6種類の電波を使いこなす男、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
集合!って、声をかけてみたらね、
おっと結構いるねーという感じ。
iPhone ×2、ガラケー×2、
ルーター ×2、iPad ×1。
ルーターが1台、
普段はお留守番のほかは、
みんなカバンの中に入ってるやつ。
なので、
docomo、au(WiMAXを含む)、
SoftBank、さらに、Ymobile(PHS)
という、ほぼ全ての電波を網羅しています。
ざっくり、普段つかっているのは
6種類の電波(仕組み)という感じ。
ま、自宅に帰ると4G(LTE)が使えなくて、
3G通信になってしまうのですが・・・。
(WiMAXと Y mobileはエリア外。)
このうち、キャリア契約しているのは、
iPhone SE と、PHSだけ。
あとは、MVNOです。
(ガラケーは実はSB系MVNO)
ピークの時間帯はMVNO、
回線速度死んでますので、
キャリアに逃げて、使っています。
でね、格安携帯(MVNO)な
楽天が、今度、自前で、
キャリアになるとか。
3大キャリアに風穴を空ける
と、いうことですが・・・。
こういうこと、中小零細企業、
というか、弱者はやっちゃだめなんです。
というわけで今日は、
海の生物は賢く経営してる!
お伝えしたいと、思います。
ランチェスター的に考える
でね、まず楽天が目指しているシェア。
全体の10%をとる、とのことですが。
今の段階では、0%なわけで、
最後発の番外弱者の状態。
でね、ここから、
例え10%シェアをとっても、
まだまだ弱者です。
かといって、docomoも、
auも、SoftBankも強者、
ではまだないんですよね。
シェア比見ると。
そこまでの差は、
docomoですらつけてません。
だから、docomoを含めて、
キャリア各社は、弱者の戦略、
これを本来、とってかないと
いけないわけ。
でもね、どちらかというと、
楽天がやろうとしていることは、
強者の戦略、ですわ。
まぁ、ある程度のリスト、
これは確保しているので、
できないこともないかも、ですが。
問題は、初期投資。財務。
開設にあたっての設備投資。
たったの6000億円。
docomoの7分の1ぐらい。
うーん、この投資具合だと、
かなり厳しいことになりそう。
というのも、
離陸時には、3倍~5倍
これぐらいのチカラが、
巡航時に比べて必要、
って、いわれているんですよね。
で、これってビジネスでも同じ。
docomoが巡航時とすれば、
楽天はその3倍~5倍、
1兆3千億円ぐらいはかけないと、
ということになります。
どっへーという話。
ざっくり考えても、
それぐらいの初期投資をしないと、
3大キャリアに勝負を挑める状況
これにはならないと思われます。
もっとも、
イー・モバイルが参入したとき
みたいに、
都市部だけまず足場を固めて、
それ以外はdocomoなどに、
回線を借りる
という方法をとれば、
土俵に乗ることぐらいは、
できそうですが・・・。
全部自分でやらないとダメ病
でね、楽天はMVNOだと、
docomoの言いなりだから、
自由度を上げるために、自前で、
という発想なんです。
で、こういう起業家、
メチャメチャ多いわけです。
0から全部、自分でやらないと、
気がすまない。
流行のことを全部、
自分でやれるようにしないと、
気がすまない。
自分の思い通りにならないと、
気がすまない。
こういう起業家、多いんです。
ま、ボクも、そういう気質、
ある気がしますが・・・。
でね、これ、病気。
自覚してください、
症状でてますので。
全部、自分でやるのは無理。
全部、自分の思い通りは無理。
これ、自覚はしておいてください。
ある程度、他人に任せるんです。
そうしないと、
時間にしろ、お金にしろ、
投資すべきところを間違える
ことに、つながるんです、はい。
海の生物は賢い生き方
でね、全部が全部、
自分でやらなくていいんですよ。
っていうか、無理だから。
他人のふんどしで、
相撲を取れ!
なんて、ボクは表現してますけど。
乗っかれるところは、
別の人に乗っかってやる。
他人が作った環境に、
便乗する。
MVNOのビジネスモデルとか、
まさにこれ、なんですけどね。
もちろん、土台に左右される、
自由度は減る、というのは
あるんですけど、楽なんです。
楽・・・というかね、
無駄な努力をしなくていい
という方法なんですよね。
でね、海の生き物をみると、
彼らって、正しい努力をして、
無駄な努力をせずに、生きているんです。
実に、上手い。
なので、●●商法とか、
名前をつけるときに、
海の生き物の名前を、
ボクは結構、つけています。
イメージしやすいし、ね。
例えば、
日中、営業していない
居酒屋でカレーを売る
イソギンチャク商法。
居抜きのお店でしか、
新規開拓をしない
ヤドカリ商法。
大手チェーンの真横で
営業しておこぼれを頂戴する
コバンザメ商法。
これ、めちゃめちゃ賢い方法、
だと、ボクは思うんですけどね。
現に、今の楽天モバイルって、
ヤドカリ商法ですわ。
フリーテルから、上手く、
買いましたから、ね。
で、同じことをやって、
キャリアになればいい、
と、ボクは思ったりもします。
これ、実は、
ランチェスター使いで有名(?)な、
孫社長が、やったこと。
巨額投資をするよりは、
ボーダフォンを買っちゃおう。
どうせゼロ、満足度最悪なんだから、
って、孫社長は言ってましたけどね。
設備投資面では、かなり楽だったはず。
基地局の確保とか、超メンドウですから。
ゼロベースでつくったときに比べれば。
だからね、楽天も、買収すべき。
新しいカイガラをもらうんです。
ねらい目は、UQモバイル。
auと手を組んで、インフラ構築、
で、その後、UQの譲受(買収)。
これやると、比較的、スムーズに、
WIN=WINで環境構築が
できるんじゃないかな、と妄想。
ま、妄想ですけどね。
イソギンチャク、ヤドカリ、
コバンザメ。
こっすいなーっと思うかも、
しれませんけど、こっちのほうが
賢く、かつ、正しい努力。
だと、ボクは考えるのです。
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