静岡をぐるっと一周してきた

未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO（スーパー・ファシリテーター）、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

いやぁ、ほんと、
静岡は東西に広いわ・・・。

東名と新東名で、
ぐるっとひとまわり。

普段、高速バスか新幹線で
静岡を駆け抜けていきますが、

「まだ静岡か・・・」

と、思うことがしばしば。

で、今回は、クライアントの訪問と、
諸所の偵察のため、車で静岡。

富士市にもっと、もっと、
マーケッターを！

こんなに静岡にいたのは、
水泳をバリバリやっていたころに
合宿とか大会で行っていたいらいかな・・・。

静岡、いいところです。
（浜松ぐらいまでは良く行きますが。）

でね、静岡に行ったときの
楽しみといえば、これ。

炭焼きレストランさわやか　さんの
げんこつハンバーグ。

牛肉100％のハンバーグです。

ザ・庶民の味、
といったところでしょうか。

浜松を中心とした地域に、
愛されているさわやかさん。

これがね、めちゃめちゃ
勉強になるんですよ。

なんの勉強か、っていうと、
マーケティング、これですよ。

その１．静岡県内にしか出店していない

現在、30店舗あるさわやかさん。
中心は浜松。

浜松エリアに、１１店舗。
その近隣に、７店舗。

で、あとは、静岡市周辺に
半数の展開。

で、東のほうの店舗は
全部、高速のインターに近い店舗。

http://www.genkotsu-hb.com/shop/img/sawayakamap20161201.pdf

これ、セントラルキッチンからの
配送だから、というのもあるんですが、
地域戦略的に◎です。

強い地域を作ってから、
じわじわと広げる。

で、別の地域に広げるときも、
小さな強い地域をつくってから
広げる。

お、弱者の地域戦略じゃん。

エリア的には、豊橋ぐらいなら
広がってもいい気もしまずが、
若干文化圏が違うので、やめてるのかな？

その２．コンセプトと店名の一致

おそらく先に、「さわやか」というコンセプト、
これがあったんじゃないかなと思います。

というのが、当時のチラシの写真、
これを見て、感じました。

「さわやかな味覚」
「さわやかなお値段」

「さわやか」というコンセプトが
あるからこそ、「さわやか」で
統一的にデザインされている。

で、それを体現するために、
店名も「さわやか」にする。

でね、「さわやか」で統一している
からこそ、従業員教育とかも
やりやすいと思うんですよ。

「今の質問、さわやかかな？」
「そのやり方は、さわやかな？」

「そのアイデア、さわやかだね！」

なんて会話が繰り広げられている・・・
というのは、勝手な妄想です。

が、こんな感じでコンセプトを
お客様だけでなく、
従業員にも浸透させられるんです。

現に、求人募集のところには
「さわやかさん募集」となってます。

その３．分かりやすい商品名

名物、げんこつハンバーグ。
これ、250ｇなんです。

で、250ｇっていわれても、
普通の人、あんまりぴんときません。

でもね、

げんこつ

と言われると、
ああ、だいたいげんこつぐらいの
大きさね、っとイメージできる。

でね、ちょっと小さめの
200ｇのサイズには

おにぎりハンバーグ

ってなってます。
ああ、だいたいおにぎりぐらいね、
と、お客さんはイメージしているのです。

イメージさせるときには、
身近なものと比較させる、
これがイチバンなんですけど、

その辺の技が、上手い。

その４．アクションの明確化

よくね、チラシとかには、

お客さんが取るべきアクション、
これを明確に指示しましょう

なんて話をしています。

で、上の写真はテーブルを
汚さないようにする台紙なんですけど、

「鉄板が来たらココを持ってね！」

と、アクションを明確にしています。

こんな感じで、明確なアクションを
指示して、それを実行してもらう。

しかも、これ、簡単なステップ、
ベイビーステップになっているんです。

なので、「ココを持つ」という、
簡単なアクションをやることで、

「さわやかな世界」

これに、どっぷりと、
お客様を引き込んでいるんです。

いやぁ、実に興味深い。
他にも店の作り方とか、
勉強になるところ、ありました。

あれ、おそらく、わざと
行列を作らせてるんだろうな…とかね。

ちなみに、入店してから
着席できるまでに、１時間半かかりました。
（ホテルに戻りましたが。）

で、入店待ちの「名前ボード」にも、
工夫が・・・。

これは是非、実際に訪れてご確認を！

ヒントは、
「最初に言えば説明。後から言えば言い訳。」

実にさわやかな、テクニックでした。

というわけで、今日は、
「炭焼きレストランさわやか」さんを
ネットで検索してみてください。

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澤田隼人（1985年12月9日生まれ）は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル（HTML、SEO）やマーケティング知識（PPC広告、ブログ集客）を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。

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