大雨の中、移動して移動してだった
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
こっそり、日帰り大阪・・・
からの、名古屋。
大阪に、もっと、もっと、
マーケッターを!
で、まぁ、移動中も、
カタカタカタカタやっていた
わけなんですけど。
今日、大事な予定があったんです。
ネットでも大騒ぎ(?)に、
なっていますが・・・。
というわけで、今日は、
行列をデザインしなきゃダメ
というお話、お伝えします。
今日から予約、開始です
でね、大事な予定って、
ナンなの?っていいますと・・・。
ニンテンドークラシックミニ
スーパーファミコン
これの予約開始日でございました。
ファミコンのときには、
突然の発表だったのにも関わらず、
瞬殺!
みたいに予約注文が
殺到していましたが・・・。
今回は予約開始日が、
事前告知されるという・・・。
ヨドバシAkiba、10月5日(木)発売「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の予約受付開始時に約800人くらい。最後尾は建物を囲み裏側の昭和通りまで伸びていた(※ニンテンドースイッチの予約開始時と比べ二倍以上の人数) pic.twitter.com/VQ2YPr6dOt
— ツルミロボ (@kaztsu) 2017年9月16日
すげぇ人が並んでる。
全国的に大量の人が、
店頭に並んだらしい・・・。
東京でも、名古屋でも、
大阪でも。
21世紀、2017年ですよ。
この年になっても、店頭で
行列が作れるスーファミ・・・。
恐るべし。
澤田はどうしたか?
で、ボク、澤田はどうしたか、
行列に並ぶの、大嫌いです。
時間がもったいないので・・・。
というわけでして・・・。
ビックカメラ.comの抽選販売に、
ひとまず登録。
で、アマゾンでの予約販売が
開始されるのを待っていたのですが・・・。
完全に、出遅れまして・・・(汗)
Amazon限定版は買えず・・・。
ただ、まぁ、なんとか、
通常版は確保。
通常価格にて。
既に売り切れていますが・・・。
それにしても、転売屋の人たち、
すごいですね。
既に、倍ぐらいの値段で、
転売が始まっています。
まだ、届いていないものを売る。
民法的にも大丈夫なものとはいえ、
リスクの高いビジネスです、はい。
行列をデザインせよ
でね、こういう行列があると、
人々はどう感じるか。
これね、不思議なもので、
他人が買いたいと
思っているものは、
買いたくなる
っていう効果があるんです。
さらに、
行列に並ぶことで、
期待値が上がる
ということもあるんです。
さらに、
行列にならんだ=イイモノだった
という効果が働いて、
いいものがより、いいものに感じる
満足度が格段に上がる。
こういう効果もあるんです。
だからね、クライアントのところ、
特に飲食店さんでは、
行列のできる仕組み
これを作るようにしています。
例えば・・・
・店内が見えるようにガラス張り
・店内は狭く、座れる席を限定する・券売機ではなく、スタッフが注文
・注文してからの調理で、時間をかける・外に人が並ぶように、ラインをあらかじめ設定
・待ち時間のプラカードをつくる・メニューはギリギリまで渡さない
こういうひたすら回転率を落とす
ような施策の数々・・・。
これを徹底するとが、
行列をデザインすること、
なんですよね。
無秩序に行列をつくったら、
それは、不満を生むだけです。
無秩序に回転をさげたら、
売上が下がるだけです。
あるクライアントと作った
スローガンがこちら。
回転率を半分に。売上を倍に。
回転率を半分程度までにして、
売上が倍になるように、
価値&価格調整。
こういうことをやってるのです、
はい。
行列をデザインするお手本
でね、なにも無秩序に、
行列を創ればいい、というものでは
ないわけです。
ちゃんと、お手本にならって、
行列をつくらないとダメなわけです。
じゃあ、ボクらがなにを
お手本にしているか、っていうと
ディズニーランド
だったりします。
ディズニーの行列には、
なぜ、人々は並ぶのか。
こんなことを徹底して、
考える時間をとったりしています。
たった5分、10分のアトラクション、
これに乗るために、
3時間も、4時間も並ぶ
という人がいるんです。
その心理状況を、
チームで考えていく。
で、行列をデザインしていく。
ま、ボク、ディズニーでも、
ほとんど並んだことはありません。
全部、ファストパスで行っちゃう。
時間がもったいないんで・・・。
というような、
ボクみたいに、行列に並ばない人が、
行列についてどう思ってるか?
なんかも、エッセンスとして、
ぶっこみますが(笑)
9月の風物詩だった、
Appleストア前の大行列。
新型iPhoneを買うための
大行列。
これなんか、典型。
行列を作らなくても、
買えるわけですよ、
落ち着いたころには。
でもね、アップルは、
行列を創ったんです。
行列を創ることで、
みんなに「買いたい」という、
思いを抱かせるために。
そして、
行列に並んだ人に、
「買ってよかった」と思わせて、
さらに、周りの人に、
「買いたい」という気持ちを
起こさせるために・・・。
この辺が、実に上手かったなと、
懐かしく思うのです。
今はもうやってません。
というのも、行列を創らなくても、
しっかりと、売れるようになったから。
ある程度のところがきたら、
行列を創らなくても、
売れるようになるんです。
そこまでくるまでは、
行列をつくる、っというのが、
面白い手法ではあるんです。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
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