試験時間が足りないんじゃないよと思う、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
受験シーズン本格化。
というところではあるのですが、
今年も出ましたね。
センター試験での
正味時間が確保されなかった、
ってやつ。
25秒足りなかったとか、
45秒足りなかったとか、
言われていますが・・・。
正味時間の確保が
デキてないのは絶対ダメ。
なわけですが。
正味時間の確保は、
当たり前ではあるんですけど、
25秒、45秒足りなかった、
っというのは、本当は、
時間が足りなかった、
じゃ、ないんですよ。
足りなかったのは、
実力です、本当は。
受験指導や塾のファシリも
人生の半分ぐらいやってますが、
その中でも、お伝えしていること。
試験時間の6割で、
解答完了させる
圧倒的な実力をつけさせろ。
っていうコンセプトを
ボクは、掲げています。
6割の時間で処理できれば、
残りの4割で見直しもできる。
解けなかった問題について、
再度、検討することもできる。
そして、
もし、試験時間や
アナウンスが間違っても、
動揺せずに、試験に臨める。苦笑
だから、
6割の時間で処理できる
能力の養成が、塾側には不可欠、
だと、ボクは考えています。
試験では何が起きるかわからん。
だからこそ、バッファーを確保する。
厳しいようですが、
25秒、45秒足りないと、
言っている程度の実力では、
合格は程遠いのです。
ま、だからと言って、
足りないことについて、
正当化はできませんけど、ね。
で、まぁ、中小零細会社の
社長・経営者っていうのは、
毎日、試験を受けて、
合否判定をされている
といっても、過言じゃない。
で、だいたい、中小零細弱小会社の
社長・経営者ってのは、不合格です。
日々、得られる利益は、
試験結果と同じ、ですからね。
ま、そもそも、
受験資格すらないっていう人も
多いような気もしますが。苦笑
利益が少ないのは、
あなたの実力が足りない、
ただ、それだけ、ですから。
景気のせいでも、時間のせいでも、
天候のせいでもありません。
消費税増税のせいでも、
ゾンビだらけの商店街のせいでも、
平日に人がほとんどいない
都心のビルのせいでもありません。
従業員が辞めるせいでも、
ダンナが浮気したからでも、
ないんですよ。
中小零細弱小会社の運命は、
99パーセント社長ひとりの
実力で決まる。
これなんですよね。
利益が出てないのは、
社長・経営者の実力が
ないだけ、の話。
それ以上でも、
それ以下でもありません。
従業員が辞める、
従業員が言うことを聞かない。
これだって、同じですよ。
従業員が辞めるのは、
99パーセント、社長の責任。
そして、それは社長の実力。
実力不足を受け止めなさい。
ついていきたい経営者だと、
思ってもらえなかった
自分の姿を反省しなさい。
そうじゃないと、
実力はつかないよ。
で、実力不足の経営者ほど、
あれやこれやに手を出します。
で、失敗します。確実に。
ボクは実力不足の経営者が、
あれもこれもに手を出すことを、
幸せの青い鳥症候群
と、呼んでいます。
幸せの青い鳥起業家の
典型的な症状をお伝えすると・・・
・商品・サービスを無駄に増やす
・新規出店を次々に進める・新商品開発を始めて種類を増やす
・今までの客層と異なる商品を取り扱う・すぐにあきる
・ダメなものを幸せだと誤認する・感情的になる
・新しいことを常にしたがる
・できていないことを直視しない
・同じことをするのが我慢できない・メンドクサイことはやりたがらない
・自分にとって都合の良い解釈をする・言葉に擬音が多い
・「とにかく」という言葉を多用する・落ち着きがない
・短期的効果しか目が向かない
・無駄に英語を使う・必要なところにお金を使わない、ケチ
・必要でないところにお金を使う
こんな感じ。
1つでも
当てはまったら要注意。
予備群です。
2つで、ほぼ確実。
3つ以上当てはまったら、
もう立派な、幸せの青い鳥症候群。
これに当てはまっていると、
稼げない社長・経営者に
一直線、です。
幸せの青い鳥を追って、
ずっと、変われない社長・経営者。
変われない人が社長の会社は、
社会をより、不幸にする。
残された道は2つ。
退場するか、変わるか。
このどちらかを
選ばなければならないのです。
幸せの青い鳥なんていない。
隣の芝生は青くない。
隣のお店も青くない。
自分の実力でしか、
利益は得られないのです。
ちなみに、幸せの青い鳥を
