いつもながら中途半端な期日やなと思う、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
今日、7月10日。
あの日ですよ、あの日。
源泉所得税の納付日。
源泉所得税の納期の特例を
使っている場合には、ね。
…昨日、打合せしていて、
思い出した。
で、気づいた近くの税務署で、
納付書再発行。苦笑
納付は管轄じゃないと
できないから、郵便局。
で、オフィスに帰ってから、
もう一つに気づく。
あ、
算定基礎届の期限じゃん。
って。苦笑
出してなかったー
ということで、今日、出しに行く。
年金事務所に行ってもいいけど、
広域事務センターが引っ越し前の
事務所の裏にあるビルなので、
ちょちょいといって、
朝イチで郵便ポストに直接投函。
セーフ。
ちなみに、ボクは、
確定申告のときに有効な
税務署前にあるタイムマシーン、
まだ使ったことはありませんよ。笑
こういう期限、士業だから、
一応、把握しているけど、
事務手続き漏れ多いんだろうなぁ。
中途半端な日を
期日にしなきゃいいのに。
月末とかにしておけば、
分かりやすいのになぁ。
で、ちょっと考えてみたい。
もし、源泉徴収所得税の
納付期限がなかったら、
納付するだろうか。
もし、算定基礎届の
提出期限がなかったら、
提出するだろうか。
もし、確定申告の
申告期限がなかったら、
提出するだろうか。
…多分、期限がなかったら、
提出しない人、格段に増加する、
んだろうな。
それだけ、
人間は強制力を働かせないと、
動けない、のかもしれない。
現に、
還付だったら後からでもOKだから、
って、期限までに確定申告をしない
なんていう人もいるし。苦笑
9月末で退職だ、
ということになって、
いっきに実践力がパワーアップ、
なんていう、素敵女子もいるし。
でさ、独立・起業なんてすると、
基本的に、自由です。
で、自由だからこそ、
期限のない仕事をしがち。
すると、仕事が渋滞する。苦笑
延々と終わらない仕事が発生する。
未来から逆算して、
期限を自分で設定できる。
っていうのは、
中小零細会社の社長や、
起業家にとっては、必須のスキル。
素早く理想の未来を描いて、
現実と理想の未来のギャップ、
それを埋めるプロセスを描く。
で、
そのプロセスを
実践するにあたり、
プロセスに期限をつける。
で、どれぐらいできているか、
できていないかをチェックする。
F-OODAループを
回さないとねー。
・未来(Future)
・観察(Observe)
・情勢への適応(Orient)
・意思決定(Decide)
・行動(Act)ループ(Feedforward / Feedback Loop)
実践するには、この一つ一つで、
ちゃんと期限を設けておく、
っていうことが、感じです、はい。
で、中小零細会社の社長、
起業家を実践させるには、
期限が必要、
なわけですが、
同じことはお客様にも、
言えるのです。
だから、
お客様に期限を
分かりやすく伝える
っていうのも、
売り上げをあげるには、
必要なことだったりするんです。
期限や限定性。
こういう制限がなければ、
なかなか、買う、という行動には、
結びつかないんですよね・・・。
でね、
購入を促す期限には
3つの種類がある、
ということをご存じですか?
よくあるのが、
自分都合の期限。
在庫一掃とか、
蔵出しセールとか、
閉店セールとか。
大処分セールとか、
決算間際のセール。
とか。
こういうのが、
自己都合の期限ね。
売り手都合のやつ。
これって、期限が
臨場感がないんですよね。
【今なら入会金無料】
って、書いてあるけど、
どうせ、来月もやってるでしょ?
みたいなやつ、ね。苦笑
【あと●名限りです!】
って、書いてあるけど、
後から、「増設しました!」って、
くるやつ、とか。苦笑
これ、あんまりやってると、
ダメなんですけどね、法令的に。
自己都合の期限を定めたときには、
絶対に延長してはいけない。
というのは、マーケティング的にも、
法令順守的にも、セオリーです。
で、自己都合の期限は、
臨場感がないから、
なかなかお客様は行動しない、
のですが、
お客様の都合になると、
お客様は行動する、んです。
これが、お客都合。
・夏、水着を着るまでに痩せる最後の期限
・同窓会までに痩せるには最後のチャンス・花火までに彼女をつくる最後のチャンス
・センター試験に間に合う最後のチャンス
・英検の二次試験を完璧にする最後のチャンス・過払い金の返還には期限があります。
とか、こんな感じ。
3つめは、
社会都合の期限。
やっぱり、ホットなのは、
消費税増税。
消費税増税前の
最後のチャンス。
これは、くるよね、
当たり前ですけど。
あとは、
補助金申請の期限に
間に合わせる最後のチャンス。法改正にひっかからない、
旧法に間に合わせる最後のチャンス、
みたいなやつ、ですわ。
士業の業界では、よくあります。
でね、
お客様に期限を
分かりやすく伝える
という要素の中には、
お客様が期限までに
実践しないと
生じるデメリット
これをしっかりと、
メッセージとして
入れ込んでおく、のです。
例えば、消費税増税って、
8パーセントから2パーセント
あがって10パーセント。
たった2パーセント。
…だと、思わせたら、
ダメなんですよ。
よく考えてみてください。
8パーセントから、
10パーセント、なんですよ。
負担自体は、1・25倍。
25パーセント、上がるんですよ。
消費税が25パーセント増税
されるまで、あと●●日。
って、書いたほうが、
期日としては、より、
分かりやすいし、
実践しないデメリットもわかる。
ちなみに、%よりも、
パーセントと書いたほうが、
より、現実感がでる、のです。
曖昧になってしまう記号よりも、
意思がハッキリする文字のほうが
しっかりと、伝わるのです。
ていう細かいことにも気をつけつつ、
ルールにしたがって、です。
仕事をするにも、
マーケティングをするにも、
期日を設けないとだめ。
地震だって、明日来る、
ということが分かっていれば、
みんな備える行動しますよ。
期日って、それぐらい、
人を実践させるんですよ。
って、書いてたら、
地震が起きた・・・。
防災グッズ、見直そうっと。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
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