小説のようなことがあるんだねと話していた
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
我が家の話題は、
文部科学省の現役局長が
逮捕されたことについて。
裏口入学・・・本当にできるんだ、と。
ま、小論文とか面接とかあると、
下駄を履かせるのは十分可能、かと。
「これ、贈収賄になるんだね」
っと、構成要件該当性を検討する、
というあたりが、法学部夫婦の面白いところ。
・・・世間とはズレテイルきがしますが(笑)
でね、今回の事件で
問題になっているのは、
「公平性が害された」
ということなんですよね。
この「公平性」に、
マーケッターとして
フォーカスしたい、
と思うわけですよ。
今回、「平等性」は、
問題になってはいないわけです。
平等、というのであれば、
受験生全員を入学させろ、
という話になるわけですよ、ね。
一方で、公平性、という話になると、
同じ条件で受けた人は、同じように評価され、
評価結果に基づいて、対処してくれ、
という話になってくるわけです。
つまり、平等と公平は、
似てて非なるもの、というわけです。
同一セグメントに分類された者は、
同一に取扱われなければならない。
というのが、公平性の原則、
といってもよいのだと思うのです。
で、これは顧客との関係性、
これでも一緒なわけです。
同じステータスを持っている顧客、
これを同一に扱わなければ、
不公平だ!
という話が出てきてしまいます。
意外かもしれませんが、
お客さんって、あなたの行動、
これに敏感です。
結構、見てますよ。
だからね、
あの人にはあれだけやっているのに、
ボクにはやってくれていない・・・
とか、結構、見ていて、
思っていたりするんですよ。
でね、物言う顧客は、
まだいいんですよ。
問題は、物言わぬ顧客。
これ、黙っているからこそ、
まぁ、いいか、っと、
ほかってしまう傾向、
これに経営者・起業家は
あるわけですよね。
でね、この人たちって、
本当は上得意客だったり
するわけ、ですよ。
で、こういう人たちは、
物言わず、スゥッと消えていく・・・。
これ、非常にもったいない、
わけですよ。
でね、物言わぬ顧客は、
公平に扱われている限り、
消えることは、ほとんどないわけ、です。
だからこそ、
彼らのために、公平に、公平に。
そんなことを、ボクは思うわけです。
でね、もうひとつ、
「公平性」の裏面にも、
ボクは注目したいと思うのです。
それは、
顧客をエコヒイキしても
許される仕組みを創れ
という言葉にも、
表れてきている、と思うんです。
公平性、っていうのはね、
同一セグメントに分類された者は、
同一に取扱われなければならない
ということ、というのは、
先ほど、定義していたわけですが。
これ、裏を返せば、
同一セグメントに分類されなければ、
同一に扱われなくても良い
ということ、なんですよ。
例えば、有料オプション。
このお客さんは有料でオプションを
つけて見えるので、あなたとは違う
取り扱いを受けているんです
と説明すれば、ほぼ全ての人が、
ああそうか、と納得するはずです。
だって、自分とはセグメント、
これが違うわけですから。
だからね、
取り扱いが違ってもしかたがない、
と、顧客が納得できる理由・仕組み、
これをこちらとしては用意しておく、
これが必要なわけです。
もし、もしですよ、
「●●●●万円支払えば、
審査のうえ、入学できます。」
という、裏口入学の仕組み、
これが公開されて実施されていれば、
それはそれで、あり、かもしれません。
でね、例えば有料オプションなんかを
最初に、説明しておくんです。
すると、説明になる。
あとから、あれ、オプションなんですよ、
というと、言い訳になりますから・・・。
で、オプション。
これ、ゼッタイに準備しておくべき、
なんですよ、ね。
というのも、
オプションを用意すると、
実に2割が追加で選ぶ。
んですよ。
だからね、
同じオファーをしたときにでも、
オプションを提供すれば、
顧客単価がぐっと引きあがる。
しかも、オプションだから
ノーリスク、だったりします。
そんなことを思いながら、
文科省のニュースを見ていた
ボクでした。
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