4月から電力小売自由化が始まって4ヶ月。
8兆円規模の市場!新規参入せよ!
…というお話だった、去年の今頃。
さて、どうなったか。
電力広域的運営推進機関のデータを
拾ってみると、切替えたのは実に2%。
やっぱり、の、2%。
ということは、たったの1600億円市場。
しかも、新規市場(?)を取れたのは、
ガス会社などの、超大手のみ。
リストがあって、
戸別訪問できたところが
勝ってる。
やっぱりな、というところ。
みんな、変えないわけですよ。
地域の電力会社で十分なわけで、
そもそも市場ニーズがほとんどない、という状況。
フロントエンドにも、バックエンドにもならない。
ダイヤモンドだとおもったら、
石っころだった、という感じですね。
それなりの価値はあるものでしたが・・・。
思い起こせば、同じようなことが
マイライン、ってやつであったような・・・。
こちらは、ニーズの低さ、
さらに、技術革新で完全に廃れてしまいましたが・・・。
NTTグループのシェアが9割、と言う状況からしても、
どれだけニーズがあったんだ・・・と言う感じ。
(しかも、選択していない人がほとんど・・・。)
規制改革ブームに乗っかるのって、危険です。
だって、消費者は変化を好まないから。
動かないんですよ、基本的に。
動くのは、ホンの一握り。
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