マーケティング

階段からの転落とバブルな話

階段から思いっきり転落した、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

久々のおうち、
だったのですが・・・。

階段を下りていこうとしていたら、
階段下に大量の荷物が・・・。

妻が持ってきた荷物と、
その横に届いた荷物が・・・。

いや、荷物届くっいってんだから、
玄関じゃなくて、部屋の中に
先にいれておいてよ・・・

っと、思いつつ、
大量の荷物が階段の段まで
おかれた階段をおりつつあった

のですが・・・

 

真ん中付近からいっきに、
一番下まで瞬間移動、
しました。

 

ザ・イリュージョン。

 

苦笑

 

滑り落ちていったので、
足の裏と、背中側、
特に、右半身が痛い・・・。

33歳。男性。

久々の痛い目にあってます。
この忙しい年度末に・・・。

で、滑り落ちた後に、
頭の中に出てきたのは、これ。

高名の木登りといひしをのこ、
人を掟てて、高き木に登せて
梢を切らせしに、

いと危ふく見えしほどは
言ふこともなくて、

降るるときに、
軒たけばかりになりて、

「過ちすな。心して降りよ。」
と言葉をかけはべりしを、

「かばかりになりては、
飛び降るるとも降りなん。
いかにかく言ふぞ。」

と申しはべりしかば、

「そのことに候ふ。目くるめき、
枝危ふきほどは、
己が恐れはべれば申さず。

過ちは、やすき所になりて、
必ずつかまつることに候ふ。」と言ふ。

あやしき下臈なれども、
聖人の戒めにかなへり。

鞠も、難きところを
蹴いだして後、やすく思へば、
必ず落つとはべるやらん。

徒然草、ですね。

素人が高い木から下りるとき、
高いところにいるときには、
木登り名人は何も言いません。

でも、低くなってきたとき、
木登り名人はいうのです。

間違いのないように、
気をつけなさい。

って。

なぜ?となるわけですが、

自分が恐れているときには、
恐れているからこそ、間違いをしない。

間違いはやさしいところになって、
必ず、起こるのだ、

ということを、
教えてくれるんですよね、
木登り名人は。

マーケティングでも
そうなのですが、

上手くいってるとき、
これが一番、危ない。

で、結構、みなさん、
はまる。

 

たとえばね、

売れているからって、
いっきに設備投資だ!

って、やって、

実は成長後期にはいってて、
工場が完成したときには
もう衰退期の終わりだったり。

最後には、
使われない立派な最新設備と、
立派な借金だけが残る。

で、成長期にある
ということは、

他社の参入がある、
ということだから、

本当はさっさと、
次の成長曲線を描くために、
変わらないといけないんだけど・・・。

浮かれているから、
それがわかんないのよねー。

で、変わろうと、
思ったとしても、

浮かれているといえば、
あれですよ、あれ。

ノッテルから、
別の事業を・・・っと、
全然違う業種に、

異業種参入だー!

って、言って入っちゃう人。
これ、ほぼダメになるパターン。

業種も業態も客層も違えば、
そこはほとんど経験が
役にたたないところ。

顧客リストすら、
役に立たなかったり
するわけ、ですよ。

 

で、で、で、

そうやって、
顧客リストが役に立たない
状況だとすると、

ちゃんとした顧客リストが
できあがるまでに時間がかかる。

すると、そのかかる時間は、
利益がでない時間です。

で、ようやく利益が出そう、
というときには、
絶好調だった本業がダウン。

で、ニッチもサッチも
ブルドッグ状態になるわけ。

(で、借金だけ残る。)

 

こういう会社、
結構、みてきたなー。

クライアントにしなくて、
よかった、と思うけど。苦笑

今は、ブームを創った側に
ありがちなのですが、

もうひとつあるのが、
ブームに乗ろうとする側ね。

一発逆転を狙って、
ブームにのろうとするパターン、
とか。

成長期に新規参入しちゃう、
中小零細弱小家業。

 

あ、ボク、特定行政書士でも
あるわけですが、

行政書士だと、

外国人・入管バブルがおきるぞ!

っということで、
新規参入してるところ、
相次いでいるようですよね・・・。

ボクなんかは、サクッと、
撤退方向、ですからね。

領事館の真上に、
オフィスがあるのに。笑

 

経営者向けのビザだけ、とか、
協同組合の案件はやりますが。

 

なんでかって?

 

成長期のビジネスを
するのはコスパが悪い

から。

ガンガン、価格競争は起きるし、
ドンドン、質の低い客層まで、
仕事が広がっていく。

で、仕事量は増えるけど、
それに比べて利益率がわるい。

こういうことになりがち、
なんですよね、

バブルと人が群がる、
成長期のビジネスって。

 

だからこそ、ボクは、
撤退方向に動くわけ、
ですが・・・。

 

あと、あれよね、
ブームが来ると
いわれているものの、

真贋

って、見極めないと
あかんよねーっと。

今まで、来るといわれてて、
来なかったブームが、
どれだけあることか・・・。

そして、

一瞬だけきて、
強烈に去っていたものが、
どれだけあることか・・・。

 

ボクらは、いついかなるときも、
慎重に。慎重に。慎重に。

特に、上手くいっているとき。

真面目に淡々と、
自分のやるべきことをやる。

これがボクは
カッコイイと思うのです、はい。







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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F


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