週末3日で実働66時間だった
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
会社員だったら過労死ラインですね。
もっとも、
起業家だと決死型のラインを
ちょっと越えたぐらい。
頑張らんと・・・。
でね、頑張るためには、
水分補給が必要なわけです。
なんでね、スーパーに
水分補給(という名の買物。)
で、そこで実に面白い
ことがあったわけですよ。
というわけで、今日は、
全部が欲しいわけじゃないよ
というお話、お伝えします。
飲み物は麦茶に限る、けどね。
でね、基本、買う時の
飲み物は麦茶。あとは、水。
オフィスでは緑茶。
もしくはコーヒー。
・・・たまに無性に炭酸が
飲みたくなるけど、最近は我慢です。
健康志向(苦笑)
でね、麦茶を買いに、
言ってきたわけですよ。
お目当てはこれ。
健康ミネラルむぎ茶。
コンビニで買うより、
お徳です。
しかも、
スーパーが遠いので、
軽い運動にもなる(笑)
でね、ふっと目をやると、
こんなものも売ってたのです。
容量は、約3倍。
価格は、+16円。
1ミリリットルあたりは、
650ml・・・0.153円
2l ・・・0.058円
という、3倍の開き。
さぁ、どうする、俺。
・・・
・・・
・・・
経済学に忠実(?)で、
始末家で、コスパにうるさいボク、
ということで、
購入は2リットルに決定。
・・・カバン、めっちゃ重いんですけど・・・。
2リットルを買う人だけじゃない
でね、2リットルのほうが、
圧倒的にお徳なわけです。
値段的には。
なので、経済学的には、
2リットルがより多く売れるはず。
だって、コスパがいいほうが
いいじゃないですか!
っていう話なんだけども、
現実はそうじゃないんです。
結構、650mlのほうが
売れてます。
さらにいうと、コンビニでは、
もう50円以上高いのに、
そっちのほうが売れていたりします。
2リットル、重いんだよね。
そんなに飲まないかもしれないし・・・。
なんて心理が人間には
働くから、なんですよね。
ほかにもね、
500mlの麦茶、
スーパーの自販機で
売ってるんです、150円で。
店内に入って買えば、
650mlで100円なのに、
自販機で買う人が、
一定数、いるんです。
人間の心理って、
不思議。
スーパーのレジに並ぶのがメンドウ、
店内に入るのがメンドウ。
重いモノを持つのがメンドウ。
こういうことを思うから、
コスパが金銭的には悪くても、
自分が買いたいモノを買う。
これが人間。
このへんのところを
解き明かすのが、
行動経済学なんでしょうけど。
マーケッター的には何を考えるべきか
でね、この辺の詳細な分析は、
行動経済学の先生に任せておく。
これでいいわけです。
で、我々、ビジネス、
実務を行なっているマーケッター、
これとしては何を考えるべきか。
っていうとね、
コスパがいいものや、
全部欲しいという
お客だけじゃない
っていうことを、
想定しておくんです。
コースやセット、
これも必要なんだけど、
ばら売りも残しておく。
量が多いものじゃなくて、
少ないものを買いたい人もいる。
だから、
少ないものも、用意しておく。
するとね、
ばら売りや少量販売は
お客さん的にはコスパが悪くても、
買う人が一定数出てくるんです。
で、こちらとしては、
販売単価があがるわけですから、
WIN-WINなわけなんですよね。
特にね、
「ちょっとだけ」ニーズ
これが、業界的にはない、
でも、お客さんは欲しい。
ってことがあるんです。
ここだけお願いしたい。
ココだけやってほしい。
そういう潜在ニーズが
お客さんには合ったりするんです。
全部を売らなければならない。
セットで売らなければならない。
というのは、思い込み、
ってことも多いんです。
その思考の枠、
とっぱらったほうが、
結果はでるかもしれないのです。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
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