マーケティング

雑に言葉は使ってはならない

すげぇシンプルな法律だなぁ、っと思う、
【未来逆算理論】で稼ぐ会社に確実に変える、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

今日は、即位礼正殿の儀が
行わるため、休日です。

電車なんかも、
休日ダイヤです。

なぜか・・・。

天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の
行われる日を休日とする法律

という法律があるから。

ドンズバな特例法。

しかも、条文は
たったの1条。

条文番号すらありません。

天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の
行われる日は、休日とする。

実にシンプルです。

なんて日だ。

休日・祝日・・・。

細かいよ、って、
思われるかもしれませんが、

違うわけですよ、

言葉が違えば、
定義が違うのです。

定義の仕方がロジックで違えば、
やはり、意味は変わってきます。

今日は、微妙に違うロジックをつかって、
休日を祝日扱いとしています。

祝日法では

1.この日を祝日にするよ。
2.祝日は、休日にするよ。

っという定義の仕方を
しているんです。

一方で、

即位礼正殿の儀の行われる日は、
ダイレクトに休日と定義されている

ので、そもそも定義の仕方が
ロジックで異なるんです。

即位礼正殿の儀の行われる日は
休日にするよ

→扱いは祝日法の適用をさせて、
祝日と同じにするよ

というロジックを
使っているのですけどね。

流れとしては、祝日法の
ロジックとは逆です。

本則の規定により休日となる日は、
国民の祝日に関する法律
(昭和二十三年法律第百七十八号) に
規定する国民の祝日として、

同法第三条第二項及び第三項の規定の
適用があるものとする。

(特例法附則第2条1項)

 

まぁ、これでも、だいぶややこしい
定義の仕方になっていますが・・・。

さらにね、

「休日」という言葉は
かなり、ややこしいことになっています。

行政機関の休日に関する法律が、
事実上、スタンダードにはなっている、
んですけどね。

この法律では、休日とは、
次の通りと定義されています。

第一条

次の各号に掲げる日は、
行政機関の休日とし、

行政機関の執務は、
原則として行わないものとする。

一 日曜日及び土曜日
二 国民の祝日に関する法律
(昭和二十三年法律第百七十八号)に
規定する休日
三 十二月二十九日から
翌年の一月三日までの日
(前号に掲げる日を除く。)

と、これを見るだけで、
祝日と休日が異なるのは、
よくわかります。(でしょ?苦笑)

でね、

法律によって、【休日】の定義が
異なっている場合これが結構あるので、
注意が必要です。

さらに、

法律上の定義ももとより、
会社の中での休日の定義が???
になってると、

↓こういうことがおきます。

きよたんのブログ> どこまでが原則か?

なので、定義って、
かなり重要なものなんですよ、ほんと。

でね、良くね

祝祭日

という言葉を見聞きしますが・・・。
これ、問題になることがあるのです。

祝祭日=祝日&祭日

ということなんですけど・・・。
祭日ってのが、問題にされること、
これがあるわけなんですよ、はい。

というのも・・・

現代の日本(の法律)では、
祝日と祭日は同じ扱いじゃない。

から。

祭日を休日とする法律が
ないですから、ね。

元々は、

休日ニ関スル件という法律で、
祝日も祭日も定義されていた
んですけどね・・・。

祭日とは・・・

皇室で祭事が行われる日。

以前はその一部が休日や祝日となっていたが、
昭和22年に皇室祭祀令が廃止され、
現在は国法上の制度ではなくなった
(『有斐閣 法律用語辞典 第2版』)

