみましょう。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F