マーケティング

飢餓感をお客様に感じさせよ

中華料理屋に行くと揚げソバを頼む
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

上海風焼きそばでもいいんですけど、
やっぱり、基本は揚げソバです。

パリッとしているのが、
だんだんしおれてくるのも
Goodなわけです。

野菜も多く食べられるし・・・。

同じような系統で
皿うどんもあるわけですが・・・。

細い麺よりも、太い麺、
のほうが、揚げ麺だと好みです。

でね、いろんなところで
揚げソバを食べるわけですが、

どこに行っても不満があるんです。

というわけで、今日は

飢餓感をお客様に感じさせよ

お伝えしたいと、思います。

どこの中華料理屋にいっても・・・

今回は、餃子の王将(笑)
なんでもある中華料理屋・・・。

で、まぁ、全国津々浦々の
揚げソバを食べ歩いているんですが・・・。

どこの中華料理屋さんに行っても
同じなんです。

あれが、あれなんですよ。

 

と言いますのもね・・・

 

▲ウズラたまごが1個▲

これですよ、これ。
由々しき問題です。

ウズラたまごが入っていない
中華飯、八宝菜、揚げソバは
考えられない

というのは、ボクの定義ですが、
それにしても、ウズラたまご、
少ないったらありゃしないですか。

1個じゃあまりにも少ない。
不満だ・・・。

というわけで、

自宅で作るときには、
ウズラたまごのパックを
買って来て、

全部ゆでて、
全部、入れる。

で、全部食べる。
奥様と半分ワケしますが、
これでも5個は食べるわけ。

 

これで満足・・・。

 

・・・というわけでは必ずしもない、
っていうことに、ボクは気づいたのです。

多ければ、多いほど、
満足度が上がるわけじゃないんです、
ウズラたまごって。

そりゃね、多いと多少、
嬉しいですよ。

ガンガン食べられますから。

でもね、でもですよ、

貴重な1個だからこそ、
最後まで残して、最後に食べる。

これが、至福のとき。

 

って、いえなくもないんですわ。

ちょっと整理しておくと、

嬉しさは
1個 < 5個

なんですけど、

満足度は

1個 > 5個

のような捉え方をしているのです。

で、パートナーの皆さんにも、
どうよ?って聞いてみたら、

やはり同じ反応。

飢餓感をお客様に感じさせよ

というわけで、どうやら

満足 ≠ 嬉しさ

ということが推測されるわけです。

ここんところのバランスを、
上手くとっていくのがビジネスの鍵、
といえるとは思いますが、

ここは研究の余地があるかな、と。

ウズラたまごの個数で、
満足度と嬉しさがどう変化するか、

そして、

個数の変化と価格の変化を
組み合わせたら、満足度と嬉しさが
どう変化するか。

このへんのところ、
研究してみたいな、と。

・・・

イグノーベル賞、もらえるかな。

 

でね、ひとつ、確かなことがあります。

 

それは、

最大の満足を与えるためには、
お客様に飢餓感がなければならない

ということ。

巷にあふれているものを、
いくら提供し続けても、
満足度は低いままなんです。

お客様が満足するとき、
それは、

飢餓感から解放されたとき

なんですよね。

手に入らなかったものが、
手に入った。

こういうときに、
一番、満足を感じるのです。

 

でね、

手に入らなかったものが
手に入りすぎたときには
満足度が下がるんです。

 

だから、このあたりの
バランスをとらないとね、
という話になってくるわけです。

ボクらがすべきこと

じゃあ、ボクらは何をして
いかないといけないのか、

っていうとね、

お客さんに飢餓感を
感じてもらう演出をする

これが肝心になってくるわけです。

その具体的な手法が

数量限定、個数限定
期間限定、時間限定

だったりするわけです。

一度、手に入ったら、
二度と手に入らないかもしれない。

前は手に入ったけど、
今はなかなか手に入らないから、
どうしても手に入れたい。

こういう飢餓感を演出するわけです。

 

で、この飢餓感を演出する
ときに注意したいこと。

それは、

ちゃんと限定する

ということ。

よくね、期間限定とか
数量限定とかしていたときに、

売れているから

という理由で、
期間延長とか増量とか
しちゃうんですよ。

でね、それ、絶対ダメです。

というのもそれは、
お客様に対する裏切り、
これに他ならないからです。

なんだ、ボクたちが感じていた
飢餓感はニセモノだったのか。

ボクらは、だまされたのか。

こう思わせる結果となったら、
全てが終わりだと、思って欲しいのです。

限定したら、ちゃんと限定する。

期間限定するのであれば、
期間延長は絶対にしない。

数量限定にするのであれば、
増量は絶対にしない。

ここをしっかり守れるか、
正直でいられるかが鍵です。

 

もっとも、

再発売というのはありだと
思いますが、

その場合でも、最低限半年。
できれば1年以上あけたいところですね。

このへんは商品の価値・価格を見て、
バランスをとりたいところです。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F


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