おっている経営者の会社は、
見事に、利益率が悪いのと、
離職率が高い、のです。
でね、稼ぐ経営者ほど、
やらないことを決めている。
売らないものを決めている。
んですよね。
やるべきことをやるために。
一点集中
これをやっているからこそ、
経営者としての実力、
これが格段に上がっていくんです。
考えてみると、
そりゃそうでしょ、
っという話。
複数のバラバラした商品を持ち、
そこに、自分のリソースを分散すれば、
その分、1つ1つにかけられる
リソースが薄くなる。
ので、結果、選ばれない商品、
お店になっていく、んです。
ボクらは、中小零細弱小会社、
ですから、リソース少な目、です。
だからこそ、
一点集中して、
闘っていかないと
ダメなのです。
例えば、パン屋さん。
パンの種類が増やしていったり、
イートインでランチバイキングをやる
パン屋は、
数字を見るまでもなく、
みじめな売り上げ・利益になる。
一方で、
食パンに絞ったパン屋、
メロンパンに絞ったパン屋、
カレーパンに絞ったパン屋、
クリームパンに絞ったパン屋。
絞り切ったからこそ、
圧倒的に選ばれる存在に
なるわけですよ。
和食、なんてざっくりしてるから、
選ばれないわけ、ですよ。
うなぎなら、うなぎに、
完全に絞り込む、のです。
カレー食べたいな、で、
なかなかファミレスには
行きません。
それなりの、
専門店にいくでしょ?
ボクらが、やるべきことは、
商品のラインナップを
増やすことではありません。
徹底的に商品を絞る。
一点集中で実力を投入する。
これしか、ないんです。
実力を上げるためには。
一点集中といえば、
出店エリアもそう。
ボク、ファシリとか
コンサルに入ると、
結構、店を閉めさせます。
遠いところにある店、
無駄でしかないですから。
実力が足りないんだから、
分散してどうする。
地域に集中して、
実力を一点集中です。
本社があるところだと、
そこから車で20分以上
かかるところ、全部閉鎖です。
無駄にしている時間も、
お金も、リソースも、実力も、
まったくないんですよ、
中小零細弱小会社。
でね、何に一点集中するか、
っていうのは、
ノブレス・オブリージュ
- noblesse oblige
この義務を果たすことが
できるものに、
そして、
自分が幸せにできる範囲内に、
徹底して、一点集中、なのです。
自分の本当の
才能・知識に気づいた人は、
その才能・知識を
社会に生かす責任を負うべきだ
ここに集中しないで、
あなたの人生、どうするの?
って、ボクは思います。
あなたが幸せにできる人、
どんな人ですか?
その中でも、
あなたが幸せにしたい人、
どんな人ですか?
具体的に、30文字程度で、
それぞれ文字化してください。
ここが明確でない、
ミッションがなければ、
ビジョンもない。
そんな経営者は、
従業員にとっても、
お客様にとっても、
まったく、まったく、
魅力的じゃないんです。
たとえ、会社に社長以外が
いなくなったとしても、
「俺だけはこれをやり遂げるんだ」
「私だけはこれをやり遂げるんだ」
という程度の覚悟がないと、
魅力的ではないのです。
一点集中できないのは、
覚悟がないからです。
自分の実力がないことが
露見しないようにしている、
ただそれだけ、です。
実力不足が分かっているのに、
実力を分散させていることに
気が付いているからです。
実力不足にビビるやつは、
社長でも経営者でもない。
ただの雑魚キャラ。
雑魚は不要です。
業界のたい肥には、
なるだろうけどね。
まずは、一点集中です。
深く穴を掘れ。
穴の直径は自然に拡がる。ーやずや創業者・矢頭宣男
これですよ、これ。
一点集中しないのは、
実力が分散し、自分も周りも、
不幸にしていくだけですよ。
それじゃあ、人生、
モッタイナイじゃないですか。
千里の道も、一歩から。
あなたがすべきことに
一点集中して臨んでいますか?
しっかりと本当の才能・知識、
丁寧に見つけ出していますか?
まずは、本当にやるべきことをやる。
全てはそこから、なんですよ、ほんと。
無駄なことをしている
余裕なんて、ボクらにはありません。
幸せにできる人で、
幸せにしたい人を
幸せにするために、
ボクらは、自分というリソースを、
ノブレス・オブリージュを果たす、
このために使うのですから。
【アクセス】ファシリテーション株式会社
地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F