売上9割減に直面している、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、課題解決の外部頭脳、
社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。
売上9割減ですよ。
1割減って9割に、
じゃなくて、
9割減って1割に。
しかも、その1割は、
2月上旬の話。
中旬以降、売上ゼロ。
来月も売上ゼロ見込み。
売上9割減。
利益10割減。
「いやぁ、新型コロナ、怖いっすね」
っと、明るく、
クライアントの社長から
電話がかかってきました。
うわっ、マジかよ・・・。
というところ。
新型コロナ、直撃です。
でね、売上9割減、
利益10割減でも、
クライアントがまだまだ
笑っていられる理由。
それは・・・
キャッシュの1年分確保
これをちゃんと
してくれているから。
1年間、売上がゼロになった、
っとしても、会社が維持できるだけの
キャッシュを持っておく。
そのためには税金も払う。
ということを、
かなり忠実に実践されています。
さらにいうと、
部門別会計になっているので、
部門ごとにしっかり、
1年分が確保されている。
ここがすごいところ。
全体でザックでも、
いいんですけど、ね。
ここは経営者の
性格の問題。笑
さらにね、
1年間売上がゼロであっても、
家族と生きていけるだけのキャッシュ
これも、社長個人として、
確保しておいてもらっています。
もちろん、超非常時には、
ある程度、会社には突っ込む、
ことにはなるんでしょうけど。
それぐらい、こだわって、
キャッシュを確保してもらう。
これを忠実にやってもらってます。
もっとも、今回、売上9割減、
になったのはあるインバウンド向けの
1つの部門だけ、なので、
その他の部門は生きているので、
全体としては大きすぎる影響はない、
というところなんですけどね。
主力5部門のうち、
1部門がなくなっただけ。
ま、撤退すればよいだけのこと。
グー・チョキ・
パー・チョキの原則
ってのがあります。
最初は1つの商品、
次に、関連する2つの商品で勝負。
で、そのあとは関連する
5つの商品で勝負しつつ、
ライフサイクルが終わって
3商品を捨てて、2商品に。
その後、1商品に絞って、
また新しいライフサイクルを
会社全体で描く・・・。
という、成長サイクルを
社長と一緒に描いているので、
ま、時機が来たんですね、
っという感じではあります、
お互いに、ね。
で、まぁ、こういう正しい判断、
これができるってのは、
キャッシュがあるから
に、尽きるわけです。
というのもね、
お金がないと
社長の判断は非常に鈍る
のです。
スピード感がなくなるし、
正しい選択ができなくなる。
だからこそ、
正しい判断を常にできる、
このために、1年分のキャッシュ、
この確保をしてもらうわけです。
危機管理ですよ、危機管理。
基本、お金と顧客データがあれば、
なんとかなるわけ、ですよ。
何が起きたとしても。
最悪、お金がなくなっても、
顧客データがあれば生み出せますが。
でね、
お金がないと、
社長は心を折りやすい
っというものあるので、
しっかりと、キャッシュの確保、
これはお願いしています。
ある社長が言いました。
「心が折れそうです」
と。
でもね、
心が折れそう、ということは、
まだ折れていない、
ってことなんですよ。
ここが正念場。
でね、本来は、
心は折れないのよ。
心は折ってしまうモノ。
他人に折られるような
ものじゃない。
折るのを決めるのは、
社長、あなた自身、なんですよ。
そして、
心を折ってしまった
のであれば、その犯人は
あなた自身なんですよ。
折れたんじゃなくて、
折った、わけです。
外的要因じゃない、
あくまでも、内的要因です。
心を折らなかった人だけが、
たどり着ける真の未来がある。
と、ボクは思うわけですよ。
千里の道も、一歩から。
明日から売上ゼロになったとき、
いったいあなたはどうしますか?
しっかり、正しい判断が
適切なタイミングでとれるように
まずはキャッシュを確保しましょう。
最低限、売上ゼロでも
3か月は耐えられるように。
会社も、プライベートも。
で、一番安心なのは、
1年以上のキャッシュを
確保しておく、ってこと。
これだけあるとね、
判断に間違いがおきない。
それぐらい人間って、
お金にとらわれている、
んですよね・・・。
にしても、やっぱり、
売上9割減、
っというのは恐ろしい。。。
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