マーケティング

平等でなく機会均等と公平を

人間性をモロにうけるビジネスが得意な、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

行政書士としては、私法業務分野。
相続・遺言とか、モロに出ますよね・・・。

特に身内の案件とか、あんまり・・・。(超消極的)

あとは、ボクのクライアント先に多いのは、
会員制ビジネスモデルのところ。

スポーツジム、塾・予備校、
コワーキングスペース、
コンサルティング会社(!?)、

●●協会、一般社団法人●●、
医療法人、会員制バー、
会員制飲食店・・・。

こんなところを、
ファシリテーションしているのが、
ファシリテーション株式会社だったりします。

でね、この会員制ビジネスモデル、
実は、まぁまぁ大変です。

というのもね、

ビーイングレベルの対応

これをしなきゃダメよ、
っていうのが、会員制ビジネスモデル、です。

お客様そのものの存在をしっかり認める

この対応ができていないとダメ、
ということなんです、はい。

これがまぁ、結構、大変なわけです。

というのも、まずは、

サービスを提供する側

これが、しっかりと、
安全な環境で働いていて、
安らかに働いていることが必要

ですからね。

ビーイングレベルの対応。

これって、対顧客だけじゃダメ。
対社内でも、できないとダメ。

マーケティングも、対社外だけじゃなくて、
対社内でも使いましょうよ、という話を
よくしているのですが、それと同じですね。

平等、というのは無理

でね、ビーイングレベルの対応、
って、具体的にどういうことなの?
というと・・・

ないがしろにされている
仲間はずれにされている
あいつと自分で同じなのに差がある

など、同じ会員間で比べたときに、
同じように扱われていないんじゃないか?

という疑念を持つようにしちゃ
ダメよ、という話なんです。

でね、よく、こういう話をすると、

平等に扱わなければダメ

なーんて話をされることがあります。
これ、お客さんにも、言われます。

平等に扱え、と。

ま、場合によっては、

「俺を特別扱いしろ」

って、言われることもありますが(苦笑)

 

でもね、平等に扱うことって、
正直、無理なんです。

会員制ビジネスの特性上。
人の生き方を相手にしている
商売ですから。

生き方が違う以上、
それに対応する結果、
平等にはならないのです。

 

でね、お客さんは平等に扱え!
っと、言ってくるんですけど、

実は、平等に扱わなくていいんですよ。

というのも、お客さんは、
平等に扱ってくれ!とは、
実は思っていないんです。

 

でね、次の2点を考えて、
実践していれば、まずはOKなんです。

要点1:機会均等であること

まずは、機会均等であること。

例えばね、

会員さんに何かを発注する、
っていうこともあるわけです。

そのときには、最低限、
全体に呼びかける、ということが必要。

随意契約、NGです。
かならず、コンペ方式。

WEBに会員さんの顔写真を出す、
広告に会員さんの顔写真を出す。
掲示物に会員さんの顔写真を出す。

こういうときにも必ず、

「写りたい人は、協力をお願いします」
「掲載されたい人、募集」

などと、募集をかける。

まずは、機会(チャンス)を、
平等に案内するわけです。

で、その上で、最初に、

使う使わないの差は出るよ、
採用は、基準に従ってやるよ、

ということを説明しておく。

で、あくまでも機会を均等に与えて、
その中で、選ぶ、というのを、
やっていることを見せないとダメ。

密室で決めたい気持ちは分かります。
そのほうが簡単ですから、ね。

でも、オープンにする。
このほうが、会員満足度が下がらない、
んですよね、はい。

一部の会員だけをひいきする、
っていうのが、最悪のことです。

要点2:公平であること

平等と公平は違うのですが、
なかなか理解されないところ。

なので、ボクは公平の定義を、
こうしています。

●●だったら、仕方がない、
と、当事者もそれ以外も納得できる状況

これが、公平だと。

例えばね、5つのりんごを、
兄と弟で分けるとしましょう。

2.5個ずつ、分ける、というのが平等です。

 

でもね、

「アニキには、子どもがいるから3個」
「弟には、りんご好きの奥さんがいるから3個」
(*いずれの場合も、他方は2個しかもらえない)

とか、こういうわけ方をして、
かつ、双方だけでなくその周りもが、
納得できる状況

公平だと、ボクは思うんです。

合理的な理由があれば、
数字的にちがっても納得できる。

これが公平だと。

 

でね、

●●だったら、仕方がない

という状況は、
可能な限り先に、先に、先に、
伝えて、心象を形成しておくんです。

できるかぎり、先に、
説明しておくんです。

先に言えば、説明。
後に言えば、言い訳。

というのを、口すっぱく、
言っているのですが、まさに、これ。

先に言っておけば、
不公平だ、と思うことも、
ほとんどないんです。

 

会員制組織が、大きくなればなるほど、
当然のことが、説明されなくなってきます。

みんな知ってるでしょ、って。

 

いやいや、知らないですよ。

 

だからね、1つ1つ、先に、
丁寧に説明しておく。

これが、公平感につながっていくんです。

 

ちなみに、機会均等の上に、
公平ってのがのっかっているので、
そこにも、ご注意くださいね。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F


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