あーーやっちまったなー、
というお店をまま見つける
【未来逆算理論】で稼ぐ会社に確実に変える、名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
毎日の会社へ行く道を
結構頻繁に変えています。
同じように見えて、
実は変わっている。
これは、恐ろしいこと。
なので、変わっていることに
気がつけるように、
ちょっと時間をおいて
観察しているのです。
一番、観察しているのが
居酒屋さん。
結構、
やっちまったなーー
というとことろが多いので、
観察しがいがあります。
例えば、
毎度おなじみに
なりつつありますが
豚料理専門店の
本日のお勧め。
「マグロの四種刺身盛り」。
あら、美味しそう・・・
じゃなーーーい。
ちなみに、昨日のお勧めは、
「豆腐サラダ」でした(滝汗)
夜限定のモツ鍋専門店が始めた、
「冷やし中華」(夏季限定)
そして、
「焼き鳥」
・・・なんでやねん。
ちなみに、ここ、
ランチもやり始めました。
一貫性のないメッセージは、
お客様に違和感を与え、
お客様離れにつながります。
ちなみに、居酒屋、
ランチやっちゃだめ。
やるなら、宅配弁当と絡めるとか、
設備と店を貸して、
別の人にランチやらせるとか。
ロジックで組み立てないと。
とまぁ、メニューだけ見ても、
やっちまったなぁ、と思う店が
結構あるのですが、今回は違った。
客が超激減した居酒屋。
2週間前にはいっぱいだったお店が、
ガラガラになっていました。
というか、
客がいなかった・・・。
さて、何が起きたのか。
ちょっと観察したら、
すぐに原因と思われるものが。
お客様のご要望にお答えして、
店内でも喫煙が可能になりました!
こんな手書き看板が店頭に…。
まぁ、確かに、冬の寒空の下、
外でタバコを吸うことは、
辛いことだとは思います。
だからこそ、店内でも吸いたい、
という要望が出るのでしょう。
が、その要望を聞いた結果、
どうなったか。
客、激減。
お客様が言っていることは、
必ずしも正しいことではない。
というか、
表面的に出てくる情報は、
誤っていることが多い。
だからこそ、
ちゃんと
本当のお客様に向き合って、
お客様の本当の言葉に
向き合わなくてはなりません。
実はね、このお店、
禁煙でゆっくりと、
料理の味と匂いを楽しみながら
すごせる空間、だったのです。
そういうメッセージを
発していたのです。
だから、
女子に人気があった。
居酒屋にある、
服にタバコの臭いがつく。
この経験をしたくないけど、
楽しみたい、という人が
本当のお客様だった。
というわけです。
間違ったお客様の声を聞いたので、
本当のお客様が去ったのです。
今まで発信していたメッセージと、
180度違うメッセージをお客様に
発信したので、いっきに嫌われたのです。
経営者が
「本当のお客様はどんな人か?」
ということをしっかりと
分かって経営していれば
こんなことにはならなかった。
お客様は神様です。
これは、三波春夫の言葉ですが、
本当の意味は違います。
三波春夫にとっての「お客様」とは、
聴衆・オーディエンスのことです。客席にいらっしゃるお客様と
ステージに立つ演者、
という形の中から生まれたフレーズなのです。三波が言う「お客様」は、
商店や飲食店などの
お客様のことではないのですし、
また、
営業先のクライアントのことでも
ありません。(中略)
このフレーズへの誤解は
三波春夫の生前から有り、
本来の意味するところについてを、
本人がインタビュー取材の折などに
尋ねられることも多くあり、
その折は次のように話しておりました。『歌う時に私は、
あたかも神前で祈るときのように、
雑念を払って澄み切った心にならなければ
完璧な藝をお見せすることはできない
と思っております。ですから、お客様を神様とみて、
歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせる
ということは絶対条件です。
だからお客様は絶対者、神様なのです』
経営者が本当にお客様にしたい人に対して、
その本当のお客様が望んでいることを、
真摯な姿勢で、提供する。
そのひとつが
一貫したメッセージ
を発すること。
本当のお客様は誰か?
全員が、あなたのお客様、
ということはありえない。
さて、あなたは
どんなメッセージを発しているか?
そして、
神様の前で唱えるように
真摯で雑念を払った澄み切った心で
メッセージを発しているだろうか?
ちょっと、振り返ってみよう。
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