ということなんですよね。

それ以外にも宗教上の祭日や、
組織ごとの祭日なんかも
あったりはするわけですけど。

というわけで、今の日本では
法律上、休日・祝日である祭日、
これは存在しないのです。

なので、「祝祭日」という、
表記をしていると、

「日本には祭日は存在しない!」

とか、クレームというか、
ご指摘を受ける、ということも
多々あるのです。

・・・それでポスターや
チラシが回収になった、
ということも、ままあります。

もっとも、皇室の行事としては、
祭日はあるわけなので、

そういった意味では、
即位礼正殿の儀は祭日に当たる、
のだとは思います。

でね、祝祭日を休む、
と広く公言するのであれば、

皇室の行事日(祭日)も常に休む、
ということにすべきだと考えます。

春季皇霊祭・春季神殿祭
秋季皇霊祭・秋季神殿祭
先帝祭
先后の式年祭
皇妣たる皇后の式年祭

という、日付が決まっている
大祭日だけでなく、

日付が決まっていない大祭日や、
小祭日も、休むべきなのです。

ま、一部は祝日に、
ちゃんとなっているんですけど、ね。

もちろん、創立記念日なんかの、
組織としての祭日も休みにすべきですよ。

祝祭日休み、としているのであれば。

でね、ボクらは情報を発信する人。

だからこそ、

より言葉は丁寧に、
使いこなさなければ
なりません。

間違った使い方をすると、

そこに違和感を感じる人、
不信感を感じる人、

なんかが出てくるわけ。
リピーターになりうる人でも。

だから、ボクが言葉を使うとき、

可能な限り、
意味が一つに決まる言葉、

これを使うようにしています。

また、必要に応じて、
文の冒頭でさりげない注書きを入れて、
定義づけをしっかりしています。

このブログでもそう。

フランクに書いているようで、
言葉の定義はしっかりとして、
さらに、チェックしています。

誤用がないようにする、
というのも当たり前ですが。

ボク自身の言葉に使い間違い、
もしくは、使い方にゆれがないか。

過去のボクと、言っていることが、
言葉の定義面でも異なってないか。

ということもチェックしています。

もっとも、ボクも進化と深化を
していっている存在なので、

時に応じて微妙に、
言葉の意味に変化は生じている、
とは思います。

で、変化が生じたときには、
ここも再定義を早い段階で、
お伝えしているようにしています。

あとは、あれですよ、

言葉をつかうときには、
その語源を調べる。

なんていうことも、
よくやっています。

日本って輸入されてきた言葉、
結構多いですからね・・・。

輸入されてきたときに、
無理やり和訳した・・・なんて
ものも、少なくはありません。

そんなときには、元の言語、
ここにさかのぼって調べます。

語源に関する本も
いくつか持っていますし、

漢字そのものの
成り立ちについての本も、
いくつか持っています。

カンタンなものから、
難しいものまで・・・。

そもそも漢字って、
中国の超超超天才が発明した、
文明の利器なわけです。

そこにはね、ちゃんとした
成り立ちの意味があるのです。

その意味をすることで、
しっかりと、使いこなすことができる、
のですよ、ほんと。

それを知っているとね、

人という字は人と人が・・・
人はタカラだ、だから、人財
志事とかいてシゴト

とか、使えなくなるのです。汗

 

他にもね、ボクは積極的に
辞典をひいています。

オックスフォード英英辞典
ジーニアス英和大辞典
ブリタニカ百科事典

なんかを、ね。

あとはそこから、
ラテン語とか、ギリシア語とかに
いくこともありますが。

翻訳性能が上がっている、
っていうのは、ほんと、
ありがたい世の中です。

 

キチンと、語源にさかのぼって、
言葉を定義しつづける。

これ、実は経営者・社長にとって、
非常に重要なトレーニングの一つ、です。

定義を正しく身に着けると、
言葉にブレや揺れがなくなる。

すると、

あなたの言葉が信用される。

 

んですよ。

行き当たりばったりの
言葉だけを並べている
社長・経営者には、

お客様だけでなく、
従業員もついてこない。

っと、ボクは考えています。

 

千里の道も、一歩から。

あなたは一つ一つの言葉に
いつも、こだわっていますか?

しっかりと語源にさかのぼって、
丁寧に定義をして、使っていますか?

まずは、語源を調べる。
全てはそこからはじまる、のです。

 

そんなことを考えながら、
即位礼正殿の儀の日を過ごしている
ボクなのでした。







・社外COOに興味はあるけど
 どうなのかよく分かんない。
・社外COOを活用してみたいけど
 どうすればいいか分かんない。
・社外COOを頼むかどうかは分からんけど
 一度、澤田と話をしてみたい


というような要望に答えまして、社外COOの導入をお考えの方に45分間の初回無料面談のタイミングを設けることにしました!真剣に自社の事業推進・業績アップをしたい方はぜひ、この機会にご相談下さい。

メールフォームからお気軽にどうぞ😄


澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F


関連記事

  1. マーケティング

    3割増 圧倒的でシンプルな手法

    車内環境を整える準備を実践中なクライアントと稼ぐ方程式を探究・実践…

  2. マーケティング

    共感スイッチ メリットと順番

    めちゃ久々に遅刻をしてしまった、クライアントと稼ぐ方程式を探究・実…

  3. マーケティング

    まさかの事態 救世主の保険・保証

    まさかーーーーーの事態に直面している稼ぐ方程式をクライアントと共に…

  4. マーケティング

    ドラゴンクエスト型を目指せ

    電車が車両故障で止まっても、講演開始時間には間に合わせる【未来…

  5. マーケティング

    今こそ利益の方程式の読解を

    トウブンが足りない状態になっている、【未来逆算理論】で稼ぐ会社に確…

  6. マーケティング

    行列の正義 買えない人を作ろう

    2日連続、行列ができるお店に行く、クライアントと稼ぐ方程式を探究・…

最近の記事


ファシリテーション株式会社
行政書士ほみにす法務事務所

451-0042
名古屋市西区那古野一丁目3番16号
G next nagono 5F



PAGE TOP