久々に論語物語を読んでいた、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
いやね、新一万円札の肖像画が、
渋沢栄一になる、と聞いて、
読みたくなったわけ、です。
論語と算盤。
あ、算盤って、「ソロバン」ね。
某岩田K一先生から、
ツッコミが入ると、思いますが。
ここはこだわりの、算盤。
で、
手元に論語と算盤はなかったので、
論語物語、なわけです。
論語と算盤、どこにあるかな・・・。
それにしても・・・
人間学とマーケティング、
が、メインタイトルになっていますが、
未来につづく会社になるための
論語と算盤
というコンセプトが秀逸すぎる。
この本で、先んじて、
渋沢栄一をとりあげてる、
というのは鳥肌モノ、です。
渋沢栄一は、
「商才は論語によって養える」
と説いています。
算盤は論語によってできている。
論語はまた算盤によって
本当の富が活動されるものである。ゆえに論語と算盤は、
甚だ遠くして甚だ近いものである。
そして、
利益を棄てたる道徳は真正の道徳でなく、
又完全な富、正当な殖益には
必ず道徳が伴はなければならぬ筈のものである
とも説いています。
だからこそ、今、
渋沢栄一が選ばれたのか、
と、思うところ。
で、これを契機にして、
福沢諭吉の学問のススメ、
新渡戸稲造の武士道
なんかを読み直していた、
んですけど。
読み継がれる本に
書かれていることって、
1つ1つが非常にシンプル
だよな、と思うばかり、です。
例えば、学問のススメには、
学問の要は活用にあるのみ。
活用なき学問は無学に等し。
とあるのですが、
これはボクが学んだことを
実践し続ける根幹を作った
言葉でもあります。
ほんと、シンプルな言葉。
でも、本質をズバッとえぐる。
そんな言葉のパワーに
圧倒されたのを覚えています。
そして、今でもそれは、
変わらないと、ボクは思うのです。
そういえば、昨日、
料理の話をしていて、
-「なんでみんないろいろいれちゃうかな?」-
という話になったんですよね。
具とか調味料とか、
いっぱい入れちゃう人・お店、
結構あったりするわけ、です。
でもね、
例えば、本当に旨いラーメンって、
麺・スープ、薬味ねぎ、
以上。
みたいな感じなわけです。
すごくシンプル。
で、ボクは思うわけです。
自信がないから、
シンプルにできない。
んだと、ね。
裏をかえせば、
シンプルなのは、
自信がある証拠。
だということ、ですわね。
自信がないと、ほんと、
ごちゃごちゃごちゃごちゃ、
いろんなものを
入れちゃいますよ。
料理だけじゃなくて、
セミナーでも、講演でも、
読書会でも、講演会でも。
自分に自信がないから、
ごちゃごちゃしたコンテンツ、
これが増えていく。
自分に自信がないから、
商品のラインナップが
増えていく。
自分に自信がないから、
どんどん化粧が濃くなる。
自分に自信がないから、
高級品で身を固める。
自分に自信がないから
派手な格好を見せびらかす。
そんな感じじゃないかな、
っと、ボクは思うわけです。
マーケッターとしては、
特典とかつけまくる、というのが、
ひとつの手法であることは知っています。
でも、でも、でも。
段々と時代の考え方は、
元に戻ってきていて、
よりシンプルなもの、
より本質的なもの、
これを選ぶ時代に、
なってきてるんじゃないか、
という、仮説ももっています。
平成の時代が加える時代
とすれば、
令和の時代は削ぎ落とす時代。
と、ボクは考えています。
平成では、過剰なまでも、
演出をして、モノを売っていた時代。
本質を見失っていた時代。
でも、新しい令和の時代は、
演出を抑え、本質を売る。
シンプルな本物だけが
選ばれていく時代。
自信があるから
シンプルなモノが
選ばれる時代。
自信があるからこそ、
本質的であるから、
無理がない。
無理がないからこそ、
持続的に発展することができる。
人にしても、会社にしても。
そして、その輪は、社会に広がり、
世界に広がる。
さらに、未来へ。
論語と算盤。
そして、シンプル。
これを究極までに追求し、
実践し続けること。
自分、周囲、会社、
地域、日本、アジア、
世界、未来。
追究と実践を続け、
まわりを巻き込み、
広げていく。
これが、SDGsの達成に
必要な流れ。
というのは、ボクの考え。
こんなことを考えていたら、
あのラーメンが食べたくなった。
ほんと、シンプルは美味い。
そして、シンプルはスゴイ。
シンプル、シンプル、シンプル。
追究して、みませんか。
実践して、みませんか。
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