「もうあかん」の店、破産したんだと驚く、
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です
いやぁ、びっくり。
普通に閉店して終わるかと
思っていたのですが…。
シューズ オットー(TSR企業コード:571165664、大阪市北区西天満6-1-5、官報上:尼崎市武庫町1-9-12、創業昭和52年4月、代表者:竹部淺夫氏、従業員2名)は4月26日、神戸地裁尼崎支部から破産開始決定を受け同日、破産手続廃止となった。(東京商工リサーチ)
「もうあかん やめます!」
「店じまい 売りつくし」
こんなキャッチフレーズを
店頭に並べて、
閉店セールを20年以上やっていた、
そんなお店でした。
ボクも2、3回、店の前までは
行っています。
シークレットブーツは
買いませんでしたが…。
マスコミウケがいいとは
思うのですが、
ボクはないなーっと思ってはいました。
というのもね、
「もう あかん」とか、
「閉店セール」とかって、
セルフイメージが下がる。
(というか、テンションが下がる。)
それを20年以上続けられた、
というのは、並大抵の精神力では
ないのだと思います。
だから、普通の人は、
まねしちゃダメです。
ボクとしては、「もう、あかん」と、
思う前に撤退したほうが幸せだったかも、
と思うところではあります。
経営者にとってビジネスは
撤退することが難しい。
ということを、
クライアントとよく、話をします。
ただ、できるクライアントほど、
撤退がきちんと、素早い。
あかんもんは、あかんのです。
反応が悪かった事業・サービス。
これは、撤退しないと
アカンノデス。
大企業みたいに、
「5年で黒字転換」とか、
言ってらんないですからね…。
もちろん、改善すべきところは、
改善して行かないと
いけないのですが…。
中小企業・起業家の場合、
改善ですまない
ということのほうが多いのです。
戦う場所が間違ってる。
これが多いんですよ。
戦場が間違ってる。。。
竹やりもって、
最新鋭の戦闘機と戦う。
いや、ムリでしょ。
というのが、現実に
たくさんあるのです。
上手くいっていない事業、
商品・サービスは、
ここで戦っていいのか?
と、こだわらず、偏らず、
空の心で、チェックするのが
重要なんです。
ここでね、撤退すべき、
と、感じたら、撤退するべきなんです。
やり続けて、周りを不幸にしながら…
だったら、やらないほうがいいわけです。
で、
この「撤退のセンス」
上手く行ってる経営者ほど、
輝いているセンスです。
そりゃそうだよね、
上手く行ってなかったら、
つぶれていますからね…。
じゃあ、どうやって、
撤退のセンスを磨くのか、
というと・・・こうなんです。
ここで戦っていいのか?
この質問に、まずは答える。
で、「戦う」と答えを出したら、
本当に?
と、再度問う。
で、
「撤退」となったら、撤退する。
また、「戦う」と答えが出たら、
本当に?
と、また問うわけでです。
「撤退」となったら、撤退する。
で、また、「戦う」との答えが出たら、
本当に?
と、また問うわけでです。
これでも、戦う、という結論が
出たら、戦いつづけましょう、
という感じ。
そこまで腹をくくっているのであれば、
なんとかなる可能性は高いのです。
いやね、これぐらいのマインドがないと、
ビジネスなんて上手くいかないんですよ。
経営者に撤退を
させるのはより難しい。
と、ボクは考えています。
ただ、いい経営者ほど、
「撤退のセンス」がありまして…。
ダメな人ほど、やめときー、
ということをやってっちゃうんですよね、
ホント。
いやね、やることのほうが、
楽なんですよ、実は。
そして、苦労している自分、
カッコいい、みたいな(苦笑)。
稼ぐために、撤退する。
「撤退のセンス」磨いてください。
というわけで、今日は、
「シューズ オットー」を
検索してみましょう。
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