10年待たせる男に出会った
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO（スーパー・ファシリテーター）、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

10年待たせる男ですよ。

結婚せずに、10年も付き合っている
男を知ってはいますが（笑）

そうじゃなくて、
あの男ですよ、あの男。

青山剛昌先生。

というわけで、今日は、
１０年待たせる男に学ぶのだ、
お伝えしたいと思います。

読者を待たせに待たせた先生

いやね、多分、これを読んでいる人の
ほとんどが、青山剛昌先生って、誰？

という感じかもしれませんが･･･。

名探偵コナンの作者です、はい。
（元妻は、声優・コナン役の高山みなみさん）

で、コナン好きが集まる、
弊社オフィスではちょっとした騒ぎが最近。

まじっく快斗の新刊が出た・・・！

って（笑）

というのもね、
第４巻が出たのが、
2007年なんですよ。

ボク、まだ大学生･･･。

10年はなげーよ！

って、お思いのそこのあなた。
甘いですよ。

第３巻が出たのって、
1994年ですから・・・。

そこ、13年ですからね。
（ボク、9歳・・・。）

というわけで、

第３巻から第５巻が出るまでに、
実に23年がたっているという･･･。

ファンのこっちもね、
まさか出るとは思っていなかった（笑）、

ので、出ると分かったら、
速攻で注文したのでした。
（で、ようやく読めた。）

待たせる覚悟があるか

で、ボクって普段、
人を待たせるのが嫌いです。

でも、人を待つのは、
嫌いではありません。

でね、待たせるのって、
実は覚悟のいることです。

だってさ、

待たせるだけの信頼関係、

それがないと、
待たせられないですから。

信頼関係があるかのチェック、
それが待たせられるか、
っていうことでもあるんです。

で、もうひとつ。

マーケティング的にはね、
待たせる、っていうことは

あなたの商品・サービスには
「待つだけの価値がある」という
メッセージを伝えること

なんですよ。

クライアントを待たせることは、
決して悪いことじゃないんです。

むしろ、
待たせることは、期待を生む。

待たされると、欲しくなる。
こういう傾向にあるわけです。

だからね、待たせるのであれば、

そこに宿る、
【価値がある】というメッセージ

これを、伝える覚悟があるか

という確認が必要です。

無駄に、10年も20年も
待たせちゃいけないのです。

ワインなんかもそう。

10年、20年待たせることで、
そこに価値が生まれる。
価値が宿る。

だからこそ、そのメッセージを
伝えなければならないわけですし、
その覚悟がなければ、待たせるのはNGです。

もうひとつ、チェックしたいこと

で、あらためて、もう一度、
この写真を見て欲しいんです。

５巻が２つ、ある、
っていうことに、
気がついたでしょうか？

赤いほうが通常版。
白いほうがTREASURED EDITIONという名の
特別版、です。

でね、マーケティング的に
面白いのは、

特別版を用意すると、
一定数、購入する人がいる

ってこと。

これね、中身、一緒なんですよ。
本の大きさは違うものの。

たとえ、中身が一緒でも、
特別版といわれれば、
買ってしまう。これが心理。

コナンでも、特別編集版といって、
シリーズモノでまとめたやつとか
出ていたりします。

もちろん、内容は一緒。
編集の仕方が違うだけ。

でね、

特別版をつくることが、
できないか？

この質問をしたときに、
新たな稼ぐ力が生まれる、

なんてことも多い。

ある世界的に有名な
アーティスト。

【特別版】や【リマスター版】
などといった、特別版を
リリースし続けています。

誰だか、わかります？

ザ・ビートルズ。

彼ら、です。

中身がちょっと違うだけでも、
特別版は特別版。

例えばね、

普段出しているニュースレターの
合冊版なんかをつくると、
同じものであっても、一定数売れる。

で、さらに、【皮装版】なんかを
作ったりすると、さらに売れる。
しかも、そっちから。

というわけで、
１０年待たせる男に学ぶのだ、
お伝えしました。

第６巻が出るのは、
１２年後かな・・・。

よくよく考えると、
今生まれた子が小学６年生になる、
ってことですからね・・・。

これだけ待たせられる、
っていうのは、本当にスゴイ。

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澤田隼人（1985年12月9日生まれ）は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル（HTML、SEO）やマーケティング知識（PPC広告、ブログ集客）を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。